職場で退職する人がいるときに、退職記念に「花束」をプレセントすることになった経験がある人は少なくないのではないでしょうか。
また自分が退職するときに、花束をもらったことがある人もいると思います。
しかし、最近では「花束もらったけど、アレルギーある」「持って帰るのが大変で困った」等の理由から、花束が不要だと考える人も少なくないようです。
しかし退職記念品を渡さないわけにはいかないしと思います。
そこで、花束に変わる物はおすすめの物について書いていこうと思います。
退職者に喜ばれるものとはどのようなものなのでしょうか。
目次
退職時に花束をいらないと考える人は多い
退職時に花束を渡すという習慣は、色々な職場で見かけることがあります。
しかし意外と花束をもらって困ったという経験をした人が多いようです。
大きすぎる花束だと持って帰るのに恥ずかしいや、処分に困る、アレルギーで大変など、理由は様々あるようです。
花束は退職時に渡す「必需品」のような感覚で、渡すことが多いですが、意外と扱いに困ると考えている人が多いのが真実のようです。
持ち帰るときに恥ずかしい
退職をする人が、えらいほど大きな花束になってしまいがちです。
しかし、大きすぎたり男性だったりすると、「持って帰るの恥ずかしいな」と思ってしまう人が多いようです。
電車で通勤している人であった場合、目立ってしまったり、満員電車では迷惑がられてしまうなんてこともあるようです。
持って帰る人の状況を考えて、花束以外にしたり、お花なら大きな花束ではなく、袋に入るような小さめのサイズのブーケなどにすると、恥ずかしがられずに、喜んで持って帰ってくれるかもしれません。
家に飾りたくないから処分に困る
花を家に飾るには、花瓶の用意から水やりなどのこまめなお世話が必要になります。
お花が好きな人にとっては、何も苦ではないことかもしれませんが、特にすきではない人にとっては面倒なことと思ってしまうかもしれません。
また花を飾ることで虫が寄ってきてしまったりして、不快と感じる人もいるでしょう。
しかし「善意でもらったものを雑に扱えないし…」と処分に悩んでしまう人も多いようです。
あまり花と接する機会が無いという人にとって、花束をもらうというのは、嬉しさより面倒臭さを感じてしまうのかもしれませんね。
アレルギーだから迷惑
最近は、様々なアレルギーがあるようで、お花にアレルギー反応を起こしてしまう人が多くいるようです。
その症状は人それぞれ違い、辛さも本人しかわからないでしょう。
普段職場にいて、花によるアレルギーを引き起こす場面は少ないため、職場の人にはわからず花束をプレゼントされたなんて経験をした人もいるかもしれません。
アレルギーがあって花束を受けとれない場合は、その旨をあらかじめ伝えておくと、予防できるかもしれません。
以上のように様々理由から、花束がいらないと考えている人が多くいるようです。
そもそも花束を渡さなければいけない、という固定観念から花束を渡している職場もあるのではないでしょうか。
しかし、花束でなければならない理由はありません。
またプレゼントを考えることが面倒だから花束と思っている人もいるでしょう。
渡して「迷惑」と思われ無いためにも、事前に退職者がほしいものなどをリサーチするようにしてみてはいかがでしょうか。
退職時に花束を渡す際は事前に本人確認を!
退職時に花束を渡す場合には、アレルギーがないかなどを事前に本人に確認しておくのがベターです。
先にも話した通り、アレルギーがある場合などはせっかくの花束が台無しになってしまいます。
また、持って帰る際の交通手段や、同居家族の有無なども考慮するためにも、事前に花束を渡すことについて確認をとっておくことをおすすめします。
確認をとりづらい場合には、アレルギーの有無や他にほしいものがないかなどを確認しておくと良いでしょう。
退職の際に、プレゼントを渡すという習慣自体が悪いわけではありません。
お世話になった人の門出に対して、お祝いするものとして大変良い習慣とも言えます。
しかし、いらないものを渡したくはないですし、もらいたくもありせん。
ですので、事前に確認しお互いにとって気持ちよくなれるものを選べると良いですね。
いらない人は事前に幹事へ伝えておくとスムーズ
プレゼントする人に向けて書いてきましたが、受け取る側も花束が不要な場合には、事前に伝えるとスムーズでしょう。
花束の有無について聞かれて、アレルギー以外の理由で断るのは少し気まずい気もしてしまいますが、何かリクエストがある場合はきちんと伝える事がベターです。
どうしても気まずい場合には、アレルギーがあることにしてしまう事で角が立たないかもしれません。
「お気持ちだけで・・・」や曖昧な回答をしてしまうと、花束を送られてしまう可能性もあるので、しっかりといらないことを伝えましょう。
処分に困ったり、持って帰る煩わしさを回避するためにも、しっかりと意思表示することをおすすめします。
花束以外でおすすめの退職時のプレゼントは?
