「転職活動に疲れた」
「履歴書を書くのがめんどくさい」
「入社したい企業が見つからない」
そんな理由で転職活動が長期化していませんか?
転職を成功させるためには、やる気の継続とモチベーションの維持が大切です。
ここでは、転職活動でやる気がでない理由と、モチベーションをアップさせて転職を成功させる方法を紹介しています。
「転職したい」と思ったときに取るべき行動!後悔しない転職活動の秘訣
転職活動でやる気が出ない…よくある理由12選
転職活動をはじめると、自己分析や書類作成などの慣れない作業に疲れを感じて、モチベーションが低下する人も多いようです。
「転職先を見つけたいのにやる気が出ない」、そうなってしまう理由を紹介します。
働きたくない気持ちが大きくて行動に移せない
そもそも働きたくない人は、やる気がでないのも当然です。
毎日朝早く起きて、やりたくない仕事をし、結果を出せず上司に怒られ、夜遅く帰ってコンビニのお弁当を食べて寝る。
そんな生活をしていた人は、転職先にも希望を持てません。
働きたくないという人は、以前の職場環境や人間関係に不満を抱えていたり、仕事の内容が合っていないのが原因だったりします。
人間関係や職場の環境は、自分の力ではどうしようもできません。
しかし自分に合った仕事は見つけることができます。
転職はやりたいことを見つけるチャンスだと思って、もう一度あなた自身を見つめ直してみましょう。
転職に関する情報収集が疲れる
ハローワークや求人サイトを使って転職活動をしている人は、企業情報を1件1件調べていくのに疲れを感じている人も多いのではないでしょうか?
「今度の転職は失敗したくない!」という気持ちで念入りにリサーチすると、1社に対し何時間もかかってしまいます。
しかし情報収集を怠ると、自分の思い描いていた仕事ができなかったり、ブラック企業のような会社に入社してしまったりというリスクがあるので手を抜けません。
周りに特定の業界についての知識が豊富な人がいればいいですが、一人での転職活動はやることが多すぎます。
貴重な休みを使って書類を作成する気力がない
現職を続けながら転職活動をしている人は、仕事が終わってからや休日を返上して準備をしなくてはなりません。
転職はやることが多すぎるので、途中でやる気を失ってしまい転職を諦める人も多いのです。
転職活動でしなくてはいけないTODOリストを書いてみました。
- やりたいことや業種・職種を絞る
- ネットやアプリで仕事探し
- 履歴書と職務経歴書を書く
- 応募
- 書類選考が通過したら面接調整
- 面接の事前準備(自己アピール・企業研究)
- 企業訪問し面接
- 内定をもらったら条件交渉
- 入社日確定
この一連の作業を、仕事をしながら行うのは困難です。
しかし、いつ内定がもらえるか分からないのに退職してしまうと、その後の生活のことを考えなくてはいけません。
せっかくの休日も転職の準備で終わってしまっていては、途中でどうでもよくなってしまうのは仕方ありませんね。
自己分析をやり直すのが面倒くさい
「転職に自己分析は重要」といわれていますが、終わりのない作業にだんだんとやる気を失っていく人もいます。
しかし入社したい企業ややりたい仕事が明確でない人は、自己分析をしてから希望条件の優先順位をつけなくてはなりません。
自己分析をすることで、以下のようなメリットがあります。
- 自分のやりたいことを再確認できる
- 企業が求めている人材と自分とが合っているかが判断できる
- 面接で自分をアピールできる
- 複数の企業から内定をもらったときに自分のビジョンに近い企業を選べる
- 納得のいく転職ができる
時間がない人は、就活サイトの診断ツールや診断アプリを使ってみるのがオススメです。
現職が忙しくてスケジュール調整ができない
転職活動をはじめて内定を得るまでにかかる期間は、2〜3ヶ月が一般的です。
その間、求人探しや企業研究、書類の作成に毎日1時間、毎週1〜2回は面接に行くというハードスケジュールをこなす必要があります。
「今の仕事を辞めてから転職活動した方がいいのか?」と悩む人もいますが、退職をしてから転職活動をするのはデメリットが多いのでオススメできません。
現職が忙しい人はできるだけ無駄を省きながら、少ない時間の中で自分に合う会社や仕事を見つけなければならないのです。
自分が何をしたいのかがよくわからない
転職に関する悩みで多いのが、「何をしたいのか分からない」「やりたい仕事がない」というものです。
「どこかにいい会社はないかな〜」というスタンスで、求人を探すのはよくありません。
自分の求めているものが曖昧な状態では、仮にいい企業に出会えたとしても気付かず内定を蹴ってしまうことも考えられるからです。
まずは「どうして転職しようと思ったのか?」「今の職場に足りないものは何か?」「転職先に求めているものは何か?」を明確にすることから始めましょう。
転職の軸を決めることで、志望動機や退職理由も自然と湧いてくるはずです。
転職を相談できる相手がいない
今の会社を辞めていいのか、希望する仕事に就ける可能性はあるのか、誰かの客観的な意見が聞きたいときってありますよね。
会社の同僚や先輩に相談してみたくても、退職するウワサが広まってしまうかもしれないので危険です。
家族なら親身になってくれるかもしれませんが、親世代は転職という概念を持っている人が少なく、終身雇用という働き方をしてきた人たちなので意見が合わないことも考えられます。
友人もやはり人ごとといった感じで、的確なアドバイスは期待できないでしょう。
転職の相談は、「転職のプロ」である転職エージェントのアドバイザーが適任です。
これまで多くの転職者をサポートしてきた実績と、転職者と企業側の両方の視点を持っている相談相手は他にいないでしょう。
新しい職場でやっていけるか不安に押しつぶされそう
新しい環境へ足を踏み入れるとき、多かれ少なかれ不安はつきものです。
とくに人間関係が原因で退職を選択した人は、次の職場の雰囲気やどんなメンバーと仕事をするのか気になるところでしょう。
どんなに評判のいい企業でも、そこで働くすべての人がいい人とは限りませんから、不安で転職に踏み切れない人もいます。
転職して3か月経っても職場に慣れない!理由と慣れるための対策は?
