年収1000万以上の割合は5%!?目指せる職業と高給取りの落とし穴を解説

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日本の平均年収は約436万円です。

そのため年収1000万円以上あると「高給取り」「成功者」というイメージをもちますよね。

年収1000万円あれば、ちょっと贅沢な暮らしができますし、心にも余裕がもてそうです。

今回は年収1000万円を目指せる職業と、高給取りの意外な落とし穴について解説!

この記事を読めば、高給取りになる方法、お金持ちなのに不幸になる人の実態が分かります。

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年収1000万円以上の割合は約5%

まずは日本で年収1000万円以上の人の割合を解説します。

国税庁の「民間給与実態統計調査」から、2019年の給与所得者のうち、年収1000万円以上は4.8%だということが分かりました。

また年収1000万円以上の男性は7.6%、女性は1.2%です。

年収 全体 男性 女性
~400万円 54.8% 38.5% 76.9%
400万円~500万円 14.6% 17.5% 10.5%
500万円~600万円 10.1% 13.5% 5.5%
600万円~700万円 6.5% 9.0% 3.0%
700万円~800万円 4.4% 6.4% 1.6%
800万円~900万円 2.9% 4.5% 0.8%
900万円~1000万円 1.9% 3.0% 0.5%
1000万円~ 4.8% 7.6% 1.2%

平均給与

  • 全体…436万円
  • 男性…540万円
  • 女性…296万円

つまり日本の給与所得者の中で上位5%に入らないと、年収1000万円以上にならないのです。

正直日本の上位5%になるのって、かなり難しそうですよね。

年収1000万円以上を目指せる業種

実は年収が1000万円あっても、毎日贅沢な暮らしができるレベルではありません。

しかしお金があればあるほど、選択の幅が広がることは間違いないですよね。

では年収1000万円以上を目指せるに業種は何があるのでしょうか?

国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、最も平均給与の高い業種は「電気・ガス・熱供給・水道業」で824万円。

そして「金融業,保険業」の627万円、「情報通信業」の599万円が続きます。

稼げる業種TOP3

  • 電気・ガス・熱供給・水道業…824万円
  • 金融業,保険業…627万円
  • 情報通信業…599万円

稼げない業種TOP3

  • 宿泊業,飲食サービス業…260万円
  • 農林水産・鉱業…297万円
  • サービス業…359万円

平均給与が1000万円を超える業種はありませんが、平均800万円以上もらえる「電気・ガス・熱供給・水道業」では1000万円を十分狙えるといえます。

仕事は年収だけで決めるべきではありませんが、仕事以外でやりたいことがあるならば「お金」と「時間」を仕事選びの軸にするのはアリでしょう。

仕事には給与だけでなく、拘束時間はどれくらいか・肉体労働かどうか・リスクがあるかどうかなどさまざまな要因があります。

平均給与の高い業種から、総合的に自分が続けられそうな業種を選びましょう。

年収1000万円以上を目指せる職業

次に年収1000万円以上を目指せる職業について解説します。

  • 医者
  • パイロット
  • 商社
  • 外資系企業
  • 弁護士
  • 漁師
  • 大学教授
  • 国会議員
  • 外交官
  • コンサルタント

医者

厚生労働省によると、医師の平均年収は1,240万円です。

また医者の中でも、開業医の平均年収は2,887万円と、病院勤務医の倍以上の収入があります。

責任の大きな仕事ですし、国家資格の取得が必要な職業ですが、一度医者になれば他の職種と比べ安定した収入を得ることができるのです。

航空機操縦士(パイロット)

厚生労働省によると、航空機操縦士の平均年収は約2,027万円です。

自分や人の命に関わる仕事ですので、技術だけでなく強い精神力が求められるでしょう。

航空機操縦士になるには、航空会社に就職するか航空大学校などのライセンスが取得できる学校に入学する必要があります。

商社

商社とは、輸出入貿易や国内で物資の販売を行う会社のことです。

幅広い商品やサービスを取り扱う総合商社と、特定の分野に特化した専門商社に分かれています。

年収が高い理由は、商社が行う事業の仕組みにあります。

基本的に商社は在庫を持たないため、利益を人件費に回すことができるのです。

総合商社であれば、30代で年収1000万円以上を目指せる職業です。

外資系企業

外資系企業とは、外国法人または外国人が一定以上の出資を行っている日本の企業のことです。

外資系企業の平均年収は約800万円と言われています。

  • ゴールドマン・サックス
  • マッキンゼー・アンド・カンパニー
  • アクセンチュア
  • P&G Japan
  • ユニリーバ・ジャパン
  • ネスレ日本
  • Google
  • 日本マイクロソフト
  • アマゾンジャパン
  • LINE

