「社内恋愛による不倫はバレル可能性はある?」
「社内不倫がバレてしまった、、、会社からどんな処分があるの?」
結論、社内不倫はバレやすく、バレた後のリスクもかなり大きいです。
具体的な処分内容は、ケース・会社への影響度などで大きく変わりますが、最悪の場合は懲戒解雇になることも。
この記事では、社内不倫がバレる5つのきっかけと社内不倫の5つの処分内容について解説しています。
また、社内不倫がバレた後に当事者が取るべき5つの対処法も解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
社内不倫がバレる5つのきっかけ
社内恋愛による不倫がバレる可能性は非常に高いですが、主な会社にバレてしまうきっかけは、以下の5つです。
- 社内での距離感でバレる
- 不倫相手に送ったメールを見られる
- 休憩時間・有給休暇がかぶっていることで怪しまれる
- 社外で一緒にいるところを見られる
- 同僚への相談で広まる
それぞれのきっかけについて、詳しく解説します。
社内での距離感でバレる
社内で不倫相手とコミュニケーションをとる際、必要以上に距離が近いとバレてしまいます。
当事者同士は隠しているつもりでも、2人が目を合わせたときや、業務ミスの修正などの対応で、社員は十分に感じ取れます。
社内では毎日会うため、だんだん社員同士の距離感が分からなくなってくるのが一番の原因。
また、気をつけすぎて極度に冷たい態度を取ってしまい、社員に怪しまれたり、不倫相手との関係が悪化したりする恐れがあるので、注意が必要です。
社内不倫がばれないためには「通常の社員同士の距離感」を徹底的に遂行しましょう。
不倫相手に送ったメールを見られる
不倫相手に送ったメールが妻(夫)に見られ、簡単に社内不倫がバレるかもしれません。
「履歴を消したり、通知が出ないようにしたりすることで、メールバレには対策している」という人は多いですが、年季が入ったスマホだと稀に通知されることもあります。
また、通知を表示していないことを妻(夫)に怪しまれ、社内不倫が発覚するケースも多く、スマホには十分な注意が必要です。
名前を変えたり、アプリを違うものにしたりなどの対策は存在しますが、一番良いのは気軽に連絡を取らないことですね。
休憩時間・有給休暇がかぶっていることで怪しまれる
業務中の休憩時間を一緒の時間にしたり、有給休暇がかぶったりしていると、社内にバレてしまいます。
社員が多ければ休憩時間のかぶりは怪しまれませんが、有給休暇はそうは行きません。
特に、社内での距離感で既に怪しまれている場合は、有給休暇がかぶった時点で、社員の1人は「絶対不倫している」と確信します。
その後、不倫を確信した同僚から当事者の妻(夫)に噂が届けば、十中八九アウト。
休憩時間を合わせるなら定期的にせず、「今週は水曜、来週は火曜」というように、不規則な形で合わせましょう。
社外で一緒にいるところを見られる
仕事のない土日祝日や休暇日に会っているところを見られたら、かなり怪しまれます。
こちらも社内での距離感を既に疑われていた場合は、社員が不倫を確信し、何らかの行動に出る可能性が高いです。
一般的に「不倫を暴く行動に出られたら大体バレる」が相場で、不倫関係にある証拠を全て隠滅するのは不可能でしょう。
有給休暇かぶりや社外の密会などの、確信的な行動には十分に気をつけてください。
具体的に旅行に行くなら、人気の少ない地方か、かなり混雑するような観光地が意外とバレないので、オススメです。
同僚への相談で広まる
信頼できる同僚に恋愛の相談をしたことがきっかけで、社内不倫がバレるかもしれません。
単なる恋愛の相談でも、社内での関係性から相手を特定できる可能性も高く、社内不倫だとバレるケースが多いです。
人は元来、秘密ごとは隠しておけない生き物のため、いくら信頼できる相手でも相談事はしないのがオススメですね。
相談するなら会社とは全く関係性のない友達を選びましょう。
社内不倫がバレた後に処分される3つのケース
社内不倫がバレた際に気になるのが「処分がくだされるのかどうか」ですよね。
