退職するときは「やっと転職できる…」「早く会社を退職したい」という気持ちの方がほとんどだと思いますが、いざ退職すると「何か寂しいな…」と感じることは多いと思います。
なぜ不満があって退職したのにも関わらず「寂しい」と感じるのでしょうか?
この記事では退職後に寂しいと感じる理由と寂しい気持ちを払しょくする対処法について詳しく解説していきます。
目次
退職後に寂しい気持ちになってしまう理由
退職後に寂しい気持ちになることは多く、寂しい気持ちになることにはいくつかの理由が考えられます。
退職後に寂しい気持ちになってしまう理由は下記の通りです。
- 前の会社に通うことが習慣化していた
- 転職先の会社にうまく馴染めていない
- 現在の会社と前の会社を比べてしまう
1つ1つ解説していきます。
前の会社に通うことが習慣化していた
1つの理由は前の会社に通うことが習慣化していたということで、習慣化していることがなくなると寂しい気持ちになるものです。
わかりやすくお伝えすると、家の近くにあったコンビニが急になくなると「何か寂しいな」と感じることです。
そのコンビニに思い入れがなくても、あったものがなくなると寂しいですよね。
そのため前の会社に思い入れがあったもなくても、習慣ということには関係ないので、習慣化していたことがなるのは寂しいものです。
ただし今の会社に通うことも習慣化するので、時間が経てば寂しい気持ちはなくなるでしょう。
転職先の会社にうまく馴染めていない
2つ目の理由は転職先に会社にうまく馴染めていないということで、馴染めていないと前の会社が恋しくなり寂しい気持ちになります。
特に前の会社での人間関係がうまくいっていればいるほど、寂しいと感じる気持ちは強くなるでしょう。
ただし馴染めていても寂しいと思うことはあります。
大切なことは前の会社よりも馴染めているかということです。
少しでも「前の会社の方が馴染めていたな」と思ってしまうと、寂しいという気持ちが出てきます。
現在の会社と前の会社を比べてしまう
最後は現在の会社と前の会社を比べてしまうということで、比べれば比べるほど寂しい気持ちが強くなります。
例えば、10個の項目を比べたとしましょう。比べる項目は何でも良いのですが、1つでも前の会社の方が「よかった」と思う項目があると寂しいという気持ちが出てきます。
特にその項目が感情に関わるものであれば寂しいと思う気持ちは強くなり、数字などの項目では寂しいと思う気持ちは弱くなります。
そのため「人間関係」「職場の雰囲気」「上司との関係性」では寂しいと思う気持ちが強くなり、「給与」「待遇」「通勤時間」などでは寂しいと思う気持ちは弱くなります。
前の会社と比べても何も生まれないので、比べることはやめるようにしましょう。
前の職場を美化してしまっている可能性も…
現在の会社と前の会社を比べるときは、前の会社を美化してしまっている可能性もあります。
退職したということは何か不満に感じることがあったはずですが、いざ転職すると前の会社を美化してしまい、現在の会社を悪く考えてしまいます。
その気持ちで比べてしまうと、必ず前の会社が「よかった」という気持ちになります。
その瞬間、寂しい気持ちが出てきます。
比べるときには平等な気持ちで、前の会社を美化しないように注意してください。
退職後の寂しい気持ちを払しょくする対処法
退職後に寂しいと思うことはよくあることなのですが、寂しい気持ちを抱いても何の意味もありません。
少しでも寂しい気持ちを払しょくして、現在の会社での業務に集中することが大切です。
そこで退職後の寂しい気持ちを払しょくする方法をご紹介します。
払しょくする方法は下記の通りです。
- 退職した理由を思い出す
- 今の会社の良いところを見つける
- 前職の人間と積極的に連絡を取る
- 新しい職場でコミュニティに入る
1つ1つ解説していきます。
退職した理由を思い出す
上記でもお伝えしましたが、退職することになったということは何か不満に感じることがあったはずです。
給与のことや人間関係、通勤時間など人それぞれ退職する理由は違うと思いますが、必ず不満はあったと思います。
そのため寂しい気持ちになった場合は、退職した理由を思い出してみてください。
退職した理由を思い出すと「あんな会社に寂しい気持ちなんてあるわけない」と思うことができます。
習慣化していることや現在の会社に馴染めていないことから寂しいと感じるかもしれませんが、退職したことを後悔する必要はないです。
今の会社の良いところを見つける
退職後の寂しい気持ちを払しょくするために今の会社の良いところを見つけるようにしましょう。
今の会社の良いところが見つかれば見つかるほど寂しい気持ちは払しょくできます。
ただし今の会社の良いところを見つけるときは、前の会社と比べて見つけるのはおすすめできません。