外資系企業の年収が高い理由は、日系企業との文化の違いにあります。

日系企業は年功序列が当たり前ですが、外資系企業は成果主義。

能力があり結果を出せる人の収入は、どんどん上がっていくのです。

弁護士

弁護士は、医師と同じように高給取りのイメージがありますよね。

実は弁護士は、法律事務所の規模によって年収に格差のある職業です。

しかし平均年収は約1000万円で、入所した年に1000万円を超えることもあります。

弁護士になるには超難関の司法試験に合格する必要があるため、その分年収が高いのです。

漁師

漁師が年収1000万円以上稼げることは、意外と感じる人もいるでしょう。

漁業形態によってかなり差はありますが、遠洋漁業の平均年収は600万円~800万円です。

遠洋漁業は、1ヶ月~1年かけて世界中の海で漁を行います。

給料は高いですが、時間の自由が無く、リスクの大きな仕事です。

大学教授

大学教授の平均年収は約1,080万円です。

しかし大学教授は、年齢だけでなく、大学や研究室によっても年収が大きく違います。

男性が8割弱を占める職業ですが、男女関係なく務まる職業です。

そのため、最近は大学教授を目指す女性が増えています。

国会議員

国会議員の平均年収は、約2,200万円です。

ちなみに、アメリカ・イギリス・カナダ・ドイツ・韓国と比べて、日本の国会議員はかなり年収が高いといえます。

  • アメリカ…1,570万円
  • イギリス…970万円
  • カナダ…1,260万円
  • ドイツ…1,130万円
  • 韓国…800万円

国会議員は資格が必要ない職業ですが、選挙に立候補して当選する必要があります。

精神面も肉体面も強くないと務まらない仕事です。

外交官

外交官も高給取りのイメージがある職業ですよね。

外交官は、外務省に所属する国家公務員です。

平均年収は1,400万円といわれています。

公務員は、階級や勤務地によって給料が決まっている職業です。

外交官は国家公務員かつ海外勤務があるため、高い年収をもらうことができます。

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コンサルタント

コンサルタントは様々な業界で活躍できる、いわば企業のアドバイザー的存在です。

コンサルタントには2種類のパターンがあり、総合コンサルタントと戦略系のコンサルタントに分かれています。

どの企業でも競合他社に負けないために、客観的な立場からによる経営のアドバイスを求めていることが多いです。

コンサルタントは企業のさまざまな問題を整理して、解決に導くための道筋を作ってあげることが大切です。

一人で企業のトップに対して提案することが多く、大きいプロジェクトを抱えることも少なくありません。

コンサルタントの平均年収は1300万円程度です。

ただしコンサルタントの場合は、力量が問われる仕事ですので、実力主義の世界であることが多いです。

実力が伴っていないと、1000万円を超えるのは厳しくなっていきますので注意が必要です。

テレビ局の社員

都内のや地方の大手テレビ局の社員は、年収1000万円を超える職業として知られています。

テレビ局の社員と言っても職種は様々で、カメラマンやディレクターなどの専門職から、編集さんやプロデューサーなど選択肢が豊富にあります。

テレビ局の社員は基本的に新卒採用であることが多く、中途社員としての採用は少ない傾向にあります。

ただし大手企業の広告を取り扱う観点から、テレビ局の社員の給与は基本的に高額であることが多いです。

地方のテレビ局でも、基本的に1000万円程度で済みますから安心です。

広告代理店の社員

広告代理店は誰しもが知ってる高給取りの仕事です。

特に日本の広告代理店大手、博報堂と電通は年収1000万円も夢ではない企業です。

テレビ業界とのつながりも多く、一回の案件で数億円が動く事もありますから、その分社員の給与にも反映されていきます。

ただし広告代理店の社員は、かなりの激務であることが多く月の残業時間が異常に多くなってしまうこともあります。

体力的にも精神的にも自信のある方におすすめの業界で有るといえます。

海外のエンジニア

通常日本のエンジニアは収入が500万円以下と、他の職業に比べて給与が安いことが多いです。

しかしエンジニアも海外に出てみると、年収1000万円を超えることも可能なのです。

海外は日本とは異なり、完全実力主義の社会です。

日本では年功序列制度で評価されなくても、海外では即戦力として採用してくれることもあるのです。

アメリカや東南アジア諸国など、発展している国の求人を探してみる事をおすすめします。

アフィリエイト

自分の運営しているアカウントやSNSを活用して、企業から広告収入を得るアフィリエイトも、やり方次第では年収1000万円を獲得できる職業として知られています。

副業として稼ぐことも可能で、本業とは別で収入減を確保しておきたい人におすすめです。

アカウントやサイトを育てて、PV数を稼ぐようにしましょう。

アフィリエイトは根気のいる作業ではありますが、コツコツと努力することで年収1000万円を達成することも可能です。

年収1000万円でも安心ではない

年収1000万円を目指せる職業は、多くが難易度の高い資格が必要だったり、リスクを伴ったりすることが分かりました。

また他にも年収が1000万円以上あっても、安心できない理由がいくつかあるのです。

ここでは年収1000万円以上でも安心できない、幸せになれないワケを解説します。

  • 責任やリスクの大きな仕事が多い
  • 見栄や金銭感覚の変化で生活が苦しくなる
  • コロナ禍の収入ダウンに対応できない
  • 収入が減っても支出は減らない
  • 税金は高いが補助金は対象外に
  • 成果が出ないことが収入減に直結する

