転職エージェントを利用している皆さんの中には、
「面接が終わったけど転職エージェントに連絡したほうがいいのかな…?」
「面接の結果がわからないから安心するためにフィードバックが欲しいな…」
と考えている方も多いのではないでしょうか?
確かに面接後は合否が出るまで非常に不安ですし、面接の内容が良かったのかどうか気になりますよね。
実は転職エージェントは、面接後に連絡をして内容を伝えることでアドバイスなどのフォローを行ってくれるんですよ!
そこで今回は、転職エージェントの面接後フォローの種類から、フォローを受ける際のポイントまで詳しく紹介します!
5分程度で読み終わる内容にまとめてあります。
目次
転職エージェントの面接後フォローは転職に有利!
転職エージェントのサポート内容といったら、ヒアリングからの求人紹介や書類添削、面接のブラッシュアップなどがメインに思い浮かぶでしょう。
転職エージェントは上でも紹介した通り、面接後に連絡することで面接後のフォローを受けられます。
面接後のフォローを受けることで、面接の感触から分析した合否の可能性や、今後面接を行うときに活用できる反省点を見出すこともできます。
フォローの種類によっては、企業からの自分への印象をアップさせることもできますよ!
フォローの種類に関しては次の項目で紹介します。
面接後のフォローは2パターンある
実は転職エージェントで面接後にコンサルタントから受けられるフォローには、2つ種類があります。
- 転職エージェントからの直接のフォロー
- 転職エージェントから企業へのフォロ
以下で詳しく解説します。
転職エージェントからの直接のフォロー
まず一般的なのが転職エージェントの担当のコンサルタントに、直接フォローを依頼し、内容にフィードバックをもらうフォローです。
面接の内容を伝え、自分の感触や受け答えをもとに、コンサルタントが分析してくれます。
自分に求人を紹介してくれた担当者が、フォローしてくれますのでブレのないフォローが受けられますよ!
面接の内容を踏まえて次に今回の経験をどう活かしていくか、次に応募する求人の見極めも行ってくれますので、もしも面接の結果が良くなかったとしても安心です。
面接同行してもらえるサービスだとより◎
転職エージェントの中でも、一つの業界に特化しているような専門的な転職エージェントの場合、面接に同行してもらえることもあります。
面接に同行してもらえると、転職エージェントが直接雰囲気を体感していますから、より本格的かつ確実なフォローを受けやすいです。
もしも自分の利用している転職エージェントが、面接同行のサービスを提供しているのでしたら、利用しない手はありませんね。
転職エージェントから企業へのフォロー
もう一つは、転職エージェントから企業へのフォローです。
面接終了後に担当のコンサルタントが、企業側に連絡して面接の内容や感触について聞きだしてくれます。
自分では聞き出せない内容まで聞いてくれることもあります。
また面接で伝えきれなかった情報に関しても補足してもらえます。
企業からの面接での印象を聞ける
面接後に、「私の面接でしゃべった内容、悪印象じゃないかな…?」と不安になってしまう方もいるでしょう。
転職エージェントは面接が終わった段階で、利用者に対してどのような印象を抱いたのかも教えてもらえます。
不安も解消できますし、自分の受け答えがどんな印象を与えたかの指標にもなります。
こちらも自分一人では知りえない情報ですよね。
企業の採用担当者の印象は、他の企業でも同じように受け取られる可能性があります。
自分の立ち振る舞いは自分ではわかりませんから、第三者の意見というのは非常に貴重であるといえるでしょう。
転職エージェントの面接後フォローを利用するメリット
転職エージェントの面接後フォローはちょっと面倒…というかたもいるでしょう。
しかし、転職エージェントの面接後のフォローを受けることで、以下のようなメリットを得られる可能性が高いんですよ!