では花束以外に、退職時におすすめのプレゼントにはどのようなものがあるのか考えてみましょう。
花束が嫌がられてしまう理由として「持って帰るのが恥ずかしい」「処分に困る」「アレルギー」があることをお話ししました。
ですのでそれらを回避するようなものや、相手の好みのものなどをプレゼントすると喜ばれるかもしれません。
たとえば、若い女性なら「入浴剤」や男性なら「お酒」、また世代性別問わず喜ばれるのは「ギフトカード」などではないでしょうか。それぞれ詳しくみていきましょう。
入浴剤
入浴剤は、若い人や女性に人気のプレゼントようです。
かわいらしいお菓子のような見た目のものや、香りが良いものなど、入浴剤の専門店等もあるので、様々な年代の人に喜ばれるプレゼントといえます。
また入浴剤は、持って帰るのがめんどくさいや手入れが必要なものではないので、プレゼントされて困る人は少ないかもしれません。
しかし、においや成分に好みがあるので、アレルギーの有無や、好みなどをリサーチしておく方が良いでしょう。
何かのプレゼントのプラスに入浴剤をつけて渡してみても喜ばれるかもしれません。
お酒
男性に人気のプレゼントがお酒のようです。
お酒を好む人にとってお酒のプレゼントは、嬉しいですよね。
普段自分で買って飲まないようなお酒をプレゼントされると、喜ぶ人も多いようです。
好みを聞いてお酒といわれた場合に、銘柄や種類を詳しく聞いておくほうが、より好みのものをプレゼントできます。
しかし、お酒の多くが瓶であったり、重量感のあるものが多いので、負担がないものを選ぶようにするほうが良いかもしれません。
もし送別会等がある場合には、その時に渡すようにすると持ち帰りやすく喜ばれるかもしれませんね。
ギフトカード
ギフトカードや商品券は、世代や性別問わず喜ばれるプレゼントですね。
ギフトカードや商品券は少しさみしい気持ちもしてしまいますが、いらないものをもらうより、もらったギフトカードや商品券で好きなもの・必要なものを買いたいですよね。
最近は様々なギフトカードが出ているので、よく利用するものを聞いて、プレゼントするとより喜ばれるでしょう。
退職時にプレゼントをするなら、必要なもの・喜ばれるものをあげたいですよね。
上の3つはあくまでも一例です。退職者にほしいものや、必要な物などをリサーチして、本当に喜ばれるプレゼントをして、気持ちよく送り出してあげるようにしましょう。
退職時に花束を渡す文化はもう古い?
退職時の花束に関連する事についてお話してきました。
一昔前は、退職時=花束というイメージがありました。しかし、最近は花に対して苦手意識を持つ人も多くいるようです。
それはアレルギーなどの要因も関係することがあるので、前もって本人に花束のプレゼントでも良いかの確認をすることが大切です。
もしプレゼントの他に花束と考えている場合には、小さなブーケなど袋に入る大きさのものを選ぶことも良いでしょう。
花束を渡す文化が「古い」と感じている人もいるかもしれません。
しかし、やはりもらえて嬉しい、頑張って良かったと思う人もまだまだいるのではないでしょうか。
花束でも別のプレゼントでも、相手のことを考えて渡すことが1番のプレゼントなのかもしれませんね!