みずほフィナンシャルグループは、個人や企業の資産運用や資産承継などのサポートを行っています。
さらにグローバルに展開している企業に対して、金融の面からさまざまなアドバイスを行う総合金融グループです。
今回はみずほフィナンシャルグループに転職したい方に向けて、年収や転職難易度、評判などについて解説していきます。
またおすすめの転職サイトやエージェントも紹介しますので、参考にしてみて下さい。
目次
一目で分かるみずほフィナンシャルグループの評判
年収は高い? | ◎ |
---|---|
残業は少ない? | △ |
福利厚生はどれくらい充実している? | ◎ |
仕事のやりがいはある? | ◯ |
スキルアップやレベルアップにつながる? | ◯ |
職場の雰囲気は良い? | ◯ |
中途入社しやすい? | ◯ |
みずほフィナンシャルグループはどんな会社?
会社名 | 株式会社みずほフィナンシャルグループ |
---|---|
設立 | 2003年1月8日 |
資本金 | 2兆2,562億円 |
従業員数 | 1,359人 |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町1–5–5(大手町タワー) |
代表者 | 坂井 辰史 |
事業内容 | リテール・事業法人に対して資産運用や資産承継 大企業や金融、公共法人カンパニーに対して金融ソリューションを提供 その他、日系企業が海外進出する際の情報提供、金融市場動向の詳細な分析・予測など |
事業方針・経営理念
- お客さま第一 ~未来に向けた中長期的なパートナー~
- 変革への挑戦 ~先進的な視点と柔軟な発想~
- チームワーク ~多様な個性とグループ総合力~
- スピード ~鋭敏な感性と迅速な対応~
- 情熱 ~コミュニケーションと未来を切り拓く力~
みずほフィナンシャルグループでは上記のような基本理念をもとに、日本だけでなくアジアや世界の発展に貢献し、グローバルに展開している総合金融グループです。
顧客に対して信頼できるパートナーであり続けるために、豊かな発想力と幅広い取引によってサービスを提供しています。
スピーディーに変化していく経済や社会情勢の情報をいち早くキャッチすることができるので、革新的で最適な金融サービスを提案することが可能です。
常に「お客様第一」で行動し、金融のエキスパート集団として高い専門性を活かしながらチームワークを発揮していきます。
事業内容
みずほフィナンシャルグループは、主にリテール・事業法人部門と大企業・金融・公共法人カンパニー部門の二つに事業内容を分けることができます。
リテール・事業法人部門はさらに個人と中小企業の二つに分けることができ、個人の顧客には資産運用や資産承継に関するサービスを提供し、中小企業には事業拡大や海外展開などを提案したり、ニーズに応じて事業承継などのサポートを行っています。
大企業・金融・公共法人カンパニー部門で提供しているサービスは、資金調達や運用、経営や経済戦略です。
企業の経営に関するさまざまな問題を金融のプロとしてその解決策を提供しています。
他にもみずほフィナンシャルグループでは、グローバルに展開している企業に対して、グローバルコーポレートカンパニー部門やグローバルマーケッツカンパニーが対応することができます。
グローバルコーポレートカンパニー部門は、日系企業が海外進出する際に情報提供などのサポートを行います。
グローバルマーケッツカンパニーでは、セールス&トレーディング業務の一環として金融市場動向の詳細な分析や予測をして顧客の利益を追求しています。
さらにみずほフィナンシャルグループには、運用ニーズに合わせて最適な商品やサービスを提供しているアセットマネジメントカンパニー部門や、グループ全体のプラットフォーム的な役割を果たすグローバルプロダクツユニット部門、環境・社会保障・IT等など、さまざまなコンサルティング機能を提供しているリサーチ&コンサルティングユニット部門があります。
みずほフィナンシャルグループでは、これらの部門が相互に結び付くことによって、顧客に対して最適な金融サービスを提供することができています。
売上
みずほフィナンシャルグループは、平成31年3月第2四半期決算の売上高が1,994,087百万円を突破しています。
経常利益も466,912百万円を突破しているので、安定した利益を出している企業であるといえます。
したがって給料も大企業にふさわしい金額が支払われており、賞与やボーナスもきちんともらうことができるようです。
このようにみずほフィナンシャルグループは、売上がしっかりと出ている企業であるといえるので、転職をしたら安定した収入を得ることができます。
また昇給制度もしっかりとしている企業なので、成果を上げれば上げた分だけ正当な評価を受けることができるでしょう。
従業員数
みずほフィナンシャルグループの従業員数は1,359人です。
単体での人数は1,359人ですが、みずほフィナンシャルグループおよび連結子会社の従業員数を合計すると59,179人にもなります。
このようにグループ会社や連結子会社を入れると6万人近くの従業員が在籍しているので、グループ会社や連結子会社への転職は比較的間口が広いといえます。
みずほフィナンシャルグループの転職難易度
みずほフィナンシャルグループへの転職を考えているのであれば、証券会社などの金融経験が必須であるといえます。
それに加えてグローバルビジネスに対する豊富な知識やデジタルイノベーションに対する高度なスキルも必要です。
さらに数字の扱いが得意で、クライアントと円滑なコミュニケーションを取れる人材を求めています。またグローバルビジネスを取り扱うことが多いので、英語の高いスキルも必要です。
このようにみずほフィナンシャルグループへ転職するには、さまざまなスキルが必要なので転職難易度は高いといえるでしょう。
みずほフィナンシャルグループへの転職が向いている人とは、守られた環境でさまざまなスキルを磨きながら働きたい人やグローバルに活躍したい人、金融業での勤務経験がある人です。
みずほフィナンシャルグループの年収は平均990万円程度
みずほフィナンシャルグループで働く社員の平均年収は、2017年時点で990万3000円、生涯年収(生涯賃金)は3億2923万3596円になります。
業種別の平均年収ランキングでもトップ10の中に入っており、転職をすれば高い収入を得ることができます。
平均年収の推移もここ10年間はあまり変動がないので、安定した収入を得ることができます。みずほフィナンシャルグループの年齢別の平均年収を見てみると、30歳が699.7万円で35歳が839.9万円、40歳が962.4万円です。
みずほフィナンシャルグループでは年齢が上がるごとに年収がアップしていくので、45歳では1000万円越えの1087.6万円、50歳では1159万円と年収がピークとなり、55歳では少し下がりますが975.6万円の平均年収となっています。
年齢別の平均年収を見てみても、他の上場企業より高い年収を得ていることがわかります。
転職後の昇給はしやすい?