社内不倫の程度が大きいと処分されることが多く、具体的には以下の3つのケースでは、会社から処分がくだされます。
- 業務に悪影響を与えた
- 企業イメージが下がった
- 不倫語の関係からセクハラ・パワハラが発生した
それぞれのケースについて、詳しく解説します。
業務に悪影響を与えた
社内不倫が原因で、通常の業務に悪影響を与えると、会社から処分がくだされます。
通常の業務への悪影響とは、以下のようなものです。
- 業務上で不倫相手に都合の良い対処をした
- 勤務時間中に肉体関係を持った
- 不倫相手の女性が妊娠し退職あるいは休職した
基本的には「不倫関係でないとありえないもの」で構成され、不倫により職務の方向が変わってしまったら、処罰の対象です。
会社からの適切な処分があるまでは、おとなしくしていましょう。
企業イメージが下がった
勤務中の会社が信用性を売りにしている会社なら、社内不倫による影響は多大なため、処分はくだされます。
「不倫をする=嘘を付く」というイメージを、マスコミによって大げさに広められてしまうため、セキュリティ会社などでは致命的でしょう。
また、恋愛マッチングアプリや婚活パーティ主催などの関連性の高い企業では、何を言っても説得力がなくなります。その一方でバズる可能性もありますが。
こういった企業だと、社内不倫による利益減少は否めないため、重たい処分がくだされますね。
不倫関係からセクハラ・パワハラが発生した
社内不倫の関係が原因で、パワハラ・セクハラ発言をしてしまうと、会社から処罰を受けます。
例えば、社内不倫の関係が終わった後に、お互いの腹立たしい気持ちから、極度に冷たく当たるとパワハラにあたります。
また、上司が部下に不倫関係を迫るケースであれば、社内の地位を利用した行動なので、セクハラとなります。
現代の企業では、パワハラ・セクハラ問題が重大視され、一度マスコミに取り上げられれば収益は激減。
企業としては必ず避けたいところのため、発覚した場合にはかなり重たい処罰がくだされるでしょう。
セクハラで退職するときの完全ガイド!卑劣な上司に負けないで!
社内不倫で処分がくだされないケースもある
社内不倫が発覚しても、会社から処罰がくだされないケースもあります。
例えば「不倫関係にあることの証拠が不十分」や「就業規則で定められていない」などの場合です。
社内不倫の証拠(写真・メール・ホテルの領収書)がなければ、「自分は白だ」と言い張ることで乗り切れることもあります。
また、就業規則で不倫について定められていなければ、処罰を与える対象には出来ません。
企業規模にもよりますが、社内不倫がバレた後は、まず就業規則を調べてみましょう。
社内不倫の6つの処分内容
社内不倫が会社にバレ、会社に悪影響を与えると重たい処罰を受けなければなりません。
具体的な処分内容は、以下の6つです。
- 部署異動・降格
- 出勤停止
- 減給
- 口頭注意
- けん責処分
- 最悪の場合は懲戒解雇も
それぞれの処罰について、詳しく解説します。
部署異動・降格
同部署内で不倫関係になった場合は、部署異動あるいは降格処分により、双方が社内で接触しないようにします。
大きな会社であれば、フロアや拠点の移動が起こる可能性もあります。
また、社内不倫がバレていない段階なのに、急な異動の打診をされることがありますが、これは社内不倫を会社が把握している証拠。
会社的には社内不倫の事実を掴んでいますが、内密に事を収めるために、急な異動を打診します。
社内不倫をしている状態で、急な異動を言い渡された時は、関係を続けることを諦めて素直に従いましょう。
出勤停止
社内不倫がバレると、1~2週間の無給出勤停止という処分を受けることもあり、比較的軽い処罰といえます。
物理的に不倫相手との接触を防ぐという目的では異動と似ていますが、出勤停止期間が終わっても同部署で働けるかもしれません。可能性は低いですが。
当事者本人としては比較的痛みのない処分ですが、問題なのは期間を終えた出勤日。
信頼していた上司・部下からの信用性を失い、冷たい目で見られること間違いないでしょう。
社内不倫がバレて出勤停止を言い渡された方はそのまま退職することも多く、実際現場に戻るのはかなりのメンタルが必要になりますね。
