転職エージェントを通して内定をもらったけど、自分の希望条件と合わず辞退を考える人も多いと思います。
しかし転職エージェントの中には、辞退を認めない担当者や説得してこようとする担当者も多いようです。
断ったにも関わらず転職エージェントがしつこい場合、どのように対処するのが一番いい方法なのでしょうか?
そこで今回は、内定辞退したのにしつこい転職エージェントの対処法と、どうしてしつこいのかの理由について解説します。
この記事を読むことで、転職エージェントに騙されず、希望の仕事へ転職することができます。
あの手この手で内定を辞退させないように仕向けてくる担当者もいるので、十分に注意して下さい。
目次
- 転職エージェント経由で内定辞退をしても問題ない
- 転職エージェントを使っても内定辞退するケースは多い
- 転職エージェントで内定を辞退しても損害賠償請求はない
- 内定辞退を転職エージェントに上手く伝える方法
- 内定辞退すると転職エージェントがしつこい理由って?
- 内定辞退を伝えて転職エージェントにしつこく対応されないための方法
- 内定辞退後あまりにも転職エージェントがしつこいときの対策法
- 転職エージェントの内定を承諾させるための口調に注意!
- 内定を保留しすぎると内定が取り消されることもある
- 内定辞退をするときの4つの注意点
- 内定辞退後に利用がオススメな転職エージェント3選
- 自分の意思を尊重して転職エージェントに流されないようにしよう
転職エージェント経由で内定辞退をしても問題ない
転職エージェント経由で応募した求人であっても、内定辞退をしても問題ありません。
転職エージェントはあくまで転職者の希望に沿って求人を紹介し、サポートをしています。
ただ紹介して応募したからといって、確実に応募先に転職しなければならないという既約はありません。
応募して内定をもらったけれど面接のときの対応が引っかかる、他の企業に内定をもらっている等、辞退する理由は様々でしょう。
しっかりとエージェントに対して理由を説明できれば、内定辞退の申し出を相手企業に伝えてもらうことも可能です。
転職エージェントを使っても内定辞退するケースは多い
転職エージェントはあなたの転職をサポートしてくれる存在です。
これまでの経歴や希望の職業、転職してからのキャリアプランについて相談に乗ってくれたことでしょう。
応募する企業も納得して決めたはずですが、実際に面接をしてみると「何かちがう……」「長く続けられそうにない」などと判断して、内定を辞退してしまうケースがあります。
このような事態になってしまう理由としては、以下の2点が挙げられます。
複数企業に併願して応募することもあるため
応募する企業が複数ある場合は、自分の中で第一志望、第二志望とランク付けしていますよね?
「あの企業に受からなかったらここにしよう」と決めていたとしても、内定をもらって返事をする際に「もうちょっと転職活動を続けてみよう」と考え直すことがあります。
そうなると内定をもらっていても辞退しなければならず、転職エージェントに言いづらいという状況に陥ってしまいます。
入社するかは転職者の意思に委ねられる
転職エージェントが勧めてくれた企業であっても、実際に働くのは転職者自身です。
入社するかの最終決断は、あなたが下すことになります。
エンジャパンが運営する「エン 人事のミカタ」の調査によると、転職エージェントを利用して選考辞退をした人は、70%にも登りました。
さらに2社以上辞退した人は65%にも及びます。
そのうち面接後に内定をもらい入社待ちの状況で内定辞退したのは34%で、全体の1/3が内定を辞退していることになります。
内定をもらいながらも辞退する人は、決してあなただけではありませんし珍しいことではありません。安心して下さい。
転職エージェントの内定率ってどれくらい?自力でやるより転職しやすい?