責任やリスクの大きな仕事が多い

年収の高い業種や職業は、責任やリスクの大きな仕事が多いです。

もちろんどんな仕事にも責任やリスクはあります。

しかし直接命に関わることをしたり、たくさんの人の未来を背負っていたり、大きなお金を動かしたりと、年収が多ければ多いほど背負うものが大きいのです。

年収の高い業種・職業の特徴

  • 人の命に関わる仕事
  • 自分の命をかける仕事
  • 難易度が高い資格が必要な仕事
  • 多くの人に知られる仕事(芸能界や芸術系)
  • 起業家

責任を負いたくない、ストレス無く生活したいという人は、ローリスク・ローリターンの職業に就くことをおすすめします。

逆に大きな夢がある人や、挑戦が好きな人は、年収の高い職に就くと良いでしょう。

見栄や金銭感覚の変化で生活が苦しくなる

年収が1000万円を超えると、以前と金銭感覚が変わったり、周りの人からの印象を気にしたりして高い買い物をするようになります。

つまり「年収1000万円らしい振る舞いをしなければ」と思うようになるのです。

しかし収入が増えても、支出を増やしてしまえば手元にお金は残りません。

想像よりも使えるお金は少ない

年収がどれだけ高くても、お金は有限です。

無駄遣いをしたり、生活レベルを上げたりすると、お金はなくなってしまいます。

年収1000万円の1ヶ月あたりの手取り収入は約62万円です。

家賃は収入の25%が目安といわれているので、15万円。

年収が1000万円を超える頃には、家族を養わなくてはいけない人も多いです。

そのため好きなことを好きなだけして生きるには、年収1000万円は少ないといえます。

理想の生活は年収1000万円では手に入らない

理想の生活は年収1000万円では手に入りませんが、周りからのイメージや自分の願望でついお金を使いすぎてしまう人が多いです。

そのため年収1000万円以下の人よりも、貯金額が少ないというデータもあります。

金銭感覚と実際に使える金額が合っていない場合、理想の生活どころか苦しい生活を送ることになるのです。

30代で手取り20万円はやばい?気になる平均年収と収入アップのコツ

コロナ禍の収入ダウンに対応できない

新型コロナウイルスの感染拡大のように、誰も予想できないことって起こりますよね。

予期せぬ出来事が起こり、収入が下がってしまったときに、対応出来ない人は危ないです。

収入が減っても支出は減らない

年収が1000万円あるからといって、固定費を高くしすぎるのは辞めましょう。

なぜかというと、固定費は、収入が下がっても簡単には変えられないからです。

固定費…売上(収入)の増減にかかわらず発生する一定額の費用のこと

  • 家賃・住宅ローン
  • 生命保険
  • 携帯電話料金
  • 学費

これらは食費や交際費などと違い、収入が低い月だけ節約することができません。

年収1000万円で安心して生活するコツは、固定費はどんなことがあっても支払える額に抑えることです。

家賃・住宅ローン

先ほどもお話しましたが、家賃の適正は月収の25%です。

東京でひとり暮らしをする場合は、30%ほど出しても良いでしょう。

年収 400万円 1000万円
手取り(月額) 約26万円 約62万円
家賃(月額) 6.5万円~8万円 15万円
手取り-家賃 18万円~19.5万円 47万円

教育費

年収が高いと、子どもの教育にお金をかけることができますよね。

幼稚園から高校まですべて公立の場合、教育費は540万円ほどかかります。

一方ですべて私立の場合は、1,770万円かかるのです。

公立 私立
幼稚園 223,647円 527,916円
小学校 321,281円 1,598,691円
中学校 488,397円 1,406,433円
高校(全日制) 457,380円 969,911円

文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」より

