毎日仕事を続けていると、ふと「転職」の言葉が頭に浮かんできますよね。
大抵の場合、「転職を考えたみたけど、本当に転職していいのか?」という疑問が生じると思います。
自分が本当に転職していいのか?という疑問を解決するために、転職する前に考えておくべきことがあります。
考えておくことで、本当に転職していいのかという疑問を解決してくれ、転職もスムーズに進みます!
そこで今回は本当に転職していいのか悩んだ時にどうすれば良いかをご紹介していきます。
ぜひ参考にして、考えてみてくださいね!
目次
まずは今の会社で解決できないかを考えよう
転職が頭の中に出てくるのには必ず理由があります。
今の仕事に満足して、天職と思っているのに、転職が頭の中に出てくることはないですよね。
それでは、なぜ今の仕事に満足できないのでしょう?
その理由が今の会社で解決できるのに、転職する必要はありません。
転職は今まで積み上げてきたものを失うことになるので、今の会社で解決できるのであれば、転職はせずに解決する努力をしましょう!
反対に、その理由が今の会社で解決できない場合は転職する必要がありますよね。
日々仕事に対して悩んで、仕事に行くのが嫌だったという人も、転職することで仕事が大好きになったケースもたくさんあります。
仕事について悩むこともなくなり、仕事もプライベートのように楽しい、そんな人生を送りたいものですよね。
本当に転職していいのか悩んだ場合はまずは現状で解決できるのかを考えましょう!
転職すべきか今の職場に残るべきか…現役キャリアコンサルタントが教える正しい見分け方
転職してよかったと答える人は8割
大手人材紹介会社のマイナビのアンケートによると、実際に転職をしてよかったと答えた人の割合は、約8割にも及ぶようです。
しかしだからといって、皆が転職すれば満足いくわけではありません。
日本人の多くは我慢の限界を迎えて転職している
諸外国と比べて、日本国内の転職はまだまだ一般的ではありません。
転職する人の多くは、パワハラや残業など、我慢に我慢を重ねて、限界を迎えて転職するケースも多いです。
ブラック企業で働いていて、普通の企業に転職しただけで、転職してよかったと答える人も少なくありません。
80%の人が転職に成功しているんだから…と、軽い気持ちで転職すると、後悔してしまう可能性が高いので要注意です。
確証バイアスがかかっているケースも多い
また実際には転職後も待遇や働きやすさ、働きがいに大きな差はなくても、転職しても意味がなかったと認めたくないために、「転職してよかった」と答えるケースもあります。
人間は都合の良い事実しか受け入れたくない傾向があり、これを確証バイアスと呼びます。
そのため転職後に良くなった点だけに目が行き、前職の方が良かった点には目をつぶっている人も多いのです。
しかし何年も働いていくうちに、段々と今の職場の欠点も目につくようになり、また転職したいと考えるようになります。
一度転職をすると、辞め癖がついてしまう人もいるので、根拠のない転職には注意が必要です。
転職したい理由を考える
現状で解決できるのかを考えるとともに考えることは転職が頭に出てきた理由です。
その理由を自分で把握できるようになれば、本当に転職していいのかわかってきます。
今回は主に転職のきっかけになる理由を4つお伝えします。
やりたい仕事が見つかった
転職を考えるきっかけの多くは他にやりたい仕事ができた場合です。
結論から申しますと、他にやりたい仕事ができた場合は転職しましょう!
他にやりたい仕事ができることはとても良いことです。
その気持ちで転職しますと、転職後も必ず良いモチベーションで仕事をする事ができ、成績も残せるでしょう。
さらに、その理由ですと今の会社では解決する事ができません。
今の仕事がやりたい仕事なら出てくるはずのない悩みですよね。他にやりたい仕事ができた時には思い切って転職しましょう!
「転職したいけどやりたい仕事が分からない人」がやりたい仕事を見つける方法
今の会社での将来像が描けない
一般的に、今の会社での将来像は上司や先輩と言われています。
具体的にもう申しますと、10年後の自分は10歳先輩の人です!これはあくまで目安となる将来像です。
あなたがイメージしている10年後と10歳先輩がかけ離れていては転職するべきです!
あくまで目安で、その先輩を大きく越える可能性もありますが、基本的には先輩と同じになります。それはなぜか?
それは環境・仕事内容・社長などが同じだからです。
その10年間で社長が変わり、社内の環境が変わり、仕事内容も変われば話は別ですが、そんなことは滅多にないでしょう。
そのため、本当に転職していいのか悩んだときは、将来像をイメージしましょう!
給与や休日への不満
今の会社の給与や休日、勤務時間などに不満がある事が転職を考える理由の人も多いのではないでしょうか?
本当に転職していいのか悩んだ時にこの理由だった場合は難しいです。
現状の会社でも解決できる場合があるからです。
休日の制度が変更になった、成果を残せるようになり給与が増えたなど転職せずに解決できる事があります。
しかし、その解決を待つことより転職した方が確実でしょう!特に休日や勤務時間に不満がある場合は転職するべきです。
給与が不満の場合はその会社の給与形態によって解決できるのか変わってくるため、給与が不満の場合は今の会社で解決できるのかを考えましょう。
完全週休2日制と書いている企業の大半は嘘?騙されても泣き寝入りしかない…?