転職エージェントで内定を辞退しても損害賠償請求はない
転職エージェントを利用して転職活動を行っている方の中には、そもそも転職エージェントの内定を辞退しても、問題はないか気にになる方も居ますよね。
万が一内定を辞退して「転職サポートにかかった費用を損害賠償してください」と言われたらどうしよう…と不安になる方も多いでしょう。
実際のところ、転職エージェントで内定を辞退しても損害賠償が請求されることはありません。
完全無料と聞くと転職できないときに返金が求められるのではないかと不安になる方は多いですが、そもそも転職エージェントは求人紹介料と転職させた時に得られるマージンで運営されています。
まず求人を出したときの紹介料、そしてサービスによっては転職をさせた時に、紹介後の手数料を受け取れます。
入職が確認されてから支払うことになるので、内定を辞退した段階では紹介料はそもそも発生していないことになります。
ないものを請求することはできませんから、皆さんに損害賠償請求が行われることはありません。
入職後に短期間でやめた場合も同様に、損害賠償を請求されることはありまs年。
入職後すぐにやめてしまうということは、転職エージェント側のサポート体制に問題があったということになります。
転職エージェントが罰金を請求されるだけですので、皆さんに実害が及ぶ可能性は低いでしょう。
内定辞退を転職エージェントに上手く伝える方法
内定辞退を転職エージェントに伝える際には、以下のポイントを抑えておくと、話がこじれるのを回避できる可能性があります。
- 担当のアドバイザーへの謝罪は適切に
- 内定辞退の理由を添えてメールで送付する
- 内定辞退をするタイミングはできるだけ早く
- 内定承諾書提出後はこじれる可能性がある
以下で詳しく解説していきます。
担当のアドバイザーへの謝罪は適切に
転職エージェント経由での内定を辞退する場合は、担当のアドバイザーにまずはできる限りの謝罪をしましょう。
担当のアドバイザーは時間をかけて皆さんが希望の転職先を見つけられるように、徹底的にサポートしてくれています。
時間をかけてくれている分、内定を辞退することになるので時間を無駄にしてしまったことに対して、しっかりと謝罪をすることが大切です。
担当のアドバイザーに対してしっかりと謝罪の意思を伝えたうえで、内定辞退を申し出るようにしましょう。
内定辞退の理由を添えてメールで送付する
内定辞退をアドバイザーに伝えるときには、理由をしっかりと沿えてメールで文章を送付しましょう。
電話で口頭で伝えてもいいのですが、内定辞退の理由をしっかりとテキストに残しておいた方が相手に伝わりやすいです。
また時間を問わずに連絡ができるので、できるだけ早く連絡したいときにも向いています。
内定辞退のメール例文
件名:内定辞退についての御連絡
御世話になっております。
○○様に転職のサポートをいただいている〇〇です。
先日××社に応募し、内定獲得までサポート頂き誠にありがとうございました。
折角長期間にわたりサポートをいただいたうえで大変恐縮ですが、検討した結果××社の内定を辞退させていただきたく存じます。
「理由」
丁寧なサポートでお時間を割いていただきましたにも関わらず、辞退となりまして大変申し訳ございません。
本来は直接お伝えするべきところではございますが、メールでのご連絡になりますことご容赦ください。
この度は採用に向けて支援いただき誠にありがとうございました。
貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
署名
内定辞退をするタイミングはできるだけ早く
転職エージェント経由で内定辞退を申し出るときには、内定辞退の意思が固まった時点ですぐに連絡しましょう。
内定を出した企業側はすぐに入職に向けての作業を進めていますので、連絡が遅くなるほど人事担当者に迷惑をかけてしまいます。
すぐに連絡することで企業側も新しい採用に向けての行動を切り替えられます。
転職エージェント経由で内定をもらっている場合、様々な人が関わっているため、迷惑をかけないようにできるだけ早く行動しましょう。
内定承諾書提出後はこじれる可能性がある
内定辞退をするタイミングが、内定承諾書を提出した後になると話がこじれやすくなる可能性があります。
内定承諾書を交わしている状態だと、企業に対して入社の意思を公的に示している状況になります。
そのため労働契約が締結されている状態にあたりますので、内定辞退を申し出ることになると企業側に大きな迷惑をかけることになります。
ただし労働契約と同じ扱いですので、内定辞退を断れられることはありません。
しかしエージェント側と企業とのやりとりがこじれてしまう可能性もありますので、内定承諾書を書く前に本当に転職すべきなのかを判断しましょう。
内定辞退すると転職エージェントがしつこい理由って?
