社会人になって欠勤することがあっても、無断欠勤したと言える人は多くないですよね。
実際には無断欠勤を経験したことがある人も少なくないようです。
しかし無断欠勤を繰り返していると、懲戒解雇になってしまうこともあり、絶対にしてはいけません。
そこで今回は無断欠勤しないための方法について、お話していこうと思います。
目次
社会人で無断欠勤をしてしまう理由あるある
社会人で無断欠勤してしまったことがある人は、少なくないようです。
無断欠勤は決して良いことではありません。しかし様々な理由があるようです。
寝坊という範囲を超えて、起きたら終業時間を超えていた場合。
会社に行く気が起きない、ストライキ、仕事のミス後の出勤が怖いなど、意図的に無断欠勤する場合。
寝坊などの不可抗力で無断欠勤になってしまった場合など様々です。
超寝坊して目が覚めたら終業時間を過ぎていた
起きたら、終業時間を過ぎていて無断欠勤をしてしまったという人もいるようです。
もちろん社会人として寝坊も無断欠勤もあってはいけません。
しかし、業務量が多く残業が続いしまい疲労が溜まっていたという場合もあります。
疲れが溜まりすぎている場合や、寝不足の場合にはどこかで休暇をもらうことも必要です。
また寝坊からの無断欠勤の場合には、気づいた時点で電話連絡を入れ、無事である報告をするようにしましょう。
会社に行く気が起きないから
なんとなく会社に行く気が起きないことからの、無断欠勤をしてしまう人もいるようです。
この場合、メンタル面に不調をきたしており、電話や連絡をすることができなかったという人もいるかもしれません。
会社に行く気が起きないときには、最低限心配をかけないためにも連絡を入れるように心がけましょう。
会社の方針に対するストライキ
会社の方針に対するストライキの意味で、無断欠勤をすることもあります。
会社の労働条件や給与の改善などの申し出をしても改善されない場合など、ストライキを起こすことがあります。。
仕事のミスで出社するのが怖い
仕事でミスをしてしまい、出社が怖くて無断欠勤してしまったという人もいます。
仕事で大きなミスをしてしまうと、怒られるのが怖いと行きたくないと思ってしまうでしょう。
しかしそこで無断欠勤をしてしまうと、さらに怒られてしまうことになるのでなるべく出社するようにしましょう。
このように無断欠勤と言っても、色々な理由があるようです。
しかしどのような理由でも基本的に無断欠勤は良いことではないことを理解しておきましょう。
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会社の無断欠勤が続くと懲戒解雇になる
色々な理由で無断欠勤をしたことがあることがわかりましたが、あまりに無断欠勤が続くと懲戒解雇、つまりクビになってしまう可能性もあります。
無断欠勤一回目でいきなり懲戒解雇になってしまう可能性は低いですが、減給処分やボーナスカットの対象になってしまう可能は大いにあります。
無断欠勤をするにはリスクがあります。
許してくれるからと甘えるのではなく、一度でもしてしまったことを反省することが大切です。
数回までなら許してくれるところも
多くの会社が、一度の無断欠勤で懲戒解雇にはならないようです。
また数回までなら許してくれるところもあります。
普段から頑張っていると認めている人や、一回目であれば数回は許してはくれますが、あまりに続くと懲戒解雇処分になってしまう可能性もあります。
許してくれると甘えるのではなく、しっかりと反省をして二度目のないようにしましょう。
解雇まで行かなくても減給処分になるかも
懲戒解雇にならなくても、減給処分になったり評価が下がってしまう可能性があります。
懲戒解雇は最悪の処分ですが、減給もかなり大きな処分と言えます。
しかしそれだけ無断欠勤はあってはならないことなのです。
減給処分も痛いことには変わりありませんが、懲戒処分にならないだけでもありがたいと考えるべきでしょう。
ボーナスの金額も減る可能性がある
減給と同様に、評価が下がることでボーナスも下がる可能性があります。
減給になった場合に基本給が下がるため、ボーナスの金額も減ってしまうことも予想されます。
またボーナスは会社からの評価でもあるので、無断欠勤が続くことでカットされてしまうこともあるのです。
多くの会社で、数回の無断欠勤では懲戒解雇にはしていないようです。
初回で、いきなり何らかの処分を下すことも少ないようですが、数回続くことで減給やボーナスの減額などの処分を課す場合も大いにあります。
しかし無断欠勤を繰り返してもなお、雇用を継続してくれることにむしろ感謝しなければいけないこともあるようです。
無断欠勤をしっかりと反省して、繰り返さないようにしましょう。
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ケース別無断欠勤した時の対処法
色々な理由で、無断欠勤していることがわかりました。
体調不良の場合やミスを怒られるのが怖いなど、無断欠勤の理由により対処法は異なります。
そこでここからは無断欠勤をした理由から対処法を見ていきます。
本当に体調が悪くて連絡できなかったとき
本当に体調が悪過ぎて、連絡ができなかった場合の無断欠勤の場合には、体調が落ち着いたタイミングでまずは連絡を入れるようにしましょう。
必ず病院へ行き、診断書が必要な場合には提出できるようにしましょう。
ただ「体調不良でした」ではなかなか信用してもらえないこともありますが、診断書を提出することで信用してもらえる可能性もあります。
また体調不良の場合には、必ず診断書の提出を求めている会社もあるようです。
仕事のミスで怒られるのが怖くて欠勤したとき
仕事のミスで怒られるのが怖くて無断欠勤をした場合、メールでも電話でもまずは連絡を入れましょう。
そして出勤した際には、必ず本当のこと「怖くて休んでしまった」ということを話して謝罪するようにしましょう。
