大学生にとって就職活動は避けては通れない道です。
就職するためには就職活動を行う必要があるのですが、初めて取り組むため「就職活動のスケジュールがわからない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
この記事では就職活動のスケジュールについて詳しくご紹介します。
内定を獲得するポイントなどもご紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
就職活動のスケジュール
就職活動のスケジュールは、基本的に毎年同じです。
就職活動のスケジュールは下記の通りです。
大学3年生
6月〜12月:インターンシップに参加
8月〜2月:自己分析・企業研究
10月〜2月:自己PR作成
3月〜5月:エントリー
3月〜7月:筆記試験・面接
5月〜8月:内定
就職活動のスケジュールを1つ1つ詳しくご紹介します。
①インターンシップに参加
大学3年生の6月〜12月では、インターンシップに参加します。
インターンシップとは、学生が興味のある企業などで実際に働いたり、訪問したりする職業体験のことです。
1日単位のものから1週間、1カ月とインターンシップの期間はさまざまです。
インターンシップに参加したからといって就職活動で優遇されることはありませんが、自分自身の成長に繋がります。
また、企業への理解度を高めるために参加する方が多いです。
ただし、インターンシップの参加は強制ではないので、参加しなくても内定は獲得できます。
②自己分析・企業研究
大学3年生の8月〜翌年2月では、自己分析や企業研究を行います。
自己分析とは、自分の特徴・長所・短所・価値観などを把握・分析することで就職活動においての「強み」を見出すことです。
自己分析を行うことで、自分にあっている業界・職種なども把握できるようになり、内定を獲得するためには欠かせないことです。
企業研究とは、企業への理解を深めるためにさまざまなことを調べることです。
企業への理解を深めることで、自分の考え方や価値観に合っている企業なのかを確認できます。
また、企業研究をしていることで、面接の場で慌てることを防げます。
そして上記のスケジュールでは8月と記載しましたが、人にとっては4月頃から始めている場合もあります。
③自己PRを作成
大学3年生の10月〜翌年2月では、自己PRを作成します。
自己PRとは、自分の強みやアピールしたいことを企業に伝えることです。
自分の能力や人柄を詳細まで伝えることが大切で、上記でお伝えした自己分析ができているかによって、自己PRの内容が変わります。
また、就職活動においての自己PRは企業に評価されるかどうかが重要になるため、企業が求める人材像に合わせてアピールすることが大切です。
深い内容の自己PRを作成できていない場合は書類選考に通過できないため、自己分析から丁寧に行う必要があります。
④気になる企業にエントリー
大学3年生の3月〜5月では、気になる企業へエントリーをします。
エントリーとは、企業側に「御社に興味がある」という意思表示をすることであり、学生側の情報を企業に開示することです。
エントリーした企業側から、「エントリーシート」の提出を求められると、エントリーシートを作成します。
近年はWEBのフォームからエントリーシートを提出するケースが増えていますが、企業によっては手書きの場合もあります。
そしてエントリーしただけでは、企業に応募したことにはならないので注意してください。
⑤筆記試験・面接
大学3年生の3月〜7月では、筆記試験と面接を行います。
上記お伝えしたエントリーシートが通過すると、筆記試験(SPI)を受けます。
SPIとは、ビジネスマンとして必要になる性格や能力を測定する検査です。
2021年現在では、約90%の企業が導入していて、内定を獲得するためにはSPI試験を通過する必要があります。
そしてSPI試験を通過すると、面接を受けます。就職活動において面接は、さまざまな形式があります。
個人面接・集団面接・グループディスカッション・プレゼン面接などがあり、企業によって面接の形式は異なりますが、個人面接が最も多いでしょう。
1つの選考で面接は何度も行われるため、しっかりと対策をしておく必要があります。
以上が就職活動の主なスケジュールになります。
就職活動はいつから始めるべき?