内定辞退を伝えたとたん、なんとか気持ちを覆そうと必死になる転職エージェントがいます。
なぜこれほどまでに必死になるのか、その理由をお伝えします。
転職者が内定を承諾しないと利益が出ないから
転職エージェントは求職者を紹介するだけでは利益は得られません。
企業と応募者の同意により入社が決まって初めて利益が生まれます。
そのため、あなたが内定辞退してしまうとこれまでの苦労が水の泡となってしまうのです。
担当者は何としてでも内定を承諾してもらい、売り上げをあげたいというのが本音でもあります。
紹介先の企業との今後の関係が悪化する可能性があるから
せっかく内定OKをだしたのに応募者が辞退してしまっては、採用担当者のメンツが丸潰れです。
企業側は「せっかく内定をだしたのに」と気分を悪くし、内定を断られた責任を転職エージェントに押し付けようとする人もいるでしょう。
次に違う応募者を紹介してもまた内定を蹴られるかもしれないと思われ、今後は違う転職エージェントに乗り換えられる可能性もあるのです。
担当者に課されている営業ノルマが厳しい状況だから
転職エージェントも、一般企業と同じように売上ノルマが課せられています。
「今月はこのくらい売上が上がりそうだ」と踏んでいたのに、内定辞退されては売上が立ちません。
そうなると上司に責められたり、評価が下がったりする訳ですから、なんとか辞退を食い止めようとするのです。
内定辞退先の企業からの問い合わせが来ているから
転職エージェントにとってのお客様はあなたではなく、採用する企業側です。
お客様が「先日の応募者の返事を早く聞かせてくれ」と言ってきた場合、「実は辞退するそうで……」とは応えづらいですよね。
転職エージェントで働いていなくても、事実を伝えづらいという気持ちは理解できるのではないでしょうか?
そうなると真実が言えないので、あなたの心変わりを願うのも仕方のないことかもしれません。
内定辞退を伝えて転職エージェントにしつこく対応されないための方法
転職エージェントにしつこく対応されないためには、以下のポイントを踏まえて内定辞退をするようにしましょう。
- 内定辞退の理由をはっきりと伝える
- 連絡を適当にしない
- 内定辞退することをきっちりと謝罪する
以下で詳しく解説していきます。
内定辞退の理由をはっきりと伝える
転職エージェントに内定辞退の話をするときには、内定辞退の理由をはっきりと伝えるようにしましょう。
いくら無料のサービスとはいえ、長い時間をかけて対応してくれているので、きちんとした理由が必要です。
なんとなく、あわないからと適当な理由を付けてしまうと、転職エージェントから別の求人を提案されてしまう可能性があります。
もしも他の転職―エージェントで転職が決まっている場合でも、言いづらくても伝えることが重要です。
理由を隠そうとすると、かえって嘘くさくなったり突っ込まれたりする可能性があります。
内定辞退の理由を無理につくりこもうとするのではなく、正直な気持ちや理由を用意しておきましょう。
連絡を適当にしない
内定辞退の連絡を適当に行わないことも、しつこく対応されないためのポイントです。
メッセージで簡単に伝えるだけではなく、電話での連絡を行うようにしましょう。
直接電話をして相手の反応を聞くのももちろんのこと、証拠として文章に残しておくことも重要です。
伝わっただろうと適当に済ませてしまうと、意見が食い違ってしまってトラブルになる可能性もありますから、報連相をしっかりとしておきましょう。
内定辞退することをきっちりと謝罪する
サービスを利用しているお客さんとしての立場として、内定辞退を報告するのではなく、あくまで転職サービスを利用させてもらった者として断るようにしましょう。
謝罪の言葉を入れないと、相手側も納得できませんし、嫌な気持ちになったまま見送ることになってしまいます。
無料のサービスだからといって礼儀を欠いて言い訳はありませんから、せっかく時間を取ってもらったのに辞退をして申し訳ないことを、きちんと伝えるようにしましょう。
借りていたものがあるなら速やかに返却する
内定後に入社の準備が進んでいて、既に会社から貸与品を受け取っている場合は、速やかに返却しましょう。
借りていたものがあるなら速やかに返却しないと、企業側に迷惑が掛かってしまうこともあります。
特によくあるのが入館証を受け取っているパターンです。
入館証はビルのオーナーから貸し出されていることが多く、返却しないとセキュリティの関係上、罰金が発生することもあります。
社会人として借りたものを返さないのは、マナー違反になりますから、出来るだけ速やかに返却するようにしましょう。
内定辞退後あまりにも転職エージェントがしつこいときの対策法
転職エージェントにも事情があり、あなたに対してしつこく説得しようとしていることが理解できたと思います。
しかし同情で転職先を決めるわけにはいきませんので、しっかりと断ることが大切です。
担当者があまりにしつこいときの「6つの対処法」を紹介していきます。
電話ではっきりと内定辞退する意思を伝える
直接言いづらいという理由で、メールで辞退することを伝える人もいると思いますが、勇気を持って電話ではっきりと伝える方が効果的です。
「申し訳ないですが今回は辞退します。
私の意思は固まっていて入社する気持ちはありません。
待たせると先方に迷惑がかかるので、その旨お伝え下さい。」といえば、ほとんどの人は引き下がってくれるでしょう。
転職エージェントからの紹介の上手な断り方!無視・放置は絶対やめよう!