転職の結果が出るまでの時間が長い
厚生労働省の調査によると、「直前の勤め先を離職してから新しい勤め先に就職するまでの期間」は以下のようになっています。
期間 | 割合 |
---|---|
離職期間なし | 24.6% |
1ヶ月未満 | 29.4% |
1ヶ月〜2ヶ月未満 | 12.5% |
2ヶ月〜4ヶ月未満 | 10.9% |
4ヶ月〜6ヶ月未満 | 5.9% |
6ヶ月〜8ヶ月未満 | 3.7% |
8ヶ月〜10ヶ月未満 | 2.1% |
10ヶ月以上 | 7.6% |
1/4の人が現職を続けながらの転職に成功しており、40%に近い人が2ヶ月以内に転職先を決めているのが分かります。
1〜2ヶ月って短いようですが、転職活動をしている本人にとっては長く感じられるでしょう。
応募のたびに企業調査や書類作成に時間を取られるので、期間中はプライベートの時間を削って専念する必要があります。
現職と転職活動の両立に疲れてモチベーションが低下するのは、当然かもしれません。
参考:厚生労働省 「転職者実態調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/6-18c-h27-2-03.pdf
会社に隠して転職活動を進めるのが大変
転職活動は水面下で行うので、会社の上司や先輩にバレないか不安ですよね。
とくに普段からスーツを着ない人は、面接があるからといってスーツを着て会社に行くワケにはいきません。
そのため有給休暇を利用して面接に行っていると思いますが、休みすぎると転職活動中というのを疑われてしまいます。
応募先の企業へ移動している間も、会社の人に会わないかドキドキものです。
勤務先にバレないかばかりが気になって転職活動に集中できず、モチベーションが下がってしまいます。
退職するのを言い出すのが気まずい
お世話になった上司や仕事を教えてくれた先輩に、退職を切り出すのは勇気が要ります。
今後に期待されていたり、一緒に手掛けている案件があったりすれば尚更です。
一方でブラック企業に勤務している人も、退職を伝えると嫌がらせされるかもしれないという不安で、言い出せない人もいるでしょう。
退職したい人が他にもいる場合、「自分だけ辞めるなんてずるい!」というような目で見られてしまうこともあります。
不採用通知続きで自信がなくなった
メンタルが強めの人でも、不採用が続くと自己否定をされた気持ちになり落ち込みます。
書類選考がちっとも通らなかったり、面接で自分の実力のなさを痛感したりして、マイナス思考に陥ってしまうのも無理はありません。
面接官の心ない一言や、採用通知がもらえない悲しさで、転職に向けた前向きな気持ちが崩れてしまうのです。
転職活動でやる気が出ない人向け!モチベーションUPの対策
やる気が回復するのを待っていても、いつになるか分かりません。
それよりも自分自身でモチベーションを上げて、転職活動を再開しましょう。
やる気スイッチを探す方法を紹介していきます。
転職で何を実現したいかを書き出してみる
やる気がなくなってしまったのは、転職を決めた理由を忘れてしまっているからではないですか?なぜ転職を決めたのか、スタートラインに立ってもう一度考えてみましょう。
- 労働条件が悪い
- 上司とソリが合わない
- 評価されない
そんな不満を抱えたまま働き続けても、いい結果にはつながらないかもしれません。
現状を変えて自分の納得する働き方をするためには、転職で自分にあった企業へ入社することです。
同じく転職活動をしている友人を探して相談する
自分と同じ境遇の人と合って、お互いの近況を確認してみてはどうでしょうか?