人間関係への不満
人間関係は仕事をしていくには避けれないことなため、転職の理由になっている人も多いです。
人間関係が理由の場合は自分で解決できる場合と解決する必要がない場合があります。
まず転職する前に自分で解決できるのかを考えます。
自分で解決できる場合は努力をして解決しましょう。
自分で解決する必要がない場合というのは、相手に非がある場合です。
その場合にあなたが努力をしていては時間の無駄です。解決するのに時間をかけるのではなく、転職するのに時間をかけましょう!
人間関係というのはプライベートにも影響してくるため、迅速な解決が必要です。
このように転職の理由を考えていきますと、本当に転職していいのかわかってきますよね。
転職をする前にまずは理由を考えてみましょう!
転職後のメリット・デメリット
本当に転職していいのか悩んだ時は転職することで得られるメリットとデメリットを考えましょう!
主なメリット
- 今の悩み・不満が解消される
- 給与が増える可能性がある
- 仕事が楽しく感じる
- プライベートが充実する
- 天職に出会う可能性がある
- 新たな人脈が増える
など転職することで多くのメリットが出てきます。
しかし、ここで大切な事が自分で考えるという事です。
メリットに感じる部分は人それぞれなため、あなたが感じるメリットを考えましょう。
主なデメリット
- 今までの実績を失う
- 新たな悩みが生まれる可能性がある
- ミスマッチでの転職
- 退職金が少なくなる
など転職することでデメリットも出てきます。
デメリットも同じで自分で考えるようにしましょう!
転職前にメリット・デメリットを考えるのは、本当に転職していいのか判断できるからです!
自分の中で考えたメリットとデメリットを比べた時にメリットが多い時は転職するべきでしょう。
反対にデメリットが多い場合は現状のままの方が良い可能性があります。
本当に転職していいのか悩んだ時にはメリットとデメリットは比べてみましょう。
転職したい業界・職種を決めて調べておく
転職する前に転職したい業界・職種を考えていると、様々な視点から転職が成功に近づいていきます。
1つ目はスムーズに求人が見つかります。
求人数多数のサイトですと、10万を超える求人数を抱えています。
そんな中からあなたにあった求人を探すのは一苦労です。
業界・職種を絞るだけで求人を探すのもスムーズでしょう!
2つ目は転職後の準備ができます。
例えば、不動産業界の営業がしたいと考えていますと、「宅建を取得しとこうかな」「話す力が必要だな…」と転職後に活躍できる準備ができます。
転職後にいきなり成果を残せますと、イメージを良いですし、最高ですよね!
3つ目はその業界・職種の現状を知れます。
その業界が下降気味なのに、その事実を転職してから知っては遅いですよね。
そのため業界・職種を考える事ができますと、その業界・職種のことを調べましょう!転職のミスマッチを減らす効果的な方法です。
いざ、「転職する!」となってから業界・職種を考えていては遅いです!
転職サイトをあらかじめ考えておく
一般的には、転職サイトを使って転職するのですが、その転職サイトもあらかじめ考えておく事が大切です。
業界を考えておくのと同様に、必要となってから考えていては手遅れです。
そして転職サイトは日本に数多くあります。そんな中から自分に合った転職サイトを見つけるのは簡単ではありません。
そのため、転職をする前にある程度転職サイトは絞っておきましょう!
未経験者にオススメ転職サイト
転職サイトには様々なジャンルがあり、初心者向け、ミドル層向け、業界に特化しているなどそれぞれ特徴があります。
今回は、初心者でも安心の転職サイトをご紹介します!
doda
dodaは知名度と実績ともに業界トップクラスの転職サイトです!
求人数は7万を超えていて、非公開求人も合わせると10万件は優に超えます。
「初めてなら大手で…」という人も多く、初めて転職する人を多く対応しています。
そしてdodaのキャリアアドバイザーは丁寧にサポートをしてくれます。履歴書の書き方や面接の対策まで相談をしながら転職を進めていけます。
初めての転職で不安が多い人でも安心して転職を進めていけます。
キャリアアドバイザーとの相談時点でまだ本当に転職していいのか悩んでいう人はその相談もしてみてください。
それに加え、dodaのサイトは使いやすいです。
特に求人検索方法は「職種×勤務地×年収」といったシンプルな検索方法から駅やキーワード、雇用形態、設立年数など細かい条件での検索も可能なため、求人検索にも安心ですよ。
dodaは求人数の多さ、キャリアアドバイザーのサポート、求人検索機能どの視点から見ても安心して使える転職サイトです!
エン転職
エン転職も転職業界ではトップクラスの規模を誇っています!
求人数は1万を超えており、エン転職だけでの掲載求人が約80%にです。
エン転職のサイトは非常に使いやすく、転職サイトの中でも評判です。
さらにアプリも出しており、求人検索、メッセージのやり取りまでアプリでできます。移動中でも気軽の求人検索できるのは大きいですよね。
そして、求人検索機能も充実しており、業界、職種、勤務地はもちろん会社のタイプや募集の特徴、仕事の特徴など細かなこだわりでの検索も可能です!
初めて転職サイトを使う人でも、困る事なくつかえるのエン転職でしょう!
まとめ
今回は、本当に転職していいのか悩んでいる人がするべきことについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
初めて転職する時には、本当に転職していいのか悩む人が多いです。
しかし、悩んで終わりにするのではなくポイントを抑えて考えれば、本当に転職していいのか見えてきます!
転職が頭に出てくるのは決して悪いことではないため、今回ご紹介したことを参考に考えてみてください!