仕事が辛く辞めたいけど、生活や収入のことを考えるなかなか決断できない人が多いのではないでしょうか。
しかし実際に仕事をやめると、人生がとても楽しくなった、苦しいことから解放されたとスッキリした気持ちになるという声も聞かれます。
これが本当なのか、後悔はしていないか気になる人もいるでしょう。
そこでこの記事では、仕事を辞めて人生が楽しいと思えるのか、辛い仕事辞めるメリットと辞める判断基準などを解説します。
目次
仕事を辞めたら人生楽しすぎるってホント?
今の仕事が辛く辞めたいけど、生活や収入のことを考えるとなかなかやめる決断ができず、悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。
辞められるのであればすぐにでも辞めたいけど、生きていくためには仕事で収入を得なければいけません。
そのような悩みを抱える人にとって、仕事辞めて人生が明るくなったという人の話を聞くと「本当?」と疑ってしまいます。
なぜ仕事を辞めて人生楽しすぎると明るく言えるのか、それには以下のような理由があるようです。
仕事をやめた時の解放感がある
仕事をしていると、業務はもちろん社内の人間関係など、さまざまなストレスに晒され窮屈さを感じてしまいます。
しかし仕事をやめることでこれらのストレスから解放され、辞めて人生楽しいと感じるのです。
「やっと辞められた!」と辛い仕事からの解放感から来る楽しさは、辞めなければ味わえない気持ちと言えるでしょう。
じっくり休める時間ができる
日々仕事に追われ忙しく過ごしていると、じっくり体と心を休める時間もなく、心身ともに疲弊してしまいます。
人によって朝早く出勤、夜遅くまで残業など不規則な生活になってしまい、体調を崩しがちになってしまうこともあります。
しかし仕事をやめることで、じっくり休め規則正しい生活に改善できることも、人生楽しいと思えるようなメリットに繋がっています。
やりたいことを出来る時間が増える
朝早くから夜遅くまで休日なく働いていると、自分の趣味や行きたい場所などやりたいことも満足にできません。
そのためリフレッシュする時間が持てず、精神的なストレスはたまっていく一方になってしまいます。
しかし仕事をやめると時間に余裕が生まれ、やりたいこと・行きたい場所に行け、心の余裕も生まれ、色々なことを楽しめるようになるのです。
このことから人生が今までより充実したものになり、仕事を辞めて楽しすぎ!というマインドになります。
時間の余裕が心の余裕に繋がることが、仕事を辞めて楽しいという気持ちになるのです。
仕事を辞める時の判断基準
仕事を辞めて人生楽しいと思えるのは、上記のような理由があることがわかりました。
ただ人生楽しみたい!余裕を持ちたいという勢いだけで辞めてしまうと、生活ができなくなってしまうなど、逆に心に余裕がなくなってしまうかもしれません。
後悔しないためには仕事を辞めても大丈夫、やめるべきと判断できるタイミングを正確につかむことが大切です。
そこでここでは、仕事を辞めるときの判断基準を紹介します。
2~3か月働かなくていい貯金がある
仕事を辞めてもその後の生活は続きます。
もし仕事を辞めて生活ができなく、苦しくなってしまうと、仕事を辞めたことが後悔に繋がってしまいます。
そこで最低でも2~3か月働かなくても生活できるくらいの貯金は確保しておかなければいけません。
すぐに転職しようと思っていても、計画通りにいくかはわからず、なかなか転職先が決まらないということもあるかもしれません。
そのような状況で貯金がないと、とりあえず働ければよい転職先に対するハードルが下がってしまい、結果的に転職失敗になってしまうリスクが高まります。
そこで余裕をもって転職活動できるように、2~3か月は普通に生活できるような貯金が必要なのです。
働くのに疲れた
現職で働きながら、働くことに疲れてしまっているのであれば、仕事を辞めることで事態が好転する可能性があります。
疲れても無理して続けていると、心も身体も疲弊して体調を大きく崩してしまうかもしれません。
そうなると長期療養が必要になる、仕事を辞めざる得ない状況になり、後悔に繋がります。
そうなる前に仕事を辞めて気持ちも身体もリフレッシュしたうえで、新たな環境で頑張れるように退職することも大切です。
仕事ばかりの日々で休む時間ができていない
生活に大半が仕事になってしまい、日比の生活で休む時間が取れないのであれば、辞めるタイミングかもしれません。
仕事ばかりの日々で休む時間が確保できないと、趣味や好きなことなどをしてリフレッシュできずに精神的に余裕をなくしてしまいます。
何のために働いているのか、目的を失ってしまうと仕事に対するモチベーションも低下するでしょう。
