リクルートエージェントは転職の際には大変頼りになる、転職希望の方なら絶対に登録すべき場所なのですが、利用するまでには「キャリアアドバイザーとの面談」が必要となります。
面談と聞くと緊張してしまったり不安を覚えてしまう方も少なく無いかも知れませんが、前もって「どんな準備が必要か?」や「面談で聞かれること・注意点」がわかっていれば不安はかなり軽減できるはずです。
ですから、これからリクルートエージェントを利用して転職をしようと考えているみなさんに、面談の流れ・準備すべきことなどをじっくりとお伝えします!
目次
面倒な面談をわざわざ行う理由
なぜリクルートエージェントでは、みなさんにとって面倒にも感じる「面談」を行っているのでしょうか?
それは、みなさんの転職への心意気や文章では伝わりにくい特徴の他、具体的な持っているスキル・知識などの情報を得る為です。
リクルートエージェントに持ち込まれてくる求人の中には転職者について細かな要望が書かれている場合もあります。
その求人とマッチしている方を見つける為には、なるべく詳細な情報が必要となります。
また、実際の会話を通して性格や考え方を感じ取ることも可能となるんです。
つまり、キャリアアドバイザーとの面談を行うことで「みなさんの最適な転職先」を見つけやすくすることができるということです。
またリクルートエージェントとしても、求人を出してくれた企業の期待に添える人材を紹介することが大切ですから、情報集めをしっかり行いたいですよね。
これで、面談の重要性を理解していただければ「面談は面倒だけど行くべき」と思っていただけたのではないでしょうか?
リクルートエージェントの面談までにするべきこと
面談に対して前向きになっていただけたとは想いますが、いきなりリクルートエージェントのオフイスへ向かっても、キャリアアドバイザーとの面談を受けることはできません。
リクルートエージェントへの登録→面談の予定をセッティング→面談に必要な書類の準備
ここまでを行って初めて面談へと臨むことができます。このどれかが欠けていても面談は実施されませんし、上手く行くこともないでしょう。
ですから一つずつきっちりとステップを踏み、キャリアアドバイザーとの面談に備えていきましょうね。
まずは何より会員登録!
リクルートエージェントはスマホからでもパソコンからでも利用可能です。
登録を行うにはトップページに表示されている「転職支援サービスに申し込む(無料)」と書かれている所を選択してください。
ここからは画面に表示されている入力事項や質問内容に従って答えていったり選択していくだけでOKです。「転職に期待すること」・「プロフィール」の順で入力してい行きます。
途中で英語力についての質問など少し答えに困ってしまう内容もあるかも知れませんが、自分の判断で答えてしまって大丈夫ですよ。
必要事項を入力して「この内容で申し込む」を選べば登録完了!入力に間違いがあったのなら、ここで「修正する」を選んで修正してきましょう。
「修正する」を選ばずにバックボタン(戻る)などを選んでしまうと、エラーとなって入力し直しになりかねませんので注意してくださいね。
リクルートエージェントへログインする方法とログインできないときの対処法
「求人志向チェック」は素直に答えましょう!
会員登録が終われば「求人志向チェック」を行うことが可能となります。画面に表示される実在している求人情報に対して「とても興味がある・検討してもよい・興味なし」を選択していくのが求人志向チェックです。
みなさんがどの様な求人を求めているのかの指標になるものですので、正直に答えましょうね。
「ありえないほどの高望み」や「とりあえず全部を興味があると答えておこう」なんてちょっといい加減なことをしてしまうと理想としている求人に出会えないことになりかねません。
ちなみに、この後で「リクナビNEXT」への登録も引き続き行えます。こちらも転職に有効なサービスですから、登録しておいて損はありませんよ。
リクナビNEXTの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
面談予定のセッティングは連絡待ち
面談をいつ行うかを決めるのは、リクルートエージェント側からの電話またはメールでの連絡が来てからとなります。
連絡が来るタイミングは申込みを行った状況(申込みの込み具合や求人状況)などによって変わってきますが、2〜7日程度と公式サイトの情報ではなっています。
登録してすぐに電話がかかってきたという情報もありますが、1週間は待つ覚悟をしておいてください。
この時にサービス内容についての説明も行われますので、気になることがあるなら質問してみても良いかも知れませんね。
履歴書や職務経歴書の準備・送付で面談をスムーズに!