- 転職のプロの目線からのフィードバックを受けられる
- 企業側に選考に対する熱意が伝わりやすい
- 失敗したとしても次に活かせる
以下でメリットの内容について詳しく解説します。
転職のプロの目線からのフィードバックを受けられる
転職のプロである転職エージェントの目線からフィードバックを受けられるため、えっかがどうであれ次に活かす準備ができます。
面接が終了後、結果が待ち遠しくて友人に相談してしまう人も多いでしょうが、話しやすいとはいえ転職に関して詳しいわけではありません。
転職エージェントは転職の専門家ですから、相談することによって適切なアドバイスをもらえる可能性が非常に高いです。
複数に相談して意見をもらうよりも、時間がかからずに効率的です。
企業側に選考に対する熱意が伝わりやすい
こちらは企業へのフォローを依頼した時に生じるメリットです。
転職エージェントに面接後のフォローを依頼すると、もしも面接で何か伝えきれなかった場合、企業側と連絡を取った際に補足してくれます。
またその際に、「面接の際の印象はどうだったか」を聞いてくれます。
これにより、企業の採用担当者からの印象や評価がが上がることもあります。
「この転職者は選考に対してこんな熱意を持ってくれているんだな」というような、イメージアップにもつながります。
失敗したとしても次に活かせる
単純な話ですが、もしも選考を通過できなかったとしても、次の選考に反省を活かせます。
面接後にフォローを受けることによって、経験が新しい状態で自分の班性ができますから、今後どういう対策を立てていくかの方針を立てることもできます。
また、転職活動では週にいくつか面接日程を盛り込むことが多いです。
そのため、数日後に面接が控えていた場合、フォローで伝えてもらったアドバイスを活かすこともできます。
面接後に転職エージェントに伝えるべきポイント5つ
実際に面接終了後に転職エージェントに相談するにしても、どんなことを伝えればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか?
面接後フォローを受けるために、利用者が転職エージェントに伝えるべきポイントは、以下の5つです。
- 面接が終わった時点での志望度
- 面接の質問内容と自分の回答
- 面接の感触
- 面接で話せなかった内容
- フォローの依頼
以下で詳しく解説します。
面接が終わった時点での志望度
面接が終了した時点で、企業に対しての志望度がどれだけあるのかを伝えましょう。
志望度が低いのにも関わらず、フォローをしっかり行ってもらっても、内定を辞退することになる確率は高いです。
もちろん面接の内容についてのフォローは重要ですが、企業へフォローをしてもらうのははっきり言って無駄な時間になってしまいます。
また転職エージェントも複数の利用者をサポートしていますから、無駄に労力をかけさせてしまいますので、志望度をはっきり伝えておきましょう。
「ここの企業は受かったとしても内定辞退するかも」など内定を承諾する意思があるかどうかを基準にしていくと伝わりやすいのではないでしょうか?
面接の質問内容と自分の回答
企業から面接で聞かれた質問内容と、それに対する自分の回答を伝えましょう。
完璧でなくとも覚えている範囲で構いません。
面接で聞かれた内容に含まれている意図と、利用者の回答をもとにニーズに合った回答ができているかどうかの判定が付きます。
また質問内容に対する反応も合わせて伝えておくことで、事前に考えた回答を今後の面接で変更していくこともできますよ。
面接の感触
面接で質問内容に答えているときや、答えた内容に対する面接官の反応もしっかり伝えておきましょう。
反応を伝えることで、よりフォローを行いやすくなりますので必須であるといえるでしょう。
自分の主観なので偏りがあるかもしれませんが、感じた通りに伝えるようにしましょう・
面接で話せなかった内容
面接は誰しも緊張しますから、予想していた質問が来たとしても、用意していた内容を十分に話すことができません。
面接で話せなかった内容も、転職エージェントに伝えるようにしましょう・
上でも紹介しましたが、面接後のフォローの中には企業に面接内容について補足してくれるものもあります。
話せなかった内容が、面接官からの印象をいい方向に変えることができるものであった場合、損ですよね。
話せなかった内容もしっかり伝えておくことで、よりいいフォローを受けることができるようになる可能性が高いのです。
フォローの依頼
これは当然のことですが、フォローの依頼はしっかりと言葉にしておきましょう。