就職活動のスケジュールをお伝えしましたが、「いつから始めたら良いの?」と疑問に感じられた方は多いでしょう。
就職活動は、可能な限り早く始めた方が良いです。
実際に大学1年生から就職活動を始めている方は存在し、1年生からインターンシップに参加しています。
ただし、上記でお伝えしたスケジュール通り、3年生の6月頃から始めても遅くありません。
もし、「少しでも大手企業から内定がほしい」「希望通りに内定を獲得したい」と考えている方は、明日からでも就職活動を始めることをおすすめします。
内定を獲得するためのポイント
就職活動で内定を獲得するためには、いくつか抑えておきたいポイントがあります。
下記でお伝えする4つのポイントを参考にして、就職活動を行ってみてください。
スケジュール管理を徹底する
就職活動において、スケジュール管理は非常に大切です。
就職活動は日程・期限が決められていることが多く、スケジュール管理が徹底できていないと、「面接の日を忘れていた」「明日までのエントリーシート作成ができていない」という状況に陥ります。
また、スケジュール管理ができていないと、モチベーションが下がりやすくなります。
就活活動においてスケジュールを徹底的に管理するためには、「週間スケジュール」にすることが大切です。
月間から週間に変更するだけで、スケジュールを細かく管理できるようになります。
SPI試験の対策に時間をかける
上記でもお伝えしたように、約90%の企業がSPI試験を設けています。
希望する企業から内定を獲得するためにはSPI試験を通過する必要があるのですが、しっかりと対策しなければ通過できません。
企業によって通過できるラインは異なるのですが、SPI試験は「偏差値」によって決めるため、周りよりも高得点を取る必要があります。
そしてSPI試験は出題される問題に傾向があるため、しっかりと対策すれば通過できるようになっています。
内定を獲得するためにも、SPI試験の対策には時間をかけるようにしてください。
身だしなみを整える
就職活動ではSPI試験やエントリーシートなど対策しなければいけないことが多くありますが、最も大切なことが「身だしなみ」です。
身だしなみが整っていない場合は、内定を獲得することが難しいです。
反対に身だしなみを完璧に整えられていると、内定率はグンと高まります。
その理由は、身だしなみによって第一印象が大きく左右されるからです。
特に就職活動では面接の場で初めて会うことになるため、第一印象がとても肝心です。
リクルートスーツの着こなしから髪型・メイクまで、細かい身だしなみに気をつける必要があります。
就活支援サービスを活用する
内定を獲得するためには、就活支援サービスを活用することが大切です。
就活支援サービスとは、無料で就職活動に関することを幅広くサポートしてくれるサービスです。
企業紹介から書類添削まで幅広くサポートしてくれて、内定を獲得できる可能性を高められます。
また、面接日程の調整まで就活支援サービスが行ってくれます。
そして、就職先が決まっても決まらなくても料金が発生することはないので、就活生が損をすることはありません。
就職活動は「自分の力で行うもの」というイメージがあるかもしれませんが、内定を獲得するためには就活支援サービスを活用することが大切です。
おすすめの就活支援サービス
就活支援サービスの活用をおすすめしましたが、「どんなサービスがあるかわからない」と悩まれると思います。
そこでおすすめの就活支援サービスを2社ご紹介します。
キャリアチケット
キャリアチケットは「レバレジーズ株式会社」が運営している就活支援サービスです。
登録者は10万人を超えていて、就活生の5人に1人は登録しています。
そんなキャリアチケットでは、「量より質」を大切にしていて、ブラック企業を徹底的に排除しています。
そのため紹介される企業はホワイト企業ばかりで、就職したことを後悔する可能性は低いです。
そして希望している企業から内定を獲得できるように、模擬面接まで行ってくれます。
doda新卒エージェント
doda新卒エージェントは「パーソルキャリア株式会社」が運営している就活支援サービスです。
契約している企業数は4,700社以上で、大手企業からベンチャー企業まで幅広く対応しています。
そんなdoda新卒エージェントでは、最短1週間で内定を獲得できます。
doda新卒エージェントでは企業との強いパイプによって「特別選考枠」を持っていて、エントリーシートが必要なかったり、面接回数が少なくなったりします。
そのため一般枠よりも早く内定を獲得できて、スピード感のある就職活動を行えます。
就職活動は3年生の3月から本格的に始まる
この記事では就職活動のスケジュールについてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
就職活動の主なスケジュールは毎年同じで、3年生の夏頃からインターンシップ始まり、3月に就職活動が本格的に始まります。
就職活動は「いつから始めれば良い」という明確なものはなく、1日でも早く準備をした方が内定率は高められます。
そして内定を獲得するためには、上記でお伝えしたポイントを抑えることが大切です。
就職支援サービスを活用して、希望している企業から内定を獲得しましょう。