きつい就活を乗り越えて、ワクワクと緊張を胸に就職をしたのに、「あれなんだか思っていたのと違う」と感じてしまい「辞めたい」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
いざ「辞めたい」「辞めよう」と思っても、入社してすぐ辞めたら次の就職に影響があるのではないかと考えてしまいますよね。
そこで今回は入社後に退職を考える理由や、早期退職が及ぼす影響などについてお話していこうと思います。
目次
入社してすぐに退職する人は割と多い
入社してすぐに退職する人なんて少ないと思うかもしれませんが、実は意外と多いようです。
「まだ研修期間だから・・・」「手続きがめんどくさそう」「世間体が・・」な様々な理由で退職したいのに言い出せないという人もいるでしょう。
しかし、採用する側から見ると3日で退職するのも、1か月後でもあまり変わらないようです。
また退職をしたいと思っている会社にいても、何かを得ようとする姿勢が持てないのであまり意味がないように思います。
辞めると決めたら、きちんと辞める意思を職場に伝えることが大切です。
勤務日数が短いことで「何か言われてしまうかも」と考えてしまうかもしれませんが、それは仕方のないことだと割り切る必要があります。
辞めたいのにずるずるとしてしまったり、無断欠勤や連絡なしに辞めてしまうなど職場に余計な迷惑をかけてしまうことは禁物です。
3日でも1ヶ月でも大きな差はありません
辞めようと思ったけど「さすがに3日だと次の就職に印象悪いかな」と思ってしまうかもしれませんが、3日でも1か月でも大きく差はありません。
言ってしまえば、どちらも早期退職という括りになってしまうので、転職する際に大きく変わることはないでしょう。
また保険などの手続きにおいては、1か月より、むしろ3日のほうが良い場合もあるようです。
3日という短期間だとまだ手続きをしていない場合があるので、会社にとっても面倒が少ない場合があるようです。
3日でも1か月でも退職に大きな差はありませんが、どちらにせよ辞める意思をきちんと会社に伝える必要があります。
また、辞めさせてもらえないなどの話も聞きますが、通常2週間前に辞めることを伝えれば問題なく辞められるので心配する必要はありません。
入社してすぐに退職する理由
入社してすぐに退職する理由には、人間関係や職場の環境など、人により様々なものがあるとは思います。
では実際退職の理由の多くには、どのようなものがあるのか書いていきます。
入社前とのギャップが大きい
就活の時や、入社前には仕事に対して大きく希望や夢・志を持っている人も少なくないでしょう。
もちろん「こういう仕事したい!などの志を持つことは、仕事をする上でモチベーションを上げる大切なことです。
ですが、上げたモチベーションを維持するのはとても大変なことです。
そもそも入社してすぐにやりがいを感じる仕事を任せてもらえることはまれです。
まずはゆっくりと職場の環境や人間関係になれることから始めることが、大きなギャップを感じることなく仕事ができるコツなのかもしれません。
あまり焦らずにゆっくりと仕事になれることを優先していきましょう!
職場にどうしても合わない人がいた
職場にどうしても、性格や感覚が合わない人がいて辛くて退職した人が多くいるようです。
入社して職場に出勤したところ、人間関係につまずいてしまうことは、どのような人にも起こり得ることです。
多くの人にとって、職場で過ごす時間は長いものになります。
その職場で人間関係に悩んでしまうことは人生にとって有益な時間とは言えません。
本当に「この人どうしても合わない」と感じて辛いのならば、早く退職することも精神衛生には大切なのではないでしょうか。
いきなり残業が多い
働く環境について思っていたのと違うことで、退職という意見もあるようです。
その中でも多くがいきなり残業が多いということでした。
忙しい職場だとあらかじめ残業が多いことが予想ついたり、通達があるのかもしれませんが、予想外に残業が多いことで心が折れてしまうことがあります。
残業は社会的に厳しくなってきているとは言え、まだまだ残業文化が多く残っています。
多少の残業で退職を考える人は少ないかもしれませんが、最初から多いと退職を考えてしまうのも仕方がないですね。
面接の際や、下調べの段階で残業がどのくらいあるのか確認しておくことも有効でしょう。
仕事を教えてもらえない
入社してすぐに退職を考える人の中には、仕事を教えてもらえないことを理由としている人もいるようです。
入社してすぐ仕事を教えてもらえないのには、他の仕事で手一杯で教育まで手が回らないなど、全てが悪意ではないと思います。
しかし、入社直後は緊張の中で過ごしている人が多いので、仕事を教えてもらえないことで、ネガティブになってしまうのかもしれません。
放置されている感覚になってしまうと、明日行きたくないなという気持ちになってしまうかもしれませんが、周りの状況を見ながら「何か出来ることはありませんか?」などと質問してみることで、周りとの人間関係の構築にも繋がるかもしれません。
邪魔にならない程度に、出来ることを探してみてはいかがでしょうか。
入社3日で辞めたいと感じる人の多くは、仕事内容というより人間関係や職場の環境などの要因が大きく関わっているように感じました。
しかし新しい環境において仕方のないこともあります。
どの職場に行っても最初にあり得る問題なので、多少の我慢は必要かもしれません。
ですが無理は禁物です。早めに見切りをつけ、次の職場へ行くことも大切です。
転職を繰り返す人の特徴10個と長期的に働くための対策を伝授します
入社3日目で退職しても転職できる?