担当のコンサルタントにもよりますが、中には転職者の意図を読み取ることができず、フォローまで気が回らない人もいます。
「(面接内容)~でしたので、今回の面接に対してのアドバイスをいただきたいです。」のように、はっきりとフォローが欲しいことを伝えましょう。
フォローを当然のものとして捉えずに、受け身の姿勢になりすぎないようにしましょう。
転職エージェントから面接後フォローを受けるときの注意点
転職エージェントで面接後にフォローを受けられるといっても、やはり利用する際に注意すべき点を考慮しておく必要があります。
注意すべき点は以下の通りです。
- 連絡はその日のうちに行う
- 面接での感触を盛りすぎない
- フォローを次にどう活かしていくかを考える
以下で詳しく解説します。
連絡はその日のうちに行う
転職エージェントへの連絡はその日のうちに行うようにしましょう。
すぐに連絡しないと、面接で得た情報や記憶が薄れてしまいます。
記憶が新しいうちに、転職エージェントに連絡して面談の内容を伝えるようにしましょう。
時間が空いてから伝えるとなると、自分の記憶が変化していて当時の状況を間違って伝わってしまい、適切なアドバイスが受けられない可能性もありますので気を付けましょう。
営業時間を過ぎている場合は翌営業日までに
もしも面接の日程が土日の場合や、夜で転職エージェントに連絡が取れない場合は、翌営業日に必ず電話するようにしましょう。
その際は、ノートに伝えたい内容をまとめておいて、当時の状況をそのまま伝えられるように情報を残しておくことをおすすめします。
メールでも連絡が取れるのでしたら、メールで事前に送っておいて、電話でも伝えるのもいいでしょう。
面接での感触を盛りすぎない
面接での感触を伝える際に、自分に都合のいいように話を盛らないようにしましょう。
中には転職エージェントからの良いコメントが欲しくて、「感触が良かった」と伝えてしまう人もいます。
ありのままを伝えなければいけませんから、悪いことも包み隠さず伝えるようにしましょう。
フォローを次にどう活かしていくかを考える
フォローを受けっぱなしではなく、それを次の面接にどう活かしていくかも考えるようにしましょう。
せっかくフォローしてもらっても、次に活かすために活用できなければ意味がありません。
フォローをもらったら次の面接ではどんな対策を取るべきかの、作戦タイムを設けるようにしましょう。
もしも自分の考えた作戦に不安があるのであれば、転職エージェントに方向性について相談することをおすすめします。
面接後フォローのある転職エージェント
この記事を読んでくださっている方の中には、転職エージェントを利用する前で、どの転職エージェントが面接後のフォローを提供しているのか知りたいという方もいるはず。
そこで以下では、面接後フォローのある転職エージェントを2つ紹介します。
今利用している転職エージェントから乗り換える先を探している方も、参考にしてくださいね!
リクルートエージェント
リクルートエージェントは大手人材紹介会社リクルートが提供している転職エージェントです。
長年転職者のサポートを行ってきているため、サポート能力や企業とのつながりが強く、転職活動をするならまず登録しておいて損はない転職エージェントです。
面接後には面接の感触をアンケートで回答し、コンサルタントに伝えられます。
フォローが欲しい場合は合わせて伝えるとよいでしょう。
DODA
DODAはリクルートエージェント同様に大手の転職エージェントです。
面接対策はもちろんのこと、DODAの関係の深い企業であれば面接に同行してもらうことも可能です。
その場で聞くだけに徹してくれるので、面接に深く関与してこないのも魅力です。
同席を望まない場合は、同席を断ることも可能です。
DODAは求人数も豊富ですから、こちらも登録しておいて損はありません。
転職エージェントの面接後フォローを有効活用して転職を有利に進めよう
いかがでしたか?
転職エージェントは無料で利用できるサービスだからこそ、内定を左右する面接のフォローは必要不可欠です。
結果を待つ前に、しっかりと振り返って次に活かせるように、転職エージェントにフォローを依頼するようにしましょう。
しかし任せっきりではなく、自分でももらったアドバイスをどう生かしていくのかをしっかりと考えていきましょう。
今回この記事で紹介したような転職エージェントの他にも、まだまだ面接後フォローを行っているサービスはあります。
複数のサービスを併用して、自分に合ったエージェントを見つけていくのもいいでしょう。
内定を獲得できるように、面接後のフォローを有効活用していきましょう!