転職エージェントを利用しているそこのあなた。
「あれ?この転職エージェント信用できないかも…?」と感じることはありませんか?
転職活動において、転職エージェントは結果を左右する重要なポイントです。
信用できない転職エージェントを利用し続けるのは、転職活動を長引かせる原因にもなります。
そこで今回は、信用できない転職エージェントの特徴から、担当者の変更方法まで紹介します。
信用できないと感じている転職エージェントに、見切りをつける参考にしてくださいね!
5分程度で読み終わる内容にまとめてあります。
目次
そもそも転職エージェントはどうやって儲けてる?
そもそも転職エージェントは、無料でサービスが利用できるのにどこから収益を得て、儲けているのか気になりますよね。
転職エージェントはまず、人材が不足している企業の「ほしい人材」に合わせて求人情報を作成します。
そして、転職エージェントに登録している利用者の条件や経歴に合わせて、求人を紹介していきます。
利用者が求人に応募し内定までこぎつけた場合、求人を掲載している企業から「紹介料」として報酬を受け取っています。
>担当を変更すべき!信用できない転職エージェントの特徴
「なんかこの転職エージェントの担当者信用できないな…」と思っていても、自分の感情だけで本当に信用できない人なのかどうか、見極めがつかない人もいるのではないでしょうか?
そこで以下では、信用できない転職エージェントの特徴を紹介します。
2つ以上当てはまったら、注意が必要ですので担当者の変更を検討することをおすすめします。
- 自分の話ばかりで利用者の話を聞かない
- 担当のエージェントが若い
- 連絡が異様に遅い
- 1つ内定を獲得したら内定承諾を急かしてくる
- 理由なく伝えていた条件からずれた求人を紹介される
- 連絡手段が電話だけ
- 求人の良いところだけしかいわない
- 業界内の知識が無い
- 勝手に企業に応募している
- 不採用後に態度が悪くなる
自分の話ばかりで利用者の話を聞かない
転職エージェントとはサポートを受ける前や、悩みごとがあった際に対面の面談や電話での面談を行う機会があります。
通常であれば転職エージェントは、利用者の話をよく聞いたうえでその人に何が必要か、適性はどこにあるのかを分析していきます。
しかし中には利用者の話を聞かずに、経験をもとにした自分の話ばかりをする人もいます。
自分の話ばかりしているとなると、自分の条件をくみ取ってくれているのか、本当に信用していいのかわかりませんよね。
面談や相談で、あまりにも自分の話ばかりするエージェントには気を付けましょう。
担当のエージェントが若い
転職エージェントも新卒採用で新しい人材を獲得しているため、毎年一定数以上の新人のエージェントがいます。
担当のエージェントが若いと、要領がまだ分かっていないため対応が遅くなったり、企業との連絡が不十分になったりする可能性があります。
対応が遅かったり企業との連絡が不十分だと、転職活動に影響が出てしまうこともあります。
若いエージェントには要領よくしっかりこなせる人もいますが、やはり経験値が少ないと考えられる以上、上記のようなリスクは高いといえるでしょう。
もしも、担当者が連絡に行きづまっていたりトラブルが続くようであれば、これまでのサポート歴を聞いてみることをおすすめします。
連絡が異様に遅い
転職エージェントによってメールや電話など連絡手段は様々ですが、連絡しても折り返しや数日間音沙汰がないときは、注意が必要です。
会社が休みである土日に電話をした場合は、翌営業日まで待つ必要がありますが、平日に連絡をして返信が遅いのは担当者の管理ミスであることが多いです。
もしも企業の重要な情報や、面接日程の調整の連絡をする場合、連絡が遅いとトラブルになる可能性も高いのです。
転職エージェントは利用者が直接企業に問い合わせるわけではありませんから、担当者の連絡の速さは転職をスムーズにトラブルなく進めていくうえで、非常に重要になります。
1つ内定を獲得したら内定承諾を急かしてくる
1つ内定を獲得した際に、内定をすぐに承諾するように急かしてくる転職エージェントには注意が必要です。
転職エージェントはこの記事の上部でも紹介した通り、利用者が内定・入社が決まると報酬を受け取れることになっています。
内定・入社して報酬を獲得した成績は、そのまま担当者の成績になります。
成績不振で焦っている担当者の中には、早く利用者に承諾させて自分の成績にしようとする人もいるのです。
そのため1社内定を獲得しただけで、承諾するように急かしてくる担当者には注意が必要です。
理由なく伝えていた条件からずれた求人を紹介される
面談で自分の転職先に求める条件を提示しているのにも関わらず、条件とは的を外れたような求人を紹介してくる担当者は、成績不振で焦っている可能性があります。
一般的に担当者は、複数の利用者を一人で担当します。
担当している利用者が希望する条件が似ている場合、双方に同じような企業の求人を提示することになります。
しかし成績不振で焦っている担当者の場合、できるだけ利用者には異なる企業に入社してもらい、自分の成績を上げようとする人もいるのです。
この背景には、企業の求人は採用枠が限られているため、自分の担当している利用者同士で枠を争うのは避けたいという考えがあります。