入社3日目で退職することで転職に大きな影響があるのではないかと不安になる人もいるでしょう。
実際、3日目で退職をしたら次を探さなければいけません。
しかし、3日目で退職したことが足枷になってしまっては元もこうもありません。
実際に転職に影響がないとは言えません。しかし、転職できないということはありません。
しかし、入社3日目で退職してしまった理由を自分の中で明確にして、次はそうならないように転職活動しなければなりません。
また20代であればリカバリーは十分に可能です。重要なのは繰り返さないことです。
しっかりと原因を明確にして、面接の際にはネガティブなことではなく、ポジティブなことを口にすることが大切です。
20代であれば十分にリカバリー可能
先にも話しましたが、20代であればリカバリーは可能です。
しかし、もちろん入社3日目で辞めたことは多少なりとも影響はあります。
20代での採用は新卒同様に、ポテンシャル採用の場合があるので、若いほど採用率が高くなります。
色々なことを吸収して後々会社に大きく貢献してくれるだろうというもとに採用するので、面接の際には柔軟に対応出来ることを、アピールすると良いかもしれません。
もちろん辞めた理由を聞かれると思いますが、ネガティブなことはあまり口にせずに、これからのことをポジティブに伝えていくことをおすすめします。
2回続けての早期退職はリスクが高いので要注意
転職する際に、焦りからまた同じように合わない職場を決めてしまい、失敗をしてしまう人も少なくないようです。
2回続けて早期の退職はリスクが高いので注意が必要だといういことを念頭に置いておく必要があります。
2回続けて早期退職してしまうと、ただ単に「続かない人」という印象を面接官に与えてしまう可能性があるからです。
たとえ職場の環境が原因で辞めたとしても、あなたにも何か原因があるのではないかと勘ぐられてしまうと、採用される確率は下がってしまいます。
そうならないためにも、転職活動の際には焦らず、じっくりと企業研究をすることが必要です。
一刻も早く転職したい!最短で転職を実現するために大切な9つのこと
就職が不安なら就職支援サービスがおすすめ
「企業研究って何すればいいかわからない」「どうやって自分に合う、就職先を見つければよいかわからない」という人には就職支援サービスを活用することも有効です。
就職支援サービスはブラック企業の掲載を断っているため、企業定着率が高い傾向にあります。
エージェントがしっかりと転職希望者をヒアリングしてくれるので、就職希望者の条件に合う企業をしっかりと紹介してくれるだけでなく、内部の事情も把握しているので入社してからの大きなズレを感じることが少ないようです。
自分ではなかなか見つけられないと感じている人は、就職支援サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
次から実際に就職支援サービスについて書いていくので参考にしてみてください!
ハタラクティブ
ハタラクティブは20代専門の就職支援サービスです。第二新卒はもちろん、正社員の経験がない派遣やフリーターの就職の支援もしています。
支援内容は、専任のアドバイザーがマンツーマンで就活の基本や履歴書・職務経歴書の書き方などをサポートしてくれます。
さらに、書類の提出や面接の日程の調整などの工数がかかることも行ってくれるので、面接に集中することができる環境を作ってくれる心強い就職支援サポートです。
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