NTTドコモは、「NTTグループ」の完全子会社で、通信事業やスマートライフ事業を展開している携帯会社です。
業界最大級の携帯会社になるので、実際にNTTドコモで携帯を契約している方は多いでしょう。
そんなNTTドコモの「転職難易度は高いのかな?」と気になることがあるのではないでしょうか?
この記事では、NTTドコモの転職難易度について解説します。NTTドコモに転職する方法や、中途採用情報もご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
NTTドコモの転職難易度は高い?
NTTドコモは通信事業を展開している業界最大級の携帯会社で、「ソフトバンクグループ」「KDDI」に並び、世間の知名度は高いです。
東証一部に上場している大手企業「日本電信電話株式会社(NTTグループ)」の完全子会社で、業界トップクラスの売上高を誇ります。
そんなNTTドコモの転職難易度は高いです。
通信業界の中で最も転職難易度が高いと言われていて、NTTドコモへ転職することは簡単ではありません。
しかし、NTTドコモの中途採用比率は高く、下記の通りになっています。
- 2018年度:16%
- 2019年度:22%
- 2020年度:35%
2020年度の中途採用比率に基づくと、NTTドコモに入社した100人のうち、35人が中途採用ということになります。
このデータから分かるように、NTTドコモの転職難易度は高いですが、誰でも転職できるチャンスはあるので、転職を諦める必要はないです。
NTTドコモに転職する方法
NTTドコモに転職する方法は、転職エージェントを活用することです。
「ホームページから応募できないの?」と思われたかもしれませんが、NTTドコモは自社で中途採用の募集をおこなっていません。
転職エージェントに中途採用の募集を依頼しているので、NTTドコモに転職するには、依頼を受けている転職エージェントを活用する必要があります。
また、募集している職種に関する情報もNTTドコモのホームページでは公開されておらず、各転職エージェントで公開されています。
ただし、掲載の有無は時期によっても異なりますので、最新の情報はエージェントに直接聞くのが確実です。
転職エージェントを活用して、NTTドコモに転職する方法について詳しくご紹介します。
NTTドコモの求人を取り扱っている転職エージェント
NTTドコモから依頼を受けている転職エージェントは下記の通りです。
- dodaエージェント
- リクルートエージェント
- type転職エージェント
各転職エージェントで取り扱っている職種には違いがあり、求人数も異なります。
そのため1つの転職エージェントで応募する職種を決めることには注意が必要です。
すべての転職エージェントで取り扱っている職種を確認したうえで、応募する職種を決めるようにしてください。
また登録はしなくても、募集されている職種は確認することが可能です。
タイミングによっては掲載が終了していたり、上記以外のエージェントにて掲載が始める可能性もあります。
その点も考慮し、エージェントサービスは複数登録しておくことをおすすめしますよ。
各転職エージェントで取り扱っている職種についてはこの後詳しくご紹介します。
大手企業におすすめの転職サイト・エージェント
大手企業への転職をしたい人におすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。
転職サービスの取り扱い求人については、時期によっても掲載内容や掲載の有無が変化します。
またNTTドコモのような質の高い優良求人はサイトの検索機能ではヒットせず、エージェントからしか紹介してもらえない非公開求人となっていることも多いです。
公開求人の中にNTTドコモの求人が見つからなくても、諦めずにエージェントに相談してみることで、非公開求人として紹介してもらえることがありますよ。
その中でも転職サービスが多すぎて迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね
doda
dodaエージェントは「パーソルキャリア株式会社」が運営している業界最大級の転職エージェントです。
約600万人の登録者を誇り、業界トップクラスの実績があります。
そんなdodaエージェントでは、NTTドコモの求人を複数取り扱っています。
dodaエージェントが取り扱っている職種は下記の通りです。
- 法人ソリューション営業
- システム開発
- ビジネス企画
- サービス企画
- 新コールセンターの構築、運営
- データ戦略、データエンジニアリング
- インフラ、基幹エンジニア など
dodaエージェントはNTTドコモの求人を最も取り扱っているので、条件に合った職種を見つけられる可能性が高いです。
そして、dodaエージェントは転職に関するサポート体制が充実しているため、スムーズに転職活動を進められるでしょう。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは大手人材紹介会社「株式会社リクルート」が運営している総合転職エージェントです。
dodaエージェントに並び、業界トップクラスの実績・会員数を誇ります。
そんなリクルートエージェントでも、NTTドコモの求人を取り扱っています。
リクルートエージェントが取り扱っている職種は下記の通りです。
- アウトセールス
- 金融、決算スペシャリスト
- サービス企画
- デジタルマーケティング
- WEB、アプリエンジニア
- ビッグデータアナリスト など
dodaエージェントと類似している職種が多いですが、リクルートエージェントでしか掲載していない職種もあります。
そして、リクルートエージェントは各業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているので、通信業界ならではのサポートを受けられます。
type転職エージェント
type転職エージェントは「株式会社キャリアデザインセンター」が運営している転職エージェントです。
テレビや電車などで広告されていることから、高い知名度を誇る転職エージェントで、IT・通信系の転職に強い傾向があります。
そんなtype転職エージェントでは、「ポジションマッチ登録」という形でNTTドコモの求人を取り扱っています。
ポジションマッチ登録とは、非公開求人や公開される前の新規求人に応募できるサービスで、自分の能力や経験にマッチした求人を紹介してもらうことができます。