辞退理由を明確に伝える
内定をもらう前ともらった後で心変わりした場合、転職エージェントは「プッシュすれば折れてくれるかも」と強引に口説いてきます。
その場合は、あなたがどうして辞退しようと思ったのか、具体的な理由を伝えることが必要です。
理由が明確であれば、担当者も納得して諦めてくれるでしょう。
今後連絡を控えるように伝える
内定辞退を伝えても連絡がしつこい場合、はっきりと「私の気持ちは変わりませんので、この件での連絡は控えてもらえませんか?」と伝えてみて下さい。
ここまでハッキリ言われると、いくら売上ノルマがあったとしても応じてくれるはずです。
内定辞退はあなたの正当な権利。相手の情に流されてはいけませんよ。
あまりにもしつこければ運営側に報告する
担当者に直接言いづらいという人は、運営側に現状を報告しましょう。
「しつこくて困っている」と正直に伝えて構いません。
運営側もクレームになっては困るので、担当者に確認を取り対処してくれるでしょう。
担当者を変更してもらえるように依頼する
あなたの担当者が、「内定を辞退すると今後は仕事を紹介できない」「今回を辞退すると次はありませんよ」などと脅しをかけてくるようであれば、運営側に連絡して担当を変えてもらって下さい。
担当が変われば、問題なく次の企業を紹介してくれるはずです。
基本的にどの転職エージェントでも担当者の変更には応じてくれますので、一度問い合わせフォームや電話で確認してみる事をおおすすめします。
別の転職エージェントを利用する
担当者を変えてみても企業を紹介されない場合、転職エージェント内にあなたの悪いウワサが出回っている可能性があります。
「内定をもらったのに辞退する要注意人物」などというレッテルを貼られてしまったら、転職エージェント選びを間違えたと思って別の転職エージェントに変えましょう。
そもそも転職自体は皆さんがやりたいときに行うのがベストなのですから、無理やり強制させるようなところで転職をしようとしても、失敗してしまう可能性があります。
他の転職エージェントを利用して、より自分の希望に沿った転職をするようにしましょう。
転職エージェントの内定を承諾させるための口調に注意!
内定辞退を対処するのも転職エージェントの仕事ですが、そう思っていない担当者もいるので注意が必要です。
承諾させるためにあの手この手で誘導しようとしてくるので、強い意思を持って対応しましょう。
内定が特別なものだと刷り込んでくる
内定辞退を取り消してもらうために、「あの企業に内定がもらえるなんて、君は特別だ」「あなたのスキルでここの内定がもらえたのは奇跡だ」と、必死に食い止めようとします。
しかし、このような出まかせを言うアドバイザーは信用してはいけません。
今後内定が出ない可能性を推してくる
「ここ以上に条件のいい会社はありませんよ」「今後はライバルが増えて採用が難しくなりますよ」などと言われても、動揺しないで下さい。
今後の内定に関してはあなたの頑張り次第でどうにでもなるはず。
担当者はあなたを不安にさせることが狙いなので、負けてしまうとまた転職活動をする羽目になってしまいます。
しつこさに負けない強い意志が大切です。
転職エージェントの立場から見てもおすすめと言ってくる
転職エージェントという立場を利用して口説くのも、内定辞退を覆すトリックです。
「この企業が求人をだすことは珍しいですよ」「私の立場からみても、あなたの経験値で内定がもらえたのはすごいことです」などのセリフに騙されないで下さい。
転職回数が増えることはあまりオススメできません。先を見据えた転職を行いましょう。
転職エージェントで相性の合わない担当者に当たったときの対処法
内定を保留しすぎると内定が取り消されることもある
持っている内定を比較して、どこに転職しようか迷っている方は、保留しすぎることで内定が取り消される可能性にも注意しましょう。
中途採用の求人を出している企業の多くは、早く人材を確保しておきたいと考えていることが多いです。
中途採用をおこなうにあたって、出来るだけスピード感を持って進めようとするため、内定を保留されたままだと採用に支障が出てしまうこともあります。
そのため自分で転職先を吟味するために、複数の内定を保留したままにしていると、企業が他の人を先に採用してしまうこともあるのです。
内定辞退を検討するのであれば、早い段階に決めておくことをおすすめします。
