老後でも働ける仕事は?高齢者雇用の現状と職種を徹底解説!

老後でも働ける仕事は?高齢者雇用の現状と職種を徹底解説!

【PR】サイト上のアフィリエイト広告利用について
転職サイト比較plusは、企業とアフィリエイトプログラムを提携しております。 そのため当サイト経由で登録・利用があった場合、掲載企業からアフィリエイト報酬を受け取っております。 収益に関しましてはサイトのコンテンツ向上に使用し、より正確な情報提供を行ってまいります。

『老後2000万円問題』という言葉がクローズアップされ、多くの人が将来への不安を感じたのではないでしょうか。

物価は上がり、平均寿命も延びていく。そんな中で年金の手取り額は下がり、生活資金が足りなくなると言われています。

そんな現状に直面しているのが、今年金を受け取っている、また今後受け取ることになる60代以上の方々でしょう。定年後に仕事から離れてしまうと、収入の柱は年金になります。その年金が危ういと言われれば、不安にならざるを得ません。

では、今後60代以上の方は、どのように年金の不足分を補っていくべきか。それが、『仕事』です。

今回は、60代以上の方がどうやって仕事を探していくのか、どんな職種がおすすめなのか、そして60代以上の方を歓迎する求人が多い求人情報サイトなどもご紹介していきます。

正社員求人を探すのにおすすめ転職サイト
doda
doda
求人数
 250,127件(2024年6月17日時点)
対応エリア
全国
おすすめポイント
・条件に応じた求人紹介あり ・正社員募集がわかりやすい ・週2回求人更新

定年退職後も働くのが一般的に

60歳になったらめでたく定年退職し、第二の人生は悠々自適に。

…そんな時代は、終わってしまったのかもしれません。今では60歳以降も働くことが当たり前になり、再雇用制度なども以前より活用されるようになってきました。

60歳以上の方が昔よりも若く、まだまだ現役と遜色なく働けるようになったことも一因。しかしそれ以上に「生活のために働かなければならない」という方が増えてきていることも大きな理由でしょう。

年金の受給年齢の高齢化

年金の受給年齢は、時代とともに引き上げられてきました。

実は昭和20年ごろは、55歳から年金が支給されていました。昭和29年には60歳に、昭和60年には男性65歳・女性60歳に、平成6年には男女とも65歳へと変遷しています。(細かな特例等は省略)

今後、年金の受給年齢がどのように変わっていくかはまだ分かりません。しかし、さらに高齢化していくことはあっても、受給年齢が引き下げられることはまずないでしょう。

生活の不安

年金の受給が高齢化すれば、当然生活にも不安が出てきます。特に定年退職した60歳から65歳の間は、多くの方が不安に感じるのではないでしょうか。昨今は年金の支給額も目減りしているため、こうした点も不安に拍車をかけていると思います。

介護職は何歳まで働ける?定年後はどうすればいい?

老後に再就職する3パターン

年金が減って、貯蓄も少なく、生活に不安がある。…となれば、定年後も働くほかありません。

一度定年退職した後に再就職するためには、大きく分けて3つのパターンがあります。仕事選びの際に参考にしてください。

同じ会社で再就職!再雇用制度

最も手軽なのが、定年後も同じ会社に再雇用してもらうパターンです。

昨今は定年後の人材の活用が進んでおり、多くの企業で再雇用制度が整えられています。もちろん雇用形態は正社員ではなく契約社員や嘱託社員になり、給与額も正社員時代より大きく下がってしまいます。職責も変わり、役職に就くようなことはなくなるかもしれません。

しかし、これまで培ってきた経験やスキル、人脈などをそのまま活かして仕事を続けることができますし、新たに人間関係を築いていく必要もありません。もちろん、転職活動もせずに働けます。

