三菱食品は国内外の加工食品や酒類、菓子類などの卸売や物流事業を行っている会社です。
三菱商事系列の会社なので、給与面や福利厚生面などの待遇が優れていますが、どのようにして転職したらいいか知っているでしょうか。
今回は三菱食品に転職を考えている方の為に、三菱食品の評判や年収、待遇などを紹介しますので参考にしてみて下さい。
目次
一目で分かる三菱食品の評判
年収は高い? | ◎ |
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残業は少ない? | ◯ |
福利厚生は充実している? | ◎ |
仕事のやりがいはある? | ◯ |
スキルアップにつながる? | △ |
職場の雰囲気はいい? | ◯ |
中途採用しやすい? | ◯ |
三菱食品はどんな会社?
会社名 | 三菱食品株式会社 |
---|---|
設立 | 1925年3月13日 |
資本金 | 106億3千万円 |
従業員数 | 4,428名 |
本社所在地 | 東京都大田区平和島6丁目1番1号 |
代表者 | 森山透 |
事業内容 | 国内外の加工食品、低温食品、酒類及び菓子の卸売、物流事業及びその他サービス等 |
事業方針・経営理念
- 所期奉公
- 処事光明
- 立業貿易
三菱食品は、所期奉公・処事光明・立業貿易の3つの企業理念を掲げ、人々の食と暮らしの中核を担う企業として社会に貢献しています。
この企業理念は「三綱領」と呼ばれ、三菱四代社長岩崎小彌太の訓諭がもとになっています。
所期奉公とは、豊かな社会を実現すると同時に地球環境の維持にも貢献するという意味が込められている企業理念です。処事光明は、事業活動の公開性や透明性を守るという意味があります。
立業貿易とは、日本だけでなく世界や宇宙を視野に入れた事業展開を図るという意味が込められています。
このような企業理念のもと、三菱食品では従来の中間流通というポジションから中核企業として、明日の社会を創造している企業です。”
事業内容
- マーケティング
- マーチャンダイジング
- 商品開発
- グローバルネットワーク
マーケティング
マーケティングでは、小売業などの取引先に向けて食市場のメガトレンドを的確に予測し、シニア対応の商品や働く女性に向けた商品、増税時の対応などさまざまな提案を行っています。さらにライフスタイルや商品の多様化する中で、消費者のニーズをとらえる為の分析も行っています。
マーチャンダイジング
幅広いネットワークを駆使して、加工食品や冷凍食品、チルド食品や生鮮食品などさまざまな商品を生活者のニーズに合わせて提供している活動がマーチャンダイジングです。三菱食品では専門知識を持った社員が市場のニーズに合わせて的確な商品の提案を行っています。
商品開発
オリジナルブランドやメーカーとの共同開発、名店や地域とのコラボレーションによってさまざまな商品を開発しています。三菱食品には生活者のニーズに合った商品を開発できる企画力があります。
グローバルネットワーク
三菱商事グループのネットワークを活用して、世界各地から酒類や菓子類、加工原料などを輸入しています。また、海外進出している小売業者に対して支援を行うとともに、アジア市場などへの事業展開も活発です。”
売上
三尾食品の2019年3月期連結の売上高は、2兆6203億円を突破しており、国内の食品卸業界では第一位を誇っています。
営業利益も167億を超えているので、経営状況は良好です。三菱食品では毎年賞与・ボーナスもしっかり支払われ、年次昇給も行われているので、転職すれば安定して収入を増やせる可能性が高いです。
さらに目標に掲げている売上高3兆円に向けて、食品市場に新たな価値を生み出すバリューチェーン・コーディネーターの創造に取り組んでおり、今後の事業拡大への見通しも明るいといえるでしょう。
従業員数
三菱食品の従業員数は単独で4,428名です。
従業員はそれぞれ加工食品事業や低温食品事業、酒類事業や菓子事業などに分かれて業務を行っています。
三菱食品では中途採用も必要に応じて行っているので、スキルや経験の豊富な転職者には、採用の門戸が広い企業であると考えていいでしょう。
三菱食品の転職難易度
三菱食品に転職するポイントは、一定の資格や経験を持っていることです。
また中途採用は必要に応じて行っているので、自分が希望する職種が募集されていないこともあります。自分が希望している職種の募集があるかどうかきちんと確認してから、応募するようにしましょう。
また職種によって必要な資格や経験は異なるので、応募の段階で一定の線が引かれてしまうことを理解することが大切です。
募集している職種は、営業やロジスティクス、マーケティングや経理、システムなどのキャリア職なので、それぞれの職種に合わせて自分の強みをアピールすることが三菱食品に転職するためのポイントであるといえます。
三菱食品の年収は平均630万円程度
三菱食品で働く社員の平均年収は、2014年度で630万円程度の実績があります。
転職による途中入社の場合、大卒基本給が205,000円に設定されており、スキルや経験によって年収を上げることができます。
また通勤手当や残業手当、住宅手当などの諸手当も充実しているので、上場企業の中でも年収は高めです。
三菱商事系列の中では平均的な年収ですが、食品卸のトップである三菱食品はさまざまな事業展開を行っているので、今後も業績が伸びれば年収アップも期待することができます。
転職後の昇給はしやすい?