前の会社と比べて良いところを見つけようとすると、自ずと前の会社の方が「よかった」と思うことが見つかります。
1つでも見つかると寂しい気持ちが増すことになるので、前の会社のことは忘れて今の会社の良いところだけを見つけるようしましょう。
前職の人間と積極的に連絡を取る
退職後の寂しい気持ちを払しょくするために前職の人間と積極的に連絡を取るようにしましょう。
「前職の人間と連絡を取ると寂しい気持ちが増さない?」と思いますが、連絡を取ることによって寂しい気持ちを紛らわすことができます。
さらに退職してよかったと思うこともできます。
寂しい気持ちを払しょくするためには、寂しい気持ちと向き合って少しでも紛らわすことも大切です。
新しい職場でコミュニティに入る
退職後の寂しい気持ちを払しょくするためには、新しい職場でコミュニティに入るようにしましょう。
コミュニティに入ることによって新しい職場に馴染みやすくなり、寂しい気持ちを払しょくできます。
例えば、草野球などの部活があると参加しやすいと思います。
その他にも共通の趣味を持っている人で集まっているコミュニティに参加するのも1つです。
無理に参加することはまた精神的に疲れるので、馴染めそうな楽しめそうなコミュニティに参加するようにしましょう。
日が経ってなくても転職するのはあり!
退職後に寂しい気持ちがあるということは、現在の会社に問題がある場合が多いです。
その場合は思い切ってもう一度転職するのも1つの方法です。
「日が経ってないのに大丈夫?」と思いますが、寂しい気持ちを抱いたまま仕事をするのは非効率ですし、転職した方が今後の人生もプラスに働くでしょう。
ただし日が経っていない状態の転職は求人を出している企業から「またすぐに転職するのでは?」と思われてしまい、スムーズに進まないことがあります。
そのため少しでも転職活動をスムーズに進めるために「転職エージェント」を活用するようにしましょう。
おすすめ転職エージェント
日が経っていない状態では「転職エージェント」を活用することをおすすめします。
転職エージェントは無料で転職支援を行ってくれるサービスで、求人紹介・面接対策・履歴書の作成など転職に関わることは全てサポートしてくれます。
ただ、転職エージェンは国内に数多くあるので、おすすめの転職エージェントを3社ご紹介します。
doda
dodaは業界でもトップクラスの知名度・実績・求人数を誇っている大手企業で、転職サイトと転職エージェントのサービスが1つになっています。
そのためdodaに登録するだけで転職サイトも転職エージェントも利用することが可能です。
そんなdodaがおすすめできる理由はアドバイザーの質です。
アドバイザーとはサポートを行ってくれるスタッフなのですが、転職に関わることは全て丁寧にサポートしてくれて、ミスマッチを減らすことができます。
アドバイザーの質が高いということは転職活動がスムーズに進むことにもつながるので、日が経っていない状態の転職が不安な方はdodaがおすすめです。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは業界でもNo.1の規模を誇る転職エージェントで、大手人材紹介会社「リクルート」が運営しています。
そんなリクルートエージェントがおすすめできる理由は求人数です。
リクルートエージェントが抱えている求人数は「20万件」を超えていて、他社を引きつけない数字になっています。
求人数が多いということは日が経っていない状態でも歓迎してくれる求人と出会える可能性が高まり、納得のいく転職活動が行えます。
幅広い求人の中から転職先を選択したい方はリクルートエージェントがおすすめです。
type転職エージェント
type転職エージェントは業界でも長い歴史のある老舗の転職エージェントで、首都圏特化型の支援を行っています。
そのため地方の方にはおすすめできませんが、type転職エージェントでは利用者の7割が年収UPしています。
年収UPするということは企業への条件交渉にも力を入れているということになるため、日が経っていない状態でもスムーズに進む可能性が高まります。
1日でも早い転職を希望する方は、長い歴史のあるtype転職エージェントがおすすめです。
退職後の寂しい気持ちは、現在の職場が自分にあってないだけかも…
この記事では退職後の寂しい気持ちについてお伝えしましたが、寂しい気持ちになるのは現在の職場があっていないだけかもしれません。
寂しい気持ちになることはさまざまな理由がありますが、多くの場合が現在の職場に原因があります。
そのため寂しい気持ちがなくならない場合は、日が経っていない状態でも思い切って転職しましょう。
日が経っていない状態でも、転職エージェントを活用することによってスムーズに転職することが可能です。
寂しい気持ちを抱いたまま仕事をすることは非効率なので、思い切って転職することをおすすめします。