現職の企業が再雇用を受け入れてくれるのであれば、まずはこれを検討してみてください。

定年が伸びる!勤務延長制度

企業によって名称は異なりますが、定年の年齢を伸ばす『勤務延長制度』というものもあります。

定年の年齢は、ほとんどの会社で60歳と決められていると思います。しかし企業によっては65歳であったり、70歳などに設定している場合も。

定年の年齢を引き上げることで国から助成金が支払われるということもあり、今この制度を採り入れる企業が増えています。

定年が伸びるということは、再雇用ではなく正社員としてそのまま会社に残れるということ。雇用形態は正社員のままですし、給与もそこまで大きく減るようなことはないでしょう。再雇用制度と比べてもメリットは大きいといえます。

新しい会社での再就職

再雇用制度や勤務延長制度が無い場合は、別の会社への再就職になります。60歳を過ぎて再就職は難しい…と思われるかもしれませんが、最近は働き口も増えていいます。

人材不足が叫ばれる昨今、企業は何とかして労働力を確保したいと考えています。そこで以前よりも、定年後の人材に目が向いているんです。

60歳を過ぎているとはいえ、最近の60代の方は若いので、現役世代と変わらず仕事もできます。これまでの経験やスキルを自社で活かしてもらえるというメリットもあり、積極的に採用を行っている企業も少なくありません。

注意!資格があるからといって仕事の幅は広がらない

再就職する場合、確かに何かの資格を持っていると活かせます。しかし、実は60歳以上の再就職の場合、資格があるからと仕事の幅がそこまで広がらないのが現実なんです。

老後に役立つ資格は「難関国家資格」

もし資格を活かして再就職をするのであれば、『難関国家資格』が必要になります。例えば弁護士や行政書士、弁理士、薬剤師など。介護士なども国家資格のひとつです。

こうした資格があれば職には困らないと思いますが、今から取得するには難易度が高いものばかりだと思います。

高齢者の求人は無資格が基本

ということで、仕事探しは基本的に無資格なものを選んでいくことになるでしょう。無資格でも仕事は多々ありますので、特に不利になることはありません。

老後に働ける仕事とは?

では老後に働ける仕事には、どんなものがあるのでしょうか。ここではすぐに始められるものをご紹介します。

タクシー運転手

年齢を重ねても出来る仕事の代表格といえば、タクシーの運転手です。

求められる技能は運転能力だけ。普段仕事やプライベートで運転をする方であれば、すでに素養はあると思います。道が分からなくても、カーナビを見ながら運転できるので問題ありません。

営業力が必要だが稼げる仕事

タクシーの運転手は、『営業力』が必要な仕事です。タクシー運転手の営業力とは、営業収入を増やすために考える能力のこと。

たとえばイベントの開催状況を自分で調べてその周辺を走ってみたり、時間帯によってお客様が多いエリアを選んでみたり。こうした努力を積み重ねることで、売上につながっていきます。

そして売上を伸ばすことができれば、それが給与にも直結します。高齢者の再雇用の場合、月給額・時給額が固定されていることが多いのですが、タクシー運転手は成果に応じて給与を伸ばせる珍しい職種だと思います。

普通自動車二種免許が必要

タクシー運転手になるためには、普通自動車二種の免許が必要です。

この二種免許を取得するためには、自動車学校に通い、試験を受ける必要があります。費用としては、おおよそ20万円ほど。期間は1ヶ月弱です。

自分で免許を取得しても良いのですが、タクシー会社によっては入社後に会社のお金で自動車学校に通わせてくれるケースも。ぜひこうした制度がある会社を選んでみましょう。

正社員の採用年齢上限が高め

タクシー運転手の平均年齢は、58~59歳くらいと言われています。年齢に関する制限は基本的になく、安全運転ができるのであれば80歳を超えても仕事ができます。

もちろん企業によって採用年齢に制限はあるかもしれませんが、70代近くになっても充分に採用の可能性がある仕事です。

家事代行

家事全般が得意なのであれば、家事代行の仕事もおすすめです。

昨今は女性も忙しく仕事をしているので、なかなか家事に割く時間がありません。そんな中で家事代行のニーズが高まっており、料理や掃除、買い物などを委託する方も増えています。