スケジュールが決定したのなら早い段階で履歴書や職務経歴書の準備を行いましょう。
必ずしも提出しなくてはいけないわけではない(担当者への確認をしておくと確実です)が、前もって情報を把握してもらうことで、面談時に情報説明する手間も時間も節約できる可能性があります。
また希望条件なども伝えておくことができれば、面談後に求人を紹介してもらうこともスムーズに行いやすくなります。
先に伝えることができるかは担当者次第という面もありますが、事前に準備しておいて無駄にはなりません。
希望職種・理由、自分のスキル知識をまとめるのも忘れずに
事前準備の最後は「面談へ向けての心構え」とも言えるモノです。
「なぜ転職を希望したのか?何を求めるのか?」「自分の性格や持っている知識・スキル」など自分を見つめ直し考えをまとめておくのも大切なことです。
「こんなこと言ってもしょうがないよな〜」なんて思ってしまう趣味などに対しての情報もあるかも知れませんが、自分では大したことのないと思っていた情報が、キャリアアドバイザーから見ると「あなたのウリ」になる可能性もあるんですよ。
リクルートエージェントから電話連絡が無かったとしたら・・・
登録が完了して1週間が過ぎたとしても、何の連絡もないということもあるかも知れません。
こうなることは大変に稀なことなのですが、求人の状況やご自身の持っているスキルがニッチ過ぎた場合などは紹介できる求人自体がないこともあります。
その様な時には中々連絡が無いことがあり得るのです。
そんな時には、ただ待ち続けるだけでなくリクナビなどを使って良い求人を求めて自分からも動いてみるべきかも知れませんね。
リクルートエージェントとの面談当日の注意点
いよいよ迎えた面接当日。
緊張してしまうのも無理はありませんが、前もって注意点がわかっていて準備を怠らなければ緊張してても失敗することは滅多に無いはずです。
当然とも言えるポイントも多いのですが、注意点をまとめてみました。
絶対に時間に遅れない!
「企業との面接でも無いんだし、そこまで気にしなくても大丈夫でしょ?」なんて思ってませんか?キャリアアドバイザーとの面談も遅刻するのは厳禁です。
この面談では「あなたの性格や社会人との資質」も見られていることをお忘れなく。
リクルートエージェントとしても、企業へ紹介する人材が平気で遅刻する様な方では困ります。
ですから面談場所までのルートや電車の時間は前もってチェックして、余裕を持って行動しましょう。
もし何かのトラブルで遅れそうな時には、きちんと連絡・説明することをお忘れなく!
服装・言葉遣いには気をつける!荷物もちゃんとチェックしましょう!
特に指定されることでも無ければビシッとスーツを着て行く必要はありません。
ですが、私服でOKと言ってもある程度の格好を意識することは必要です。
社会人として会社に着ていくことが可能なレベルの服装にはしておくことにしましょうね。もちろんそれはアクセサリーなども含めてのことですよ。
また筆記用具やメモ帳程度は準備しておいてください。
書類を渡されることも想定してA4サイズのファイルが入るカバンなども持っておくことをおすすめします。
そして、面談の時には言葉遣いにも気をつけましょう。
変にかしこまる必要はありませんが、度を越した軽い口調などは印象は当然良くはありませんよ。
面談で聞かれることが多い内容
気になってしまう面談で質問される内容ですが、「あなたの転職に対する目的」を聞かれると思ってください。
- 転職に求める条件(特に譲れない条件や優先順位)
- 転職の希望時期(そこから逆算してのスケジュールを決めます)
- 職務経歴・自己PR(多ければ多いほど良し)
などは聞かれると思って答えを準備しておくと良いでしょう。
面談は1時間から1時間半が基本ですが、時間に余裕があれば求人の紹介が行われることもあります。
転職への想い・自分の考えは力強く明確に!
面談はあなたにピッタリな企業を探す為の重要な情報源になります。
ですから、ここで遠慮したり言うべきことを隠したりすることはおすすめできません。
譲れない条件に関してはキッパリと伝えることが大切です。
そして転職への想いはしっかりと強く伝えましょう。
「転職する気が本当にあるのかな?」と思われてしまうより、真剣味が伝わる方が良いに決まっていますよね?
面談は「平日にリクルートエージェントのオフィスで」とは決まっていません!
応募先の企業との面接などは週末に行われることが多いのですが、リクルートエージェントとの面談では転職希望者であるみなさんの要望をかなり聞いて貰えます。
現在も仕事を抱えているみなさんとしては「周りの同僚に転職活動をしていることを知られたくない」という思いもあるでしょうが、リクルートエージェントならあまり心配する必要は無いのです。
無茶苦茶な願いは無理としても、ご自身の都合を後回しにして面談の予定を立てる必要は無いので助かりますね。
土日対応可能!
他の転職エージェントの場合は土曜は対応可能であっても日祝は休みという場所も少なくはありません。
ですがリクルートエージェントであれば「可能な限り土日対応可能」となっています。
土日の全てが対応可能というわけでは無いのですが、日曜だからと諦める必要な無いので相談してみるだけの価値アリですよ。
遠方やお急ぎなら電話面談もOK!
リクルートエージェントの面談可能なオフィスは北は北海道から南は福岡までと色々な場所にあります。
ですが、その面談可能な場所まで出向くのが遠くて難しい方や、出向くだけの時間が取れない方もいらっしゃるはずです。
その場合は「電話面談」を利用していただくことが可能です。
電話でも通常の面談と同じ様に面談を受けることができますのでご安心ください。
ただ電話よりも実際に会ってからの話の方がスムーズに進むのは事実ですので、無理をせずに行けるのなら直接キャリアアドバイザーと会って話をすることをおすすめします。
面談も恐れることはありません!
リクルートエージェントを利用するには面談は避けては通れません。ですが決して恐れることはありません。
きちんとした知識と、しっかりした準備ができていれば何の心配もしなくて大丈夫です。
リクルートエージェントは面談の手間を感じたとしても、かかった手間以上の価値が得られるサービスですので是非ご利用してくださいね。
また実際にリクルートエージェントを利用した人たちの口コミや、他サービスと比べたメリット・デメリットを知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。