内定辞退をするときの4つの注意点
皆さんが内定を辞退する時には、下記のの4つの注意点を把握しておきましょう。
- 企業からの印象が悪くなるのは覚悟しておく
- メールではなく電話でキャリアアドバイザーに伝える
- 内定辞退先から再度内定をもらえなくなる可能性を考えておく
- 企業に直接連絡するのは避ける
以下で詳しく解説していきます。
企業からの印象が悪くなるのは覚悟しておく
内定辞退するときには、企業からの印象が悪くなることは覚悟しておきましょう。
上述した通り、企業は中途社員の獲得に力を入れていますあから、相応の費用をかけて採用活動を行っています。
費用を書けたにも関わらず、内定辞退を進められてしまうことで、企業からの印象が悪くなってしまうことは必至です。
万が一自分で内定先に連絡をしたときに、責めたてられてしまうこともあります。
企業からの印象が悪くなるのは、覚悟しておくようにしましょう。
メールではなく電話でキャリアアドバイザーに伝える
内定辞退をキャリアアドバイザーに連絡するときには、メールではなく電話で伝えることをおすすめします。
メールの方が相手の声色がわからないので、後ろめたいことを伝える野には非常に向いています。
しかしメールだと相手から返信が来るまでに時間がかかってしまいますから、内定辞退の手続きを進めるのに時間がかかってしまいます。
電話でキャリアアドバイザーに連絡して、口頭でスムーズに辞退を進められるようにしましょう。
内定辞退先から再度内定をもらえなくなる可能性を考えておく
内定辞退を行う際には、内定辞退先から再度内定をもらえなくなる可能性を考えておきましょう。
一度内定を辞退した後に他の企業に入職してから、「やっぱりイメージと違う」と他の企業に入職してしまうのは避けましょう。
内定辞退先ならもう一度採用してもらえるかもしれないと、再度応募してみても、企業の採用担当者から悪い印象を持たれていると、再度内定をもらえなくなる可能性があります。
企業に直接連絡するのは避ける
転職エージェントを利用しているのであれば、企業に直接連絡するのは避けましょう。、
転職エージェントを経由して内定を獲得するまでに、コンサルタントに企業とのやりとりを依頼していたはずです。
コンサルタントにきちんと事情を説明して、やり取りを代行してもらわないと、転職エージェント側に迷惑がかかることになります。
内定辞退後に利用がオススメな転職エージェント3選
しつこい転職エージェントに引っかかってしまったのは、転職エージェント選びが間違っていたからかもしれません。
大手の転職エージェントであれば内定辞退の対応にも慣れていますので、スムーズに行ってくれます。
マイナビエージェント
人材サービスの大手である「株式会社マイナビ」が運営する転職エージェントです。
20代の既卒や第二新卒に紹介できる求人案件を多数扱っており、サポート力にも定評があります。
IT業界や通信業界に強く、エンジニアを目指すなら登録しておいて損はありません。
「転職が初めて」「手厚いサポートを受けたい」という人に最適です。
リクルートエージェント
転職エージェントの中でも国内大手の転職エージェントです。
非公開求人数が20万件以上もあるので、あなたに合った企業へ転職できる確率が上がります。
キャリアアドバイザーもベテランの先鋭揃いで、面接が苦手な人、キャリアに自信がない人も安心して任せられるはずです。
パソナキャリア
人材派遣会社の大手である「株式会社パソナ」が、転職事業として設立した会社です。
関東・東海・関西エリアをメインに全国の求人案件を持っています。
若手だけじゃなく、広い年齢層に対応できる求人やノウハウを持っているのもポイント。
またパソナキャリアを利用した転職者の67%近くが、年収アップに成功しているというのも魅力です。
自分の意思を尊重して転職エージェントに流されないようにしよう
転職エージェントへの義理もありますが、働くのはあなた自身です。
相手の情や説得に流されることなく、自分の意思を貫いて下さい。
担当者があまりにもしつこく対応に困ったら、ここで紹介したもので自分が対処しやすいものを選びましょう。
運営側に報告する、転職エージェントを変える、なんでも構いません。
転職エージェントは1社ではありませんので、固執する必要もないですよ。
ただし、紹介してくれたことへの敬意は忘れないようにしましょう。