教育費は一度確定すると3~6年は変えられません。

質の高い教育を受けさせたいという気持ちは分かりますが、長期的に見ても払えそうな額かどうかは確認しておきましょう。

税金は高いが補助金は対象外に

年収1000万円の落とし穴は、金銭感覚の問題だけではありません。

日本は所得が多ければ多いほど、税金が高くなります。

一方で生活の補助を目的とした補助金は「年収が高いから要らないよね」と支給されなくなるのです。

年収1000万円の税金は約181万円です。

手取りは700~800万円ほどになり、節税や無駄遣いには常に気をつけて生活する必要があります。

ちなみに年収1000万円と年収2000万円の手取り額の差は約500万円です。

年収が1000万円違っても、生活レベルは500万円分(月41万円)しか変わらないのは驚きですよね。

20代で手取り15万~20万円って普通?平均年収と今より収入を上げるコツ!

成果が出ないことが収入減に直結する

年収1000万年の仕事は、どの職種も成果に対しての報酬でお基本給を底上げしていることが多いです。

成果が出ないことがそのまま給料にダイレクトに反映されていきますから、成果が出ない=給料ダウンにつながっていくのです。

毎月順風満帆に進むことはありませんから、成果の出ない月が続いてしまうこともあるでしょう。

収入減になってしまうことで、生活レベルを維持できなくなってしまい、借金をする人も中にはいます。

年収1000万円と世帯収入1000万円では税負担が異なる

世帯収入とは、家庭の合計収入が1000万円ということです。

あなたが結婚している場合、夫婦のどちらだけで1000万円稼ぐのと、2人で1000万円稼ぐのでは税負担が異なります。

所得税率は収入が高ければ高いほど上がるため、ひとりで1000万円稼ぐと税金が高くなるのです。

  • 2人で500万円ずつ…1人20%の所得税
  • 1人で1000万円…23%の所得税

2人で年収1000万円の家庭と、1人で年収1000万円の家庭では約50万円の差になります。

ちなみに所得税率は、最小5%、最大45%です。

幸せは年収で決まらない!年収いくらがちょうど良い?

これまで
「年収1000万円でも不安なことはたくさんある」
「高給取りでも贅沢はできない」
という内容のお話をしてきましたが、それでも年収は高いほうが良いですよね。

年収が平均前後の人からすれば「年収1000万円になれば幸せになれるのに!」という思いは消えないでしょう。

そこで年収ごとの生活レベルを解説し、どれくらいの年収が「ちょうどいい幸せ」なのか考察します。

年収400万円

年収400万円は、手取り月収が約20万円です。

ひとり暮らしであれば、家賃は6万~8万円。

アルバイトをしている学生よりもちょっとだけ良い生活ができるイメージです。

しかし結婚したり子どもが生まれたりすると、かなり厳しい生活になります。

年収400万円では、自分ひとりでは十分な生活が送れても、家族がいると苦労する可能性が高いです。

年収600万円

年収600万円は、手取り月収が約30万円です。

平均年収を超えているため、日本の中でも豊かな暮らしが出来ているといえます。

年収が600万円以上あるだけで、日本の上位2割の収入ですので、安心感もあるでしょう。

独身の場合は、渋谷区や港区などの超都心で1Kの賃貸マンションに住むことができます。

また車がほしい場合、かなり自由に車種を選択できるレベルです。

また年収600万円は課税される所得金額が195万円以上330万円以下。

年収600万円は、税率が10%で抑えられるギリギリのラインなのです。

課税される所得金額 税率
195万円以下 5%
195万以上330万円以下 10%
330万円以上695万円以下 20%
695万円以上900万円以下 23%
900万円以上1,800万円以下 33%
1,800万円以上4,000万円以下 40%
4,000万円以上 45%

