会社に勤めていると「ムカつく」「会社を潰したい」という感情を抱く機会があると思います。
では、実際に会社を個人の力で潰すことは可能なのでしょうか?
この記事ではムカつく会社を潰すことは可能なのか、具体的にどのような方法で潰せば良いのかについて解説します。
ムカつく会社を潰すときの注意点もご紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
ムカつく会社を潰すことは可能?
結論からお伝えすると、ムカつく会社を潰すことは可能です。
基本的に会社はクライアントやお客様からの「信頼」で経営することができているため、信頼を失うことがあると会社が潰れる可能性は大いにあります。
しかし個人の力だけで会社を潰すことは簡単なことではありませんし、やり方を誤ると法律的な問題に発展することも考えられます。
そのため会社を潰したいと考えている方は、軽率な行動には注意が必要です。
会社を潰したいと思うほどムカつく原因
「ムカつく会社を潰したい」と思っている方は多く、その原因は会社側にあることがほとんどです。
そこで会社を潰したいと思うほどムカつく原因をいくつかご紹介します。
長時間の労働
1つ目のムカつく原因が「長時間の労働」です。
日本での法定労働時間は1日で8時間と決められています。
しかし1日8時間の労働だけで退社している方は少なく、残業している方が多いです。
日本の平均残業時間は40時間と言われていて、これほどの長時間労働になると「会社を潰す」という感情を抱くことになると思います。
そして会社側の「残業代を支払っているんだから文句はないよね」というスタンスにムカついている方も多いです。
休日が少ない・有給が取れない
2つ目のムカつく原因が「休日が少ない・有給が取れない」ということです。
日本の平均年間休日数は120日前後と言われていて、その日数よりも少ない場合はストレスを抱え込みやすいです。
また有給を取ることができない会社の場合は、よりストレスが溜まりやすい状態だと思います。
このような原因でストレスを溜め込んでしまうと、「会社を潰す」という感情を抱くことになると思います。
もし長時間の労働でも休日がしっかりとあれば、仕事のストレスを発散することができて会社を潰すという感情を抱くことはないでしょう。
上司からのパワハラ
3つ目のムカつく原因が「上司からのパワハラ」です。
会社にムカついている方の原因として、最も多いのが上司との関係性です。
上記2つの原因は会社や時間に対してストレスを感じていましたが、この場合は「人」に対してストレスを感じているということになります。
人間は物や時間よりも人に対して「ムカつく」という感情を抱きやすい傾向があり、特に上司は反抗できない関係性のためムカつきやすいと思います。
中には「会社を潰す」というよりかは「上司を潰す」と考えている方もいます。
上司として部下に「ムカつく・会社を潰す」という感情を抱かせることは、上司失格になるでしょう。
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ムカつく会社を潰す方法
上記でもお伝えしたようにムカつく会社を潰すためには、「信用」を失わすことが最適です。
例えば食料品を製造しているメーカーで「体に有害なものが入っている」という情報を流せば、今まで購入していたお客様は「買いたくない」と感じて会社の経営は赤字になり、結果的に会社は潰れます。
このように会社にとって「信用」はとても大切なもので、失うことがあれば簡単に潰れてしまいます。
そして会社に不正問題がある場合は、内部告発しても「公益通報者保護法」によって守られるため、会社側から復習されることはないです。
他にも会社を潰す方法はあるので、さらに詳しくご紹介します。
会社が潰れるであろう会話を「録音」する
会社の信用を失わすためには、会社が潰れるであろう会話を「録音」する方法があります。
もし上司からのパワハラとなる会話を録音できていれば、「証拠」の1つとして労働基準監督署に対応してもらうことが可能です。
「盗聴は犯罪にならないの?」と不安に感じられるかもしれませんが、自衛の目的で行う録音は犯罪になりません。
パワハラ証拠となる会話以外でも、会社の不正問題の証拠となる会話等でも、信用を失わすことは可能です。
賃金未払いの場合は残業代を請求する
上記でお伝えした内部告発の1つになるのですが、残業代が支払われていない場合は請求することで会社の信用を失わすことが可能です。
残業代の請求は法律で定められているため請求することは可能なのですが、賃金未払いの証拠を集める必要があります。
証拠がなければ労働基準監督署は対応してくれないため、タイムカードやシフト表など証拠になるものを集めるようにしてください。
そして残業代請求の時効は「2年」です。
2年以上前の請求は法律上できないので、未払いがある場合は早急に対応しましょう。
同僚と一緒に退職する
会社を潰す最終手段が同僚と一緒に退職することです。