三菱食品は従業員が多く、管理職のポストも充実しているので、キャリア職であれば部署にもよりますが、上司の評価が良ければ昇給できるチャンスが高いです。
中途採用で入社した場合は、即戦力として求められていることが多いので、求められているレベルのスキルや経験があれば、すぐに昇給できる可能性があります。
また業績の伸びも好調なので、年次昇給も順調に行われています。
ボーナス・賞与は貰える?
三菱食品では毎年必ずボーナス・賞与が支給されています。
業績に応じてボーナス・賞与が支給されるので、中小企業に比べるとボーナス・賞与の高さを実感することができます。
自分の仕事の成果をしっかり上司にアピールすれば、ボーナス・賞与のアップに繋がる傾向です。
職種や評価によってボーナス・賞与額は異なりますが、一般的に3カ月~5カ月分支給されています。
三菱食品の福利厚生は充実している?
三菱食品は三菱商事系列ということもあり、福利厚生が充実しているという特徴があります。
その他にも残業手当や住宅手当などが充実しているので働きやすい環境です。
福利厚生
- 社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
- 会員制福利厚生サービス(ベネフィット・ステーション)
- 社員教育・自己啓発制度(入社後、本社での座学研修他)
三菱食品では上記のような福利厚生が完備されています。会員制福利厚生サービスであるベネフィット・ステーションは、提携している宿泊施設を会員価格で利用することができます。
他にも映画鑑賞やエステサロンなどを割引価格で利用することができるので、日々の生活を充実させることが可能です。
また結婚相談所の利用や住宅購入などにも利用することができます。
三菱食品の休日・休暇制度は整っている?
基本的に完全週休二日制で、土日も稼働している部署はシフト制で休暇を取っています。
祝日や年末年始の休暇以外にも、年次有給休暇や慶弔休暇、特別有給休暇などがあります。
さらにワークライフバランス推進有給休暇などの積立年次有給休暇があるので、まとまった休みを取りやすく家族との時間やプライベートの時間を確保しやすい環境です。
また、産休や育休制度も充実しているので、子育て中の女性社員も働きやすい環境になっています。
他にも介護休業もあるので、家族に介護者がいる方でも働きながら介護を行うことができます。
三菱食品の残業時間は多い?
残業時間は、まったく残業がない部署から一定の残業が発生してしまう部署までさまざまです。
営業部門が比較的残業が多く、担当企業によっても異なりますが、残業は平均で30~40時間です。
ただし残業時間はパソコンのログで管理されているので、申請すれば残業した分の残業代をもらうことができます。
子育て中の女性社員の中には時短勤務を利用している方もいるので、時短勤務を活用している人は残業がありません。
このように三菱食品では社員のライフスタイルに合わせて働くことができる環境が整えられています。
三菱食品へ転職するまでの流れ
- 公式サイト・転職サイト・人材紹介会社からエントリー
- 書類選考
- WEB試験
- 一次面談
- 二次面談
- 三次面談(※状況により)
三菱食品へ転職する流れは、下記の通りになっています。
転職する場合の応募方法は、公式サイトや転職サイト、人材紹介会社からエントリーの3種類がありますが、どこから応募しても同じように選考されるので、公式サイト以外から応募しても不利になることはありません。
基本的に一時面談と二次面談によって合否が決まりますが、転職時期や職種によっては三次面談まで進むこともあります。
選考から合否までの期間は、約1ヶ月半程度かかるのが一般的です。
三菱食品へ転職した人たちの口コミ・評判
年齢 | 33歳 |
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性別 | 男性 |
前職 | 食品流通の事務職 |
転職理由 | 仕事の幅を広げたかったため |
年齢 | 27歳 |
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性別 | 男性 |
前職 | メーカーの営業職 |
転職理由 | 食品流通の仕事に興味があったため |
大手企業におすすめの転職サイト・エージェント
三菱食品に転職したいと考えているのであれば、転職サイト・エージェントを利用するのが最適です。