みずほフィナンシャルグループでは、昇給を年1回行っています。
昇給の基準は個々に設定された目標に到達できたかどうかが基準となるので、会社が求めているスキルの条件に満たしているのであれば、転職後であっても昇給しやすいといえます。
査定制度もしっかりしているので、頑張り次第では役職に就くことも夢ではありません。
ボーナス・賞与は貰える?
みずほフィナンシャルグループの賞与は年2回です。
業績に応じて賞与金額も変動していくので、グローバルに拡大しているみずほフィナンシャルグループでは、今後賞与アップも期待できそうです。
みずほフィナンシャルグループの福利厚生は充実している?
みずほフィナンシャルグループの福利厚生は、各種社会保険を完備している他、持株会制度などがあります。
他にも育児中の社員が安心して働けるように事業所内に保育所を設置したり、ベビーシッターを利用する際に割引制度が活用できる制度などを整えています。
さらに社員ごとのニーズに応じて住宅関連の福利厚生も充実しているという特徴があります。
住宅関連の福利厚生とは、例えば実家が遠方にある社員に対して独身寮を提供したり、家族がいる社員には、家族寮や借り上げ社宅などを提供したりして、住宅に関する補助を行っています。
他にも財産形成支援制度や余暇支援制度などがあり、福利厚生は他の上場企業に比べても充実しているといえるでしょう。
みずほフィナンシャルグループの休日・休暇制度は整っている?
みずほフィナンシャルグループの休日は、基本的に土日祝日休みの完全週休二日制です。
その他の休日はカレンダー通りに有給休暇もしっかりともらうことができます。
また有給休暇以外にも年に1回、5日間と2日間を連続して休暇を取る制度の連続休暇やスポット休暇の取得を促しています。
さらにリフレッシュ休暇やボランティア休暇、自己啓発休暇などの休暇制度が整っており、休暇を取りやすい環境であるといえます。
みずほフィナンシャルグループでは、育児をしている社員に対して手厚いフォローがあり、女性社員の産前産後休暇と育児休暇の取得はもちろん、男性社員に対しても育児休業休暇の取得を促しています。
他にも男性社員には配偶者の出産に際して、最大5日間の休暇を申請できる配偶者出産休暇という制度もあります。
みずほフィナンシャルグループの残業時間は多い?
みずほフィナンシャルグループの残業時間は、配属される部署によって異なります。
例えば営業の部署に配属されれば、顧客の都合に合わせて仕事を進めていくことになるので、必然的に残業が多くなる傾向です。
ただし、みずほフィナンシャルグループでは社員のワークライフバランスの改善を図るため、勤務時間に関するさまざまな取り組みを行っています。
例えば社員の生産性を高めるためにフレックスタイム制度や時差勤務制度などを導入して、柔軟な勤務時間を認めています。
これらの制度を導入することは、社員の生産性を高めるだけでなく、育児や介護によって時間に制限がある社員にも働きやすい環境を提供しているといえるでしょう。
さらに育児や介護をしている社員に対して、リモートワークという働き方も推進しています。
これらの取り組みの他に、資料のペーパーレス化やTV電話を活用した遠隔地からの会議参加などによって残業時間の削減を目指しています。
みずほフィナンシャルグループへ転職するまでの流れ
- 公式サイトや転職サイト、人材紹介会社からエントリー
- 書類選考
- 適性検査
- 一次面接
- 二次面接
- 三次面接(状況により)
- 内定
みずほフィナンシャルグループへの転職の流れは上記の通りです。
応募方法には公式サイトからの応募以外に、転職サイトや人材紹介会社からの応募がありますが、どのルートからでも合否には影響がないので、自分の都合のよいところからエントリーするようにしましょう。
みずほフィナンシャルグループへ転職した人たちの口コミ・評判
28歳 女性 証券会社
みずほフィナンシャルグループへの転職におすすめ転職サイト
みずほフィナンシャルグループへ転職したいと考えているなら、転職サイトや転職エージェントを活用するのがおすすめです。
転職サイトや転職エージェントを活用すれば、専任のコンサルタントから転職に関してさまざまなアドバイスをもらうことができるからです。
エン転職
エン転職はエン・ジャパンが運営する転職サイトで、取り扱っている求人も増えている伸び盛りの転職サイトであるといえます。
エン転職の特徴は、未経験者でも応募できる求人が80%程度あることです。
このことから未経験の業種や職種にもチャレンジしやすいということがわかります。
doda
dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する転職サイトで、求人数が他の転職サイトに比べて多いという特徴があります。
dodaの求人数が圧倒的に多い理由は、転職サイトと転職エージェントが一体化しているからです。
そのことによって転職エージェントが取り扱っている非公開求人も条件が合えば応募することができます。
dodaの求人は未経験者歓迎の求人が非常に少ないので経験者向けの転職サイトであるといえます。
32歳 男性 外資系コンサル