減給
社内不倫の処罰として、減給処分があります。
減給処分は労働基準法に則り、給与の10%減が上限で、それ以上減らされることはありません。
月給30万円の方は最大減給でも27万円で、正直そこまで重たい処分ではなく、引き続き勤務すれば3ヶ月ほどで解除されるでしょう。
明らかに10%を超えるような減給があった場合は、まず弁護士に相談するのがおすすめです。
悪いことをしたのは社内不倫当事者ですが、法律は守る必要があるため、法外な減給があるかどうかは調べてみてくださいね。
口頭注意
社内不倫の程度も軽微で、会社に与えた影響も小さい場合は、口頭注意という一番軽い処罰になります。
普段から誠実な方で、初めて不倫をした方であれば口頭注意で終わることも多いですが、今注意は会社の記録に残ります。
社内不倫をした事実は消えないので、誓約書・反省文などを提出し、同じ過ちを起こさないことを誓ってくださいね。
けん責処分
社内不倫の程度が大きく、会社に与えた悪影響も多大である場合は、けん責処分になる可能性があります。
けん責処分とは、始末書の提出や自ら退職することを推奨する処分で、実質「解雇」とあまり変わりません。
今後不倫をしない誓約書等の提出により解雇を免れることもありますが、ここまで重たい処分を出された当事者が、今後も同会社で働き続けるのはしんどいでしょう。
素直に反省し退職して、次の仕事を探すのも一つの手ですね。
最悪の場合は懲戒解雇も
社内不倫により会社に多大な迷惑を与えた場合は、最も思い処罰「懲戒解雇」がくだされます。
例えば、以下のような場合では懲戒解雇が言い渡されます。
- 社内不倫をマスコミによって取り上げられた
- 不倫相手とのデートで会社のお金を使った
- 不倫による重大なセクハラ・パワハラが発生した
- 当事者が不倫の常習犯であった
上で説明したとおり、信用性を売りにしている企業でマスコミに取り上げられたら、懲戒解雇は固いですね。
また、着服やセクハラ・パワハラによる業務妨害においても、懲戒解雇が言い渡されるでしょう。
懲戒解雇処分を受けたら、素直に退職するか、弁護士に相談するのがオススメですね。
社内不倫の処分後に起こる3つの影響
社内不倫をすると重たい処罰を受けますが、苦しいのは処罰だけではなく、処罰後も続きます。
具体的には、以下の3つのようなものです。
- 不倫相手と気まずい雰囲気になる
- 会社・同僚からの信用性を失う
- 離婚・慰謝料を請求される
詳しく解説します。
不倫相手と気まずい雰囲気になる
社内不倫の程度が小さかった場合、異動・解雇などの処分はなく同じ部署で働けますが、元不倫相手がいる中で通常通りの業務をこなすのは難しいです。
会社としても、あまり接触しないようにするはずですが、会社の規模が小さければ接触は避けられません。
すぐに必要な書類を頼めなかったり、社内イベントでなんとなく避けたり、常に面倒なことがつきまといます。
大きな会社であれば、業務の妨げになるという理由で、自ら異動を志願するのもオススメですね。
会社・同僚からの信用性を失う
今まで信頼関係を気づいてきた上司や、ご飯をおごったことのある後輩からも冷たい視線が届きます。
厳格な上司であれば業務上でも態度は厳しくなり、信頼を回復するには時間がかかるでしょう。
ついてきてくれた部下には何を言っても「説得力がない」と思われていることもあります。
辛いのは、「信頼している雰囲気を出しているけど、本当は信頼してないかも」という不安を感じなければならないことであり、同会社で働くなら避けられません。
信頼を獲得するためには長い期間が必要になるため、毎日を誠実に力強く生きていくしかありませんね。
離婚・慰謝料を請求される
会社からの処罰を受けた後、不倫相手の家族が離婚問題に発展し、慰謝料を請求されることもあります。
こういった不倫の場合の慰謝料の相場は100~300万円ほどで、簡単に払える額ではありません。
相手の精神的苦痛の程度によっては、さらなる額を請求されることもありますし、裁判沙汰になることもあります。
不倫をしているということは、相手家族の未来を奪う行為にほかならないため、莫大な額を請求されてもしょうがないです。