嘘をついてしまうと、さらに怒られてしまう種になってしまうので、絶対にやめましょう。
そしてきちんと迷惑をかけた上司や同僚に謝罪をしましょう。
メンタルの不調で無断欠勤したとき
メンタル面の不調で無断欠勤した場合、その旨を会社に伝えて早めに病院やカウンセリングに行くことをおすすめします。
メンタル面の不調は、体調にも大きく影響してしまうこともあるので、早めの対処が必要です。
また会社によっては有給にしてくれるところもあるので、相談するようにしましょう。
無断欠勤をしてしまったら、まずは謝罪することが大切です。
無断欠勤により上司だけでなく同僚にも迷惑をかけてしまっている場合が多く、たくさんの人に謝らなければならないかもしれません。
しかし体調やメンタルの不調で無断欠勤になってしまった場合には、早めに会社や病院に相談し、その後の行動を決めることが大切です。
無断欠勤をしてしまったら、誠意をもって対処するようにしましょう。
無断欠勤をしないために日ごろから気を付ける対処法
無断欠勤をしないために、日頃から気を付けられることは色々あります。
まず寝坊からの無断欠勤という人は、これらの項目を心がけてみてください。
- 規則正しい生活習慣を身に着けること
- 仕事に行く気が起きない人はモチベーションを上げること
- ミスで怒られるのが怖い人は怒られることを受け入れること
- メンタル面の不調は休養をとること
規則正しい生活習慣を身に着ける
体調を崩してしまいやすい人や、寝坊してしまいがちの人は、規則正しい生活習慣を身に着けるように心がけましょう。
仕事が忙しい場合には、規則正しい生活習慣が難しいこともありますが、だらだらと夜遅くまで起きていたり、暴飲暴食をしないなどできるところから生活習慣を見直すことが大切です。
仕事に対するモチベーションをあげる
仕事に対するモチベーションをあげることも、無断欠勤を辞める方法の一つです。
やる気のない状態で仕事をしていると、会社に行く気になれなかったり、どうでもいいやと思ってしまい無断欠勤をしてしまうことに繋がることもあります。
仕事のモチベーションが上がることでそれらを解消できることもあります。
モチベーションのあがる部署への異動を打診したり、転職を考えて見ても良いかもしれません。
ミスしても怒られることを受け入れる
ミスして怒られることは、誰でも怖いことです。
しかし、それを理由に無断欠勤をすることでもっと怒られてしまうかもしれません。
そうならないように怒られることも受け入れる必要があります。
ミスをして怒られるのは当たり前です。また、怒られて成長してミスが減るのではないでしょうか。
怒られることを受け入れられないと、またミスをしてしまう可能性もあります。
しっかりと怒られることを受け入れましょう。
メンタル不調なら一定期間有給を消化して休養する
メンタル面が不調になってしまった場合は、会社や通院している病院と話し合って、有給などを使って一定期間休養することも必要かもしれません。
無理をして会社に行ってしまうと、悪化してしまったり、体調面にまで不調をきたしてしまう可能性があります。
休める環境を整えて、しっかりと休むようにしましょう。
このように、対処法には色々な手段があります。まずはきちんと生活習慣を整えることが大切なのではないでしょうか。
しっかりと自分のできることをきちんとすることで、無断欠勤も減ってくることもあるとおもいます。
どうしても職場が嫌で無断欠勤するなら転職も視野に
どうしても職場の環境が嫌な場合には、改善しないこともあるでしょう。
そんな時は転職を視野に入れてみてはいかがでしょうか。転職して環境を変えることで、無断欠勤がなくなることもあります。
また興味のある分野の仕事ということで、モチベーションが上がるなどもメリットも考えられます。
職場環境を一新できる
転職することで得られる最大のメリットは「人間関係を一新できる」ということなのではないでしょうか。
どうしても無断欠勤してしまう場合、その環境を変えることは難しいです。
一度こじれてしまった人間関係をもとに戻すのは簡単なことではありません。またその状態で割り切ろうと思ってもうまくいくことも少ないでしょう。
そこで転職し人間関係を一新することで、煩わしさから解放されるでしょう。
しかし注意しなければならないことは、また同じようにならないためにも、割りっ切った人間関係を意識しておくことです。
新たな気持ちで仕事に集中できるように転職を検討してみましょう。
自分の興味のある職種に転職できる
興味のある分野の職場を探して、今以上にやりがいを見つけて働くことでやる気がアップするかもしれません。
今仕事している意味がわからないと感じてしまっている人は、やりがいがある仕事に就くことで改善される可能性があります。
まず自分がどのような業界・職種に興味があるのかを判断するためにも、見つめなおす時間を持ちましょう。
自分のペースに合った企業が見つかるかも
今の職場にいては自分の時間が取れないと感じている場合、自分のリズムを大事にできる職場環境を探して見るのが良いでしょう。
自分の時間を大切にできる職場環境なんてないと思ってしまうかもしれませんが、意外と探せば見つかることもあります。
何を大事にしたいかを明確にして転職活動しましょう。
無断欠勤しないように心がけていざというときは転職を検討しよう
無断欠勤をしたことがある人は、少なくないようです。
しかし、どのような理由でも無断欠勤はしてはいけないことです。それは多くの人に心配や迷惑をかけてしまう可能性があるからなのではないでしょうか。
また無断欠勤が続くことで、懲戒解雇になってしまう可能性もあります。
普段から無断欠勤をしないように心がけることも大切ですが、職場の環境が合わなくてどうしても無断欠勤が辞められないという人は、転職も検討してみてはいかがでしょうか。