良い仕事をするためにも、適切な休息は必要なため、休む時間がなければ仕事を辞めて休息を取ることも大切です。
精神的に支障が出ている
仕事が辛く精神的に支障が出てしまっているのであれば、すぐにでも辞める決断をしましょう。
眠れない、仕事のことを考えると涙が出てくるなど精神的な部分に支障が出てしまうと、生活がままならなくなる、身体に影響が出てしまうなどどんどん悪い方向に進んでしまいます。
精神的に支障があるのであれば、仕事を辞めて心と体を休ませる時間を設けてください。
仕事内容とやりたいことが異なっている
現在の仕事内容が自分のやりたいこととズレがあれば、転職活動を経て退職するのがおすすめです。
仕事内容はやりたいことではないけど「生活のために」と無理して働いても、どこかつまらなくやりがいが見つけられずに、仕事がつまらないものになってしまいます。
このようなマインドで働いても、モチベーションは上がりません。
もちろんすぐに辞めてしまうのは危険なため、転職活動をして転職を決めてから辞めるようにしましょう。
仕事を辞めて楽しくなるための注意点
仕事を辞めても心配事があれば、楽しいという環境は生まれません。
そこで仕事を辞めて楽しくなるために、注意するべきことを知っておくことが大切です。
仕事を辞めた後を楽しいものにするためにも、不安を解消できるような行動を起こしましょう。
仕事がない期間の収入を確保できないなら転職先を探す
仕事を辞めた後は、2~3か月は生活できるように貯金が確保しておくのが安心です。
しかし人によっては貯金できていないということもあります。
その場合でも辞めたいのであれば、転職先を探すことを徹底しましょう。
転職先が決まっていれば、生活費の心配をすることなく有休を楽しめます。
仕事を辞めて生活に対する不安でストレスが溜まらないように、転職先を確保しておくようにすると安心です。
在籍企業の社内規定を把握する
現職を退職するのであれば、在籍企業の社内規定を把握しておくことも大切です。
法律上は2週間前に退職を申し出ればよいですが、引継ぎなどの問題があるため、できれば社内規定に則た時期に退職を申し出るのが良いでしょう。
少しでも円満に退職するために、在籍企業の規則に最後まで従うことも大切です。
消化できる有給がどのくらい残っているかを確認する
退職が決まったら有休がどのくらい残っているのかを確認し、なるべく使いきれるようにしましょう。
退職日を決めたら、そこからさかのぼり残っている有休を消化してから退職すると無駄にすることはありません。
業務や引継ぎによっては全て使い切るのは難しいかもしれませんが、なるべく使えるように上司と相談し取得するようにすると、ゆっくりした時間と収入の両方を得られおすすめです。
仕事を辞めるなら将来的に転職活動も必要
仕事を辞めてゆっくりと自分の時間を楽しむことも大切ですが、それを十分満喫したら将来的に転職活動も必要になります。
いつまでも仕事をせずに暮らせるという人は少なく、生活のためにはやはり働かなくてはいけません。
ただ転職先を選ぶときには、今までの仕事で不満に感じていたところを解消できるような職場を選ぶことも大切です。
それが後悔の転職に繋がります。
働きながら自分も大切にできる、そんな職場を見つけられるように行動しましょう。
転職活動におすすめの転職サイト・エージェント
十分に退職後の生活を楽しんだら、気持ちを切り替えて転職活動をします。
その際に、一人で進めても上手くいかない、転職先が見つからないなどストレスが溜まってしまうかもしれません。
そこで転職サイト・エージェントを活用するのがおすすめです。
転職サイトを活用し、自分の合う企業を見つけ、転職後も自分の時間を楽しめるようにしましょう。
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dodaは、幅広い業界・業種の求人を取り扱う、転職サイト・エージェントです。
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若い世代でどんな仕事が向いているかわからないという人は、ぜひ登録しておきたい転職サービスの一つです。
仕事を辞めて人生を楽しくするなら事前のチェックは慎重に
仕事を辞めると人生が楽しくなる理由などについて解説しました。
仕事が辛く辞めたいと考えている人の多くが、ワークライフバランスが崩れてしまい、自分の時間や休む時間が持てないことが原因となっています。
そこで仕事をやめることで、そのような状況から解放され自分のために時間を使えるようになり、楽しむ余裕が生まれ「人生楽しすぎ」というマインドに代わるのです。
ただ安易に辞めてしまうと生活が苦しくなるなど、かえってストレスになってしまう原因になるため、楽しむためにも事前チェックは徹底するようにしてください。