いい刺激になって、もう一度頑張ろうという気持ちになるかもしれませんよ。
自分の強みは何かを考える
面接官に自己アピールするには、自分の強みを知ることが大事です。
強みがアピールできないと、採用側もあなたを雇うメリットがイメージできません。
「自分だけの強みなんてない」と落ち込んでしまう人もいますが、特別なスキルや経験である必要はありません。
「どんな人とでもコミュニケーションが取れる」「行動力がある」など、「これだけは人に負けない」ということでも、十分な自己アピールになります。
転職をいったん忘れてリフレッシュの期間を設ける
気持ちをリフレッシュするため、転職から離れてみる時間を持つのもオススメです。
距離を置くことで新しい発見があったり、「絶対に転職を成功させるぞ!」というモチベーションが湧き出たりします。
転職エージェントを活用してみる
転職エージェントを活用するメリットを紹介します。
このようなタイプは、一人で活動せず転職のプロに頼ってみてはいかがでしょうか?
- 書類選考に落ち続けている
- 活動をはじめて1ヶ月以上経つけど成果を得られていない
- 企業選びや仕事選びでつまずいている
- 生活費や貯金が底をついてきた
- 相談できる人がいない
面接や書類選考対策をサポートしてくれる
書類選考や面接で落とされるのは、大切な何かを見落としているのが原因かもしれません。
企業が求めている人材に遠かったり、持っている素質を十分に活かしきれてなかったりしませんか?
転職エージェントでは企業ごとに書類の添削を行なってくれます。
また模擬面接を行うことで、緊張せずにスムーズな受け答えができるようになります。
現職の都合を考慮しながらスケジューリングしてくれる
キャリアアドバイザーが忙しいあなたに代わって、面接のスケジュールや内定後の入社日の調整などをスケージュリングしてくれます。
退職手続きのアドバイスもあるので、「引き留められて困っている」「辞めさせてくれない」といった場合も安心です。
自己分析や向いている職業を提案してくれる
自己分析を一人でやるのは難しいものです。
生まれながらの性格や経験を通して、「自分はこんな人間だ」と思い込んでしまっている部分があるからです。
第三者の視点で見てもらうことで、自分では気づかなかったセールスポイントや魅力を見抜いてくれるかもしれません。
また世の中には本当に色んな職業が存在します。
あなたが知らなかった職種をアドバイザーが提案してくれることもあるので、「自分の道が見つからない」という人にもオススメです。
サポートを手厚く受けられる転職エージェント
パソナキャリア
パソナといえば「派遣業」で有名ですが、転職サポートにおいても高い実績を持っています。
パソナキャリアの特徴は以下の3点です。
- 67.1%の転職者の給料をアップさせた実績
- 取引企業1.6万社との太いパイプがある
- 女性の転職者へのサポートが手厚い
パソナのキャリアアドバイザーは、年収アップの交渉を無料でサポートしてくれます。
年収の低さが原因で退職を決める人も多いので、高収入を目指した転職なら利用してみてはいかがでしょうか?
また取引実績がある企業はアマゾンや富士通、マイクロソフトや清水建設など業界最大手の企業が目白押し。
これまで25万人の転職を成功させた実績を誇ります。
派遣業を通して女性の転職活動についてのノウハウが充実しているので、結婚や出産、育児といった女性ならではの悩みにも、親身になって対応してくれるでしょう。
マイナビエージェント
20代〜30代の転職者をターゲットに、大企業への転職に特化しているのがマイナビエージェントです。
会員しか紹介してもらえない非公開求人が8割近くもあり、求人の質も高いという評価を得ています。
マイナビエージェントの特徴は以下の3点です。
- 年収を20%アップさせるノウハウが豊富
- 無期限で転職サポートしてくれる
- 大手のIT業界に強い
転職するなら年収アップは誰もが望むことでしょう。
マイナビエージェントでは、これまでに多くの利用者の年収アップに成功しています。
また他社では転職サポート期間に期限を設けているところもありますが、マイナビエージェントは無期限で利用できるのも魅力のひとつです。
「自分の市場価値が知りたい」「人気企業があれば転職したいな」という軽い気持ちで登録するのも全然アリです。
キャリアアドバイザーの質にも定評があり、社会経験の少ない既卒や第二新卒にも高い支持を得ています。
未経験でIT業界にチャレンジしたい人や、年収アップを実現させたい人にピッタリの転職エージェントです。
モチベーションを回復して転職活動を進めよう
転職でやる気を継続させるためには、「短期で転職を成功させる」ことが大切です。
モチベーションが維持できないのは、転職活動が長期化してしまうからです。
転職活動に疲れが出始めると、意欲的なアピールができなかったり、前向きな志望動機を伝えられなかったりして泥沼にはまってしまいます。
そうなる前に、短期集中して内定をもらえる努力をするべきです。
現職が忙しく時間がかかってしまうという人は、転職エージェントを活用して二人三脚で内定を掴みにいきましょう。