転職先を探している方の多くは、在籍中から転職活動を始め新たな働き先が見つかれば退職しようと考えているはずです。
ですが転職活動をしていることを同僚や上司などにバレてしまうと面倒なことにもなりかねませんし、いずれ辞めることを考えていたとしても、働いている間に無用な揉め事は起こしたくないですよね。
人気の転職サイトであるマイナビ転職は「登録すると会社にバレるのか?」、そして「バレずに利用する方法はあるのか?」について徹底調査してみましたので、是非ご参考にしてください!
目次
マイナビ転職に会員登録すると会社にバレる?
マイナビ転職に登録しただけで、働いている会社に転職活動を始めたことがバレるとなると大変です。
ですが当然、そんなことにはなりません。
会社のパソコンを使って登録作業を行ったり、同僚の前で堂々とスマホの画面を見せながら手続きを行ったりでもしない限りはバレる危険はありません。
つまり、誰にも見られない場所で会社のパソコンなどを使わずに登録すれば、上司にも同僚にも秘密にしてマイナビ転職への登録をしていただけるということです。
利用中に会社にバレる可能性は?
会員登録を行っただけで、マイナビ転職を利用し始めたことが会社にバレる可能性は「ありません」。
ですが利用の仕方次第では会社内、特に採用担当者など人事に携わる人間に知られてしまう危険は否定できません。
ここからは、「こんな時には大丈夫で何をしたらバレる可能性があるのか」をご紹介します。
求人検索するだけならバレる可能性はほぼゼロ
マイナビ転職の求人検索機能を使い応募先企業を探すだけなら、会社にバレてしまう可能性はまず無いと言えます。
自分が働いている会社や関連する企業からの求人を見つけて、詳細情報などをチェックしたとしてもそれは変わりません。
そこから関係する企業へ応募した際には、応募先の採用担当者から情報が伝わって今いる会社の人間に知られてしまう可能性はありますが、マイナビ転職を使っての求人検索の時点では何も心配しなくて大丈夫です。
スカウトサービスを利用するとバレる可能性アリ
WEB履歴書はマイナビ転職で転職活動を行うには重要なモノです。
応募の際にも提出する必要があり、なるべく詳細な情報を書いておくことも大切です。
ですが、このWEB履歴書を見られてしまったとしたら、記載した内容から転職活動を行っていることが知られてしまうかも知れませんよね。
マイナビ転職のスカウトサービスはWEB履歴書を企業に公開することで、興味を持った企業からスカウトが届くという機能です。
匿名での利用ができるサービスではありますが、記載している内容次第では現在働いている会社にバレてしまう可能性はあるのです。
勤務先にバレずにマイナビ転職を利用する方法
ここまでで解説したとおりマイナビ転職を利用していることが会社にバレる可能性が高くなるのは、「スカウトサービス」を利用した場合です。
ならスカウトサービスを利用しなければ良いとも言えますが、それではせっかくの機能が使えず出会えたかも知れない理想的な条件の転職先を逃すことになるかも知れません。
ですがWEB履歴書の作成時に少し気を付けて、こっそり使うために最適な機能を利用すれば、バレずにスカウトを受けるのも難しくは無くなりますよ。
企業に公開されるWEB履歴書の項目
マイナビ転職で作成したWEB履歴書ですが、スカウトサービスを使った場合も全てがそのままで公開されるわけではありません。
スカウトで企業に公開される項目は以下になります。
プロフィール
- 年齢(生年月日の公開は無し)
- 性別
- 現住所(都道府県、市区町村のみ)
- 最終学歴(在学期間、学校名、部課名)
- 現在の就業状態
- 現在(直近)年収
- 配偶者の有無
職務経歴
- 経験社数
- 経験職種、年数
- 経験企業の社名、在籍期間、雇用形態、業種、会社規模、役職、業務内容
資格、スキル
- 保有資格
- 英語、その他の語学に関する資格やスキル
- キャリアシート
自己PR、志望動機
- 自己PR
スカウト希望条件
- 希望する職種
- 勤務地
- 年収
- 雇用形態
- 転職時期
氏名や連絡先などの個人情報は非公開
企業に公開されるWEB履歴書には、すぐに個人が特定されてしまう氏名や連絡先・詳細な住所などの情報は記載されません。
ですから怪しまれてしまうことはあり得ても、はっきりと証拠を抑えられてしまうことはまず無いのです。
やはり名前などを明かさずに匿名でスカウトが受けられるのは、大きな安心感がありますね。
経験企業の社名は公開されるので注意
これまでの経験企業に関しては年数だけでなく社名も公開されますので、皆さんの経歴について知っている方が見たとすれば怪しまれてしまう危険は否定できません。
また現在の在籍している会社の社名と年齢からでも、かなり対象者が絞られてしまうことにもなりかねません。
経験企業の社名に限ったことでは無いのですが、記入の仕方は本人に任されていますので入力の仕方を工夫してみたり「無記入」にしてみるなど考えてみることも必要です。
自由記述欄には細心の注意を!