なぜ転職サイト・エージェントを利用するのがいいかというと、転職のプロであるコンサルタントと相談しながら転職活動を行うことができるからです。
転職コンサルタントは、企業が求めている人物像を事前に聞き出すことができるので、的確なアドバイスをもらえるのですね。
さらに職務経歴書の効果的な書き方や面接のアドバイスももらうことができるので、三菱食品に転職する際は利用するのがいいでしょう。
ただし掲載される求人は時期によっても異なりますので、非公開求人を含めて三菱食品の案件があるかは、エージェントから最新の情報をもらうようにしましょう。
doda
dodaは常時50,000件以上の公開求人を取り扱っている大手転職サイトであり、非公開求人も充実しています。
三菱食品のような大企業の求人は非公開求人扱いとなっていることが多く、三菱食品への転職を考えているなら登録する価値はあるでしょう。
dodaの転職支援サービスに関しては、複数の転職エージェントと提携しており、登録情報をチェックしたエージェントから声がかかるシステムとなっています。
食品業界への転職を希望している場合は食品業界に特化した転職エージェントから声がかかることも多く、転職のプロから転職支援を受けたい時に便利なサービスと言えるでしょう。
リクナビNEXT
リクナビNEXTは業界最大手の転職サイトです。業界最大手という強みを活かして、80%以上の案件を独占案件にすることができています。
また信用力が高いリクナビNEXTは、求人数が多いという特徴もあります。毎週1,000件以上の新着求人が更新されているので、自分に合った求人を見つけやすいです。実績も豊富にあるので、転職希望者のさまざまな要望に対応することができます。
他にもリクナビNEXTを活用すればリクナビNEXTジャーナルというサイトを利用することが可能です。リクナビNEXTジャーナルとは、キャリアやビジネスに関するニュースなどがコラムになっているので、転職を進めていく上での疑問点や悩みなどを解消させる効果があります。
さらにリクナビNEXTでは、転職希望者の強みを診断し、それを企業に伝えられるグッドポイント診断を利用することができます。
エン転職
エン転職は第二新卒や未経験者もOKな求人も多く取り扱っているので、おもに20代~30代前半の転職希望者が利用することが多いです。
エン転職の特徴は、求人企業の細かな情報を教えてもらうことができる点です。
さらに企業によっては書類選考免除や面接時交通費支給などの特典付きスカウトメールをもらうことができます。
他にも専用スマホアプリがあるので、気になる求人をチェックしたり、スケジュールを管理することが可能です。エン転職が取り扱っている求人の特徴は、サービス業やメーカー、ITの業種が多く、年収は300万~499万円の求人が多いです。
またエン転職では人材紹介サービスも行っており、このサービスを利用すれば専任のコンサルタントが付いて、非公開求人を紹介してもらうことができます。面倒な手続きも代行してもらえるので、スムーズに転職手続きを行えます。
ハイキャリアにおすすめの転職サイト・エージェント
ハイキャリアの転職をする際におすすめの転職サイト・エージェントも見ていきましょう。
紹介するのは、大手求人や好待遇の求人を多く扱うハイキャリア転職を得意とする転職エージェントです。
三菱食品のような質の高い求人の紹介を特に期待できる転職サポートサービスですから、非公開求人の内容を確認するためにも登録してみることをおすすめしますよ。
ビズリーチ
ビズリーチは、ハイクラス層の転職支援に特化した転職エージェントサービスの一つです。
年収1000万円以上の求人が30%以上もあり、転職で高年収を狙っていきたい方には最適です。
特に40~50代の転職を得意としていますので、ミドル層の転職希望者に特におすすめです。
食品業界の求人も多く、三菱食品のような大手の好待遇案件が集まっています。
JACキャリア
JACキャリアは、20代のハイクラス転職に強い転職エージェントサービスです。
ハイクラス転職はミドル世代というイメージが強い中、若手世代の転職に力を入れているのがポイントですね。
取り扱い求人の質も高く、食品系の求人も取り扱いがあるので三菱食品の案件も紹介してもらえる可能性がありますよ。
20代でも転職でキャリアアップしたい、初めての転職だけど失敗はしたくない、という方にピッタリのサービスです。