type転職エージェントのポジションマッチ登録では、「エンジニア・営業・企画・マーケティング」の4つの職種が対象です。
type転職エージェントは、絶対にNTTドコモの求人に応募できるわけではないので、「将来的にNTTドコモに転職したい」という方におすすめの転職エージェントになります。
ハイキャリアの転職におすすめの転職エージェント
ハイキャリアの転職をする際におすすめの転職サイト・エージェントも見ていきましょう。
紹介するのは、大手求人や好待遇の求人を多く扱うハイキャリア転職を得意とする転職エージェントです。
NTTドコモのような質の高い求人の紹介を特に期待できる転職サポートサービスですから、非公開求人の内容を確認するためにも登録してみることをおすすめしますよ。
ただし市で二お伝えしていたように、掲載の有無は時期によっても異なります。
最新の情報は転職エージェントに相談し確認すると良いでしょう。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは「株式会社ジェイエシーリクルートメント」が運営しているハイクラス向けの転職エージェントです。
1998年から転職支援サービスを提供していて、今までの支援実績は「43万人」を超えています。
そんなJACリクルートメントでも、NTTドコモの求人を取り扱っています。
JACリクルートメントで取り扱っている職種は下記の通りです。
- 信用企画担当
- カード事業のオペレーション企画担当
- クレジットカード事業の加盟店業務企画
JACリクルートメントでは、未登録の状態でNTTドコモの求人に応募することが可能で、スムーズに転職活動を進められます。
そして、JACリクルートメントには約1,200人のキャリアアドバイザーが在籍しているため、自分に合ったサポートを受けられます。
JACリクルートメントは「NTTドコモの企画職へ転職したい」という方におすすめの転職エージェントです。
ビズリーチ
ビズリーチは、ハイクラス層の転職支援に特化した転職エージェントサービスの一つです。
年収1000万円以上の求人が30%以上もあり、転職で高年収を狙っていきたい方には最適です。
特に40~50代の転職を得意としていますので、ミドル層の転職希望者に特におすすめです。
通信系の求人も多数扱いがあり、非公開求人にNTTドコモの案件がある可能性も十分ありますので、一度登録してみると良いでしょう。
NTTドコモのカムバック採用
NTTドコモでは、カムバック採用という中途採用が募集されています。
カムバック採用とは、NTTドコモを退職した方を対象にしている中途採用です。
転職エージェントから応募する必要はなく、NTTドコモのホームページから応募できます。
ただし、カムバック採用だからといって、採用率が高くなるわけではなく、通常の選考を受ける必要があります。
もし、ライフイベントや家庭の事情などのやむを得ない理由で退職された方は、NTTドコモの「再採用制度」を活用してみてください。
NTTドコモのカムバック採用・再採用制度に関する詳しい情報は「NTTドコモ キャリア採用」から確認してみてください。
NTTドコモの企業基本情報
NTTドコモの基本情報は下記の通りです。
社名 | 株式会社NTTドコモ |
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所在地 | 東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー |
電話番号 | 03-5156-1111 |
資本金 | 949,679(百万円) |
営業開始日 | 1992年7月1日 |
従業員数 | 8,433名 |
事業内容 | 通信事業・スマートライフ事業・その他の事業 |
NTTドコモは業界最大手「日本電信電話株式会社(NTTグループ)」の完全子会社で、通信業界ではトップクラスの売上高を誇ります。
NTTドコモは、企業理念である「新しいコミュニケーション文化の世界を創造」に向けて、さまざまな事業を展開しています。
NTTドコモの平均年収
NTTドコモの平均年収は、850万円〜900万円と言われています。
日本の平均年収は約430万円になっているので、日本の平均を大きく上回っています。
30代後半から平均年収である850万円〜900万円を得ることができ、40代以降になると、平均年収以上を得ることができます。
NTTドコモで年収1,000万円以上を目指すことは可能で、課長・部長クラスになると、年収は1,300万円を超えています。
しかし、通信業界の中ではNTTドコモよりも平均年収が高い会社があります。
「ソフトバンクグループ・KDDI」はNTTドコモよりも平均年収が高いので、「転職して年収を高くしたい」という方には、NTTドコモへの転職はおすすめしません。
NTTドコモの福利厚生
NTTドコモの福利厚生は下記の通りです。
住宅補助費の支給
- 社宅の措置
- 健康ポータルナビ
- 確定拠出年金
- 企業年金基金
- 社員持株会
- 定期健康診断の実施
- 人間ドック
- ライフプラン休暇
- 特別連続休暇
- 結婚休暇 など
NTTドコモは、仕事とプライベートを両立できるように、育児や出産に関する制度も充実しています。
「スライドワーク制度・フレックスタイム制・在宅勤務制度・育児のための短時間勤務制度」など、さまざまな制度が設けられています。
実際に多くの従業員が育児休職や短期時間勤務を利用していて、厚生労働大臣認定マークである「くるみん」に認定されています。
NTTドコモは福利厚生が充実しているので、転職後でも安心・満足して働くことが可能です。
NTTドコモの転職におすすめの人物像
NTTドコモの転職におすすめの人物像は、通信業界に関する知識・経験がある方です。
中途採用をしている企業は、「即戦力で働ける人材を採用したい」と考えるため、通信業界に関する知識や経験があることはとても大事なことになります。
通信業界に関する知識・経験があればあるほど、NTTドコモへの転職難易度は低くなるでしょう。
また、通信業界に関する「資格」を取得していると、NTTドコモへ転職しやすいです。
資格は合格基準が定められているものなので、採用担当者からの評価を受けやすく、身に付いているスキルや知識をアピールしやすくなります。
NTTドコモの転職難易度は高いですが、通信業界に関する知識・経験がある方や、資格を取得している方には転職をおすすめします。