スカウトを匿名で受けることができるとは言っても、職務履歴や自己PRなどの自由記述欄に氏名や現在の社名などを記載してしまっている危険です。
そのままの情報が応募先に見られてしまうことになり、転職活動を行っているのがバレてしまっても不思議はありません。
ですから、あまり個人的な情報を記載することが無いように気を付けることも大切です。
「非公開企業設定」を使って特定の企業をブロック
マイナビ転職のスカウトサービスでは「非公開企業設定」を行うことで、特定の企業に対してWEB履歴書の公開をブロクすることが可能です。
最大10社まで登録ができますので、現在の勤務先だけでなく取引先なども指定しておくと安心です。
「非公開企業設定」を利用する方法
- サイトにログインし、メニューの「各種設定の変更」をクリック
- 「スカウトサービス利用設定」をクリック
- 「非公開企業設定」で企業名の一部、または全部を入力しキーワード検索を行う
- 対象の企業名が見つかれば「+追加する」をクリック
- 「変更する」を選び、設定完了
※スカウトサービスのトップページの下の方にある「WEB履歴書を非公開にする企業を設定する」からでも、公開をブロックする企業の追加ができます。
会社にバレたくないなら転職エージェントを!
マイナビ転職を使った転職活動でも履歴書の入力などに気を付ければ、会社や同僚に転職を考えていることをバレにくくすることは可能です。
ですが、少しでもバレる危険を減らしたいのであれば「転職エージェント」の利用をおすすめします。
転職エージェントはシステム的にも、こっそり転職するのに最適な場所ですよ。
転職エージェントなら転職活動がバレにくい理由
転職エージェントでは、求職者は基本的に「キャリアコンサルタントを通して求人紹介を受ける」ことになります。
つまり自分自身で転職活動を行っていないので会社などにバレにくいのです。
さらに登録後の面談などで、現在の会社や関連企業に知られたくないことを伝えておくことも可能です。
ですが経験豊富であったりきちんと教育を受けているキャリアコンサルタントは、何も言わなくても配慮してくれるはずですので、あまり心配する必要もありませんよ。
エージェントからの連絡方法には気を付ける
転職エージェントを利用すれば転職活動を行っているのがバレにくいのは確かですが、さすがに絶対にバレないとは言えません。
例えば勤務中に何度も電話連連絡が行われたりすると、同僚や上司に勘ぐられてしまっても何も不思議はないですよね。
メールでの連絡を希望したり電話をかけてもらう時間帯を指定するなど、連絡方法には気をつけてもらうのが得策です。
また勤務先にバレにくい転職サービスや、バレにくくする方法は、こちらの記事でも詳細を解説しているのでぜひ参考にしてください。
転職サイトに登録すると勤務先にバレる?会社バレを防ぐ対処法とおすすめ転職サイト
マイナビ転職でこっそり転職するのは難しくない!
転職エージェントを利用すればバレにくくはなりますが、マイナビ転職を使うとバレやすいというわけではありません。
ここまでの記事を読んでいただき、その情報を活かしてしっかりと対処しておけば、例えスカウトサービスを利用したとしても「バレずに」転職することは難しくはないのです。