女性が活躍できる場

家事代行は、女性が活躍できる仕事です。

女性だから家事が出来て当然…という時代でもなくなっているとは思いますが、60代以上の女性の多くは、家事に慣れた方が多いのではないでしょうか。

普段自分がしていた料理や掃除、洗濯などが、そのままお金になると考えると始めやすい仕事だと思います。

パートよりも高い時給

家事代行は時給が良いのも特徴です。会社にもよりますが、時給1200円ほどの募集も珍しくありません。

普通のパートの場合は最低時給額の募集も多いので、それと比べるとかなり高い給与をもらえます。

飲食業

パートやアルバイトの仕事で、経験や資格がなくても始めやすいのが飲食業です。調理などは技術が必要ですが、ホールスタッフであればすぐに慣れることができるでしょう。

アルバイトの求人が最も多い

飲食業は求人数が多いことも特徴です。パート・アルバイト系の求人雑誌などを見ると、飲食業が多いことが分かります。飲食店はどんな地域、どんな場所にでもあるので、仕事を探しやすいでしょう。

早朝勤務が可能

お店にもよりますが、飲食店であれば早朝勤務も可能です。早朝勤務って大変そうじゃない?と思われるかもしれませんが、実はメリットもたくさんあります。

たとえば出退勤の際、渋滞に巻き込まれることはありませんし、日中に仕事が終わるので1日を有意義に過ごすこともできます。役所や病院にも平日に行きやすくなるでしょう。また夜10時から朝5時までは割増賃金が支払われるので、給与も少し上がる可能性があります。

体力が必要

飲食店で仕事をするとなれば、体力も必要です。立ちっぱなしの仕事ですし、ホールであれば基本的に動きっぱなし。体力に自信がない方や持病の影響で疲れやすい方などには向かないかもしれません。

事務作業

パソコンでの入力作業ができるなら、事務作業もおすすめ。データ入力や書類作成などが中心です。部署によっては領収書や交通費の処理、総務事務、電話対応などがある場合も。

パソコン入力など前職のスキルが活かせる

もし定年前の仕事でパソコンを使っていたのであれば、事務作業は問題なくこなせるはずです。最低限、ワードやエクセルくらいは使えたほうがいいと思いますが、数字や文字の打ち込みができれば業務に支障はないでしょう。

肉体労働ではないので健康に気を使える

事務作業は肉体労働ではないので、体力的にも無理なく働けますし、仕事の影響で健康を害することもあまりないでしょう。

特に足や腰の調子が思わしくない方は、立ち仕事で悪化させてしまう可能性もあります。

当サイトで人気の転職サイト
初めての転職ならdoda!求人数No.1の転職サイト
doda doda
公開求人数 40,000件以上
非公開求人 80%以上
対象エリア 全国
おすすめタイプ 着実なキャリアアップ

\はじめての転職ならココ!圧倒的求人数/

公式サイトはこちら

派遣会社に登録するのも手

求人を探すとなると、転職サイトや求人情報誌、ハローワークなどを使うことが多いと思います。これ以外に、派遣会社に登録するのも手です。派遣登録をしておけば、自分のスキルや経験に沿った勤務先を紹介してもらえます。

日程の融通が利く

派遣の場合は、パートやアルバイト、正社員などよりも日程の融通が利きます。例えば、「週に3日、午後だけ働きたい」「土日だけ働きたい」「3ヶ月間だけ仕事をしたい」といったように、自分の都合や予定に合わせて働き方を選べます。

もちろんすべて希望通りにいくわけではないと思いますが、派遣会社が有するたくさんの案件の中から、あなたの要望に出来るだけ沿ったものを紹介してくれます。

一つの職場に限らない働き方ができる

派遣であれば、職場を変えることもできます。

仕事を始めたものの、人間関係が合わなかったり、仕事内容がイメージしていたものと違ったりということもあるでしょう。正社員やパート・アルバイトであれば、もう一度転職活動をしなければなりませんが、派遣の場合は別の職場を紹介してもらえば問題ありません。

職場に縛られず、自由な働き方ができるのは、派遣の魅力です。

老後の仕事探しにおすすめのサイト

定年を過ぎて、今後仕事を探す方におすすめのサイトをいくつかご紹介します。シニア層の仕事探しは、どのサイトを使うかがとても重要。もし迷っていらっしゃるのであれば、まずはここで紹介するものに登録してみてください。