収入が高すぎないため、精神的・肉体的負担が大きすぎない職業も多いといえます。

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年収800万円

年収800万円は、手取り月収が約50万円です。

年収800万円を稼ぐ人の平均年齢は47.7歳。

家を持つ人や、小学生以上の子どもをもつ人が多い年齢です。

しかし年収800万円であれば、遊んでばかりはいられませんが、家族を十分に養っていけるといえます。

先ほどお話ししたように、年収に応じて税率が上がっているため、年収800万円を超えたら節税や節約を意識して生活すると良いでしょう。

年収1000万円を稼ぐ人の生活ってどうなの?

年収1000万円を稼ぐとなると裕福で自由な生活が約束されるように思われますが、実際のところ年収1000万円を稼ぐ方法によって生活のレベルが異なります。

年収1000万円を稼ぐために毎日残業三昧で、自宅にただ寝に帰って1000万円を稼いでいる人もいます。

一方で定時で上がれてプライベートも充実しながら年収1000万円を稼げる人もいるため、稼ぎ方によって私生活も幸せかが大きく異なるのです。

年収1000万円を稼ぎたいと考えていても、どんな生活を送りたいかをイメージできていないと、達成感が得られないこともあります。

20代でも年収1000万円を稼げる職業ってある?

年収1000万円を目指している皆さんの中には、将来的ではなく20代のうちに大台を突破しておきたい!と考えている方も居ることでしょう。

日本はまだ年功序列制度が残ってはいるものの、実力で評価される職業に就けば、能力と成長次第では若いうちから年収1000万円を狙える可能性もあるのです。

20代で年収1000万円を狙える職業は以下の通りです。

金融系の営業職

証券会社や保険の営業職は、若手でも年収1000万円を獲得できる可能性のある職業です。

証券や保険の場合一度に多額のお金が動くため、営業職に振り分けられる歩合も高く設定されていることが多いです。

特に保険の営業の場合、様々な年代の顧客がいますから努力次第では顧客を拡大できるチャンスもあります。

ただし金融関連の商品の場合、不信感を持たれることも多く、顧客獲得が上手くいかないことも多いので運とセンスが必要な職業であるといえるでしょう。

コンサル

コンサルと一口に言っても、様々なジャンルのコンサルティングがあります。

経営のコンサルティングや人事のコンサルティングなどは勿論のこと、ITコンサルティングなど専門性を求められる職種もあります。

企業や個人のクライアントの悩みを吸い上げて、課題が解決できるように様々な方法を提示することになります。

様々なジャンルのコンサルティングがあるので、自分の特徴にあった職業を選ぶことが大切です。

ただし業界内で経験を積むことも重要であること、場合によっては社内が完全実力主義の世界である可能性もあります。

仕事のできる人間かが問われることもありますので、注意が必要です。

大手IT企業

IT企業でも年収1000万円を獲得できるところもあります。

IT業界の中には、大手企業との取引を行っているところもあり、エンジニアの力量次第では1000万円を超える収入を獲得できるチャンスもあります。

ただし高年収がもらえる企業は限られているほか、相応のスキルも必要になるので、簡単な道ではないことがわかるでしょう。

年収1000万円だからこそ収支や貯金の管理をしよう

いかがでしたか?

年収1000万円だからといって、全員が幸せと感じているわけではありません。

仕事によっては人の命を預かっていたり、忙しすぎてプライベートを確保できなかったりします。

これから業種や職種を選ぶ人は、自分の求める生活にいくら必要なのか考えてみましょう。

また年収1000万円以上の人は、万が一のことがあっても生活水準を落とすことにならないように、節税や節約をおすすめします。

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