どれだけ誠意を持って謝れるか、その後の行動によっても変わってくる内容なので、社内不倫がバレた後は身の振り方を徹底しましょう。
社内不倫がバレた後に取るべき5つの対処法
社内不倫はとてもリスクが大きいため、バレた後にするべき行動も多岐にわたり、精神的苦痛も大きいでしょう。
具体的な対処法は、以下の5つです。
- 不倫相手と会うのをやめる
- 信頼する上司に相談する
- 不倫相手の家族に謝罪する
- 弁護士に相談する
- 会社を退職する
それぞれの対処法について、詳しく解説します。
不倫相手と会うのをやめる
社内不倫がバレたら、まずは不倫相手に会うのをやめましょう。
社内で強制的に会わなければならない状況もありますが、自分でできる対処は全て行ってください。
例えば、会社から異動を言い渡されなくても、自分から異動を志願して物理的に会えないようにするという方法もあります。
発覚した後も関係性を続けていると、慰謝料請求や裁判などの大きな責任問題になるので、会うのは必ず控えてくださいね。
信頼する上司に相談する
まずは自分の信頼する上司に相談して、会社での待遇がどう変わるかを聞いたり、解雇を防ぐように進言したりしてもらうのもオススメです。
甘い考えですが、当事者の人柄を一番理解しているのは、今まで面相を見てくれた上司です。
普段は誠実性を持っていたなら、上司は何とか助ける方向に動いてくれるでしょう。
処分を軽く出来なくとも処分の内容を把握できれば、「違う会社に転職する」などの次に取るべき行動が明確になります。
ただし勤務年数が2年程度の短い年数であれば、「力になろう」とは思わないこともあるので、「無視されて当たり前」だと思って頼みましょう。
不倫相手の家族に謝罪する
不倫をしたなら不倫相手の家族に謝るのは当然です。真っ先に誠意を伝えましょう。
不倫相手の家族に子供がいた場合、「かなり酷い仕打ちをしている」ことを理解して、精一杯謝ってください。
上でも説明したとおり、不倫相手の家族は慰謝料請求など、裁判において強い位置にいるため、法的な措置にでられたら勝ち目はありません。
双方にとって面倒のない解決ができるように、精神誠意頭を下げましょう。
弁護士に相談する
社内不倫は相手方の家族が法的手段を取る場合多く、弁護士を雇って慰謝料を請求されるため、当事者側も弁護士を雇う必要があります。
また、社内不倫の会社での処分内容によっては、あまりに不当な解雇になることもあるため、会社との間にも弁護士を雇ったほうが良いでしょう。
ただし、「弁護士を雇うのは戦うためではなく、自分の過ちを正当に収めるため」という考え方を忘れないようにしてください。
過ちを犯したのは社内不倫を犯したほうなので、謝罪する気持ちは忘れないでくださいね。
会社を退職する
社内不倫に対しての処分がくだされた後、同じ現場で働き続けるのは精神的にかなりしんどいです。
社員からの信用性はなくなりますし、仕事もうまく噛み合わなくなるでしょう。
そういった場合、素直に退職して環境を改めるほうが双方にとってメリットが大きいこともあります。
潔く会社を変えて、二度と同じ過ちを起こさないように誠実に働いていくのがオススメですね。
「転職したい」と思ったら取るべき行動!後悔しない転職活動の秘訣
社内不倫がバレたら適切な対処を
社内不倫による処分、処分後の影響、適切な対処をまとめると以下のようになります。
社内不倫による処分 | 処分後の影響 | 適切な処分 |
---|---|---|
・部署異動 ・降格 ・出勤停止 ・減給 ・口頭注意 ・けん責処分 ・懲戒解雇 |
・不倫相手と気まずい雰囲気 ・会社からの信用性を失う ・離婚・慰謝料を請求される |
・不倫相手と会うのをやめる ・信頼する上司に相談する ・不倫相手の家族に謝罪する ・弁護士に相談する ・会社を退職する |
社内不倫をすると、どれだけ多くのリスクがつきまとうか理解できたと思いますが、もし発覚してしまったら上の表を参考にして適切な対処をしましょう。
また、まだ発覚していない方は静かに関係を終わらせて、説明したような悲惨なことが起こらないようにしてくださいね。