ランサーズ

ランサーズは、『クラウドソーシングサービス』のひとつです。ランサーズのサイト上にフリーランス・自営業の方が会員登録をして、企業がその方々にWeb上で直接仕事を依頼するという仕組みになっています。

たとえばこれまで培ってきた技能がある方なら、フリーランスという形でそれを活かすのもありかもしれません。

在宅ワークも可能

フリーランスという働き方なので、基本的には在宅で仕事ができます(一部、企業に出社しなければならない案件もあります)。

出勤の手間も必要なく、パソコンとインターネット環境さえあれば仕事ができるので、時間の融通も利きやすいでしょう。

求人数が多い

ランサーズには常時140万件以上の案件が掲載されています。ジャンルも幅広く、コンサルティングや営業、システム開発、デザイン、データ入力などの事務作業、翻訳など。

過去の経験を活かせる仕事がきっとあると思いますので、ぜひ一度サイトに登録の上、案件を覗いてみてください。

はたらこねっと

はたらこねっとは、正社員・パート・アルバイト・派遣など様々な求人が掲載された求人サイトです。

8万件近くの求人が掲載されており、時給が比較的高い求人もたくさんあります。パート・アルバイトの求人なら、1000~2000円というものも珍しくなく、経験を活かしてある程度の収入も目指せます。

シニア層の求人が多い

はたらこねっとには、意外とシニア層の求人が多数掲載されています。以下は、実際に掲載されている求人の職種部分をピックアップしたものです。

【ご案内コールSTAFF】30代~60代活躍中!契約賞与あり!3h~◎(時給1400~3000円)

50代60代で始める方も大勢います。はじめて介護は日常レベルから(時給1800~2000円)

≪週4/60代もOK!≫電話ナシ‥簡単‥それがデータ入力!(時給1450円)

このように、60代以上をターゲットにした求人も多数掲載されており、間口が広いのが分かります。

事務系の求人をメインに多種多様な業種が

職種の幅も広く、データ入力やタイピングなどデスクワークをメインに、接客や梱包・仕分け、コールセンター、介護、図面作成など様々な求人が掲載されています。

きっと経験やスキルを活かせるものが見つかるはずです。

シフトワークス

シフトワークスは、働きたい曜日と時間を指定して求人を探す、アルバイト情報サイトです。スケジュール優先の検索方法が斬新で、自分の都合に合わせて仕事を選びたいという方に人気です。

常時65000件以上の求人が掲載されており、求人数は大手に引けを取りません。しかも大手有名企業の求人も多数載っています。

中高年向けの求人多

シフトワークスもはたらこねっと同様に、中高年向けの求人が多数掲載されています。特集で『中高年歓迎のアルバイト』というページもあり、60代以上の方を歓迎する求人が32000件以上紹介されています。

手軽にバイトを始められる

シフトワークスを使うメリットは、手軽にバイトが始められるということ。仕事を選ぶ上で、勤務時間などのシフトは一番のポイントになると思います。

とはいえ自分の希望通りの勤務時間や休みを選べるわけではないので、結果的に企業の方針に従わなければなりません。

しかしシフトワークスはシフトを指定して仕事を探せるため、手軽にバイトを始められるんです。

老後の仕事を見つけてやりがいのある生き方を

今、日本の男性の健康寿命は81歳、女性は87歳と言われます。

定年してからの20年以上、どのように過ごすかはその人の自由。しかし年金に不安がある中で、ただ趣味や旅行などに時間を費やしてしまうのは勿体ないですし、何より資金的な問題も出てくるかもしれません。

であれば、これまでの数十年で培ってきた経験や知識、スキルなどを仕事に活かすのも選択肢のひとつ。仕事を通じて社会の役に立つこと、誰かに喜んでもらうことは、やりがいにもつながるのではないでしょうか。

60代におすすめ転職サイト・エージェント比較ランキング

50社から詳細条件で絞り込み検索
地域
性別
希望職種
正社員経験
年齢
希望年収
人気条件こだわり条件