同僚と一緒に退職することで会社は人材不足に陥り、潰れることになる可能性があります。
また潰れることはなくても、退職者が多いということで会社の信用を失わすことができます。
この方法は会社の規模が小さければ小さいほど有効です。
もし社員数が30人の会社で同時に10人の社員が退職すると、会社は危機的状況に陥ります。
会社に対して「ムカつく・潰したい」という感情は同僚も抱いている可能性が高いため、一緒に退職することも1つの方法です。
ムカつく会社を潰すときの注意点
ムカつく会社を潰すときには、いくつか注意しなければいけない点があります。
会社側の不正を暴こうとしてもやり方を間違えてしまうと、時間の無駄になったり法律的な問題に発展してしまうため、下記の注意点を参考にしてみてください。
ネットに書き込まない
ムカつく会社を潰すためにネットに不正問題やパワハラなどについて書き込むことは、「偽計業務妨害罪」や「威力業務妨害罪」として問われる可能性があるため、注意してください。
不正問題やパワハラなどに関することは法的な手順を追って、告発するようにしましょう。
気軽にネットに書き込むことができる時代だからこそ、より注意する必要があります。
大手企業を潰すことは難しい
上記では「会社を潰すことは可能」とお伝えしているのですが、大手企業を潰すことは難しいです。
社員1人の力では世間の信用を失わすことは難しく、多少の不正問題などは揉み消される可能性があります。
さらに会社を潰そうとしたあなた自身の信用が落ちる可能性も考えられます。
しかしパワハラや残業代の未払いなどは法律違反になるため、労働基準監督署に対応してもらうことが大切です。
会社を潰そうとする手間が無駄になることがある
ムカつく会社の場合は「潰したい」という気持ちが大きくなると思いますが、上記でお伝えした方法で100%会社を潰せる保証はありません。
会社を潰そうとした手間と時間が無駄になってしまうこともあるため、会社がムカつく場合は転職することをおすすめします。
会社に対してムカついている気持ちを糧に転職活動を行うと、今よりも良い会社に出会える可能性は大いにあります。
おすすめの転職エージェント
会社を潰すということは「無職」になるため、万全の準備としていつでも転職できるようにすることが大切です。
また手間や時間が無駄になることを考えて転職を選択される場合は、「転職エージェント」を活用するようにしてください。
転職エージェントとは無料で転職に関するサポートをしてくれるサービスで、求人紹介から面接対策まで幅広くサポートしてくれます。
転職エージェントを活用することで、ムカつかない優良な企業へ転職できる可能性が高まります。
しかし国内には数多くの転職エージェントがあるため、「どのサービスが良いんだろう?」と悩まれると思います。
そこでおすすめの転職エージェントを2社ご紹介します。
doda
dodaは業界最大級の転職支援サイトで、転職サイトと転職エージェントのサービスが1つになっています。
両方のサービスを受けられることもあり、登録者は550万人を超えています。
そんなdodaでは取り扱っている求人数が豊富です。
公開求人・非公開求人を合わせて10万件を超えていて、幅広い選択肢の中から転職先を決められます。
また各業界に精通しているキャリアアドバイザー(転職のプロ)が在籍しているため、希望する業界ならではの手厚いサポートを受けられます。
転職サイト・doda(デューダ)の口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
ビズリーチ
ビズリーチは「株式会社ビズリーチ」が運営しているハイクラス向けの転職支援サイトです。
一般的な転職エージェントでは自分から応募するのですが、ビズリーチでは企業側からスカウトしてくれます。
ビズリーチが提供しているスカウトサービスとは、企業側からオファーしてくれるサービスで、優良企業や一流のヘッドハンターが直接オファーしてくれます。
そして実際に登録者の8割以上がスカウトサービスで転職を成功させているため、積極的に転職活動を行わなくても希望通りに転職できる可能性があります。
ビズリーチの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
中小企業であれば個人の力でも潰すことは可能
この記事ではムカつく会社を潰す方法についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
個人の力でも会社を潰す方法はさまざまあり、最も最適な方法が「信用」を失わせることです。
会社はクライアントやお客様からの信用で成り立っているため、信用を失う情報を流せば会社が潰れる可能性はあります。
しかし大手企業の場合は難しく、手間と時間が無駄になることも考えられます。
そのため会社に対して「ムカつく」という感情を抱いている方は、転職することも1つの選択肢だと思います。