中には適正診断をもとに、気づいていない潜在能力をもとに紹介してくれる優秀な担当者もいますが、理由なく条件と違う求人を紹介してくる担当者には気を付けましょう。
連絡手段が電話だけ
重要な情報を共有するのにも関わらず、連絡手段が電話だけの担当者も注意が必要です。
連絡手段が電話のみである担当者は、サポートに意欲的ではない可能性があります。
特に求人の情報共有などの重要な情報を共有する際は、あとで利用者が確認できるように文面で残すのが一般的です。
重要な情報を文面で確認できない電話で伝えてくる担当者は、情報に嘘が紛れ込んでいる可能性がありますので、電話対応ばかりの担当者にも注意が必要です。
求人の良いところだけしかいわない
転職エージェントの中には、求人掲載の企業の内部事情について情報共有してくれるところがあります。
情報共有してもらった際に、いいことだけを並べ立てる担当者にも注意が必要です。
何か不利益な情報を隠している可能性もありますので、「情報の中で気になる点や悪い評判があったら教えてください」と前置きしてから求人情報を確認するようにしましょう。
業界内の知識が無い
業界内の知識が無い担当者は、伝えてくる情報が信用できない可能性があります。
完璧に業界事情を把握しているとまではいかなくても、仕事内容や転職の傾向については把握しているのが一般的です。
求人情報のみを読み上げるだけで、業界の説明に乏しい場合はサポートを任せてもいいのかを考えなおす必要があります。
勝手に企業に応募している
「えっ?そんなことあるの?」と思うかもしれませんが、利用者の承諾を得ないまま勝手に求人に応募してしまう担当者も存在します。
勝手に企業に応募されてしまった場合は、即担当者を変更するようにしましょう。
利用者の意思と関係なく転職活動を進めてしまうような担当者は、サポートや企業とのやりとりも信頼できませんよね。
不採用後に態度が悪くなる
転職エージェントのサポートを利用していても、失敗することはあります。
しかし担当者の中には、不採用後にフィードバックをすることなく、態度が悪くなり連絡が取れなくなる人もいるのです。
そういった担当者は自分の成績を重視している可能性があり、本当に利用者のことを考えているのかわかりません。
悪い結果の後の担当者の言動に関しても注意が必要です。
>転職エージェントが信用できないときの対処法
では自分の担当転職エージェントは信頼できない…と分かった時には、どのように対処していくのがいいのでしょうか?
その答えは以下の2つです。
- 運営側に担当者の変更を依頼する
- 他の転職エージェントを利用する
運営側に担当者の変更を依頼する
その転職エージェントを利用し続けていきたい気持ちがある場合は、担当者の変更を運営側に依頼することをおすすめします。
メールや電話で問い合わせることをおすすめします。
問い合わせる際は、しっかりと変更理由と自分の求める条件を伝えるようにすると、それにあった担当者を紹介してもらえる可能性があります。
他の転職エージェントを利用する
もうサービス自体に不快感がある場合や、使っていくメリットが見いだせない場合は、退会して他の転職エージェントを利用することをおすすめします。
口コミや評判をもとに判断していきましょう。
複数登録を事前にしておくことで、切り替えがスムーズに進めることができます。
転職エージェントとうまく付き合っていく方法
いくら信頼できる転職エージェントだからといって、利用者の対応が悪いと担当者も人間ですので、上に上げた特徴に当てはまるような対応を取ってしまうこともあります。
そのため利用者側も、転職エージェントとうまく付き合っていくように、心がけるようにしましょう。
転職エージェントとうまく付き合っていく方法は以下の3つです。
- 転職に意欲的な姿勢を見せる
- 現在の職場の愚痴をこぼしすぎない
- 自分をよく見せようとしない
転職に意欲的な姿勢を見せる
転職に意欲的な姿勢を見せていくことで、転職エージェント側も「サポートしていこう」という気持ちになっていきます。
やはり転職エージェント側も企業ですから、ある程度転職の見込みのある利用者を優先して転職活動を進めていきます。
そのため、連絡が来たら可能な限りすぐに返す、自分の想定している転職時期やキャリアプランをしっかりと伝えておくことを心掛けていくことが重要になります。
現在の職場の愚痴をこぼしすぎない
転職を検討する人の中には、現在の職場に対する不満がつもりにつもった結果、転職の意思を固めた人もいるはず。
転職エージェントはヒアリング面談の際に、転職の理由を聞いてくれますが、その場で前職の愚痴をこぼしすぎないようにしましょう。
あまりにも愚痴が多いと、担当者側に「この人は転職しても続くのか…?」という疑念を抱かせてしまいます。
そのため現在の職場の愚痴はそこそこにしておくことをおすすめします。
自分をよく見せようとしない
転職者の中には、転職エージェントに良い求人を紹介してもらおうと、実際の経歴や経験よりも大きく話を盛ってしまう人がいます。
転職エージェントが盛られた経歴や経験を信用し、それをもとに求人を紹介しても転職が成功できる可能性は非常に低いです。
信用するためには、信用されることが重要です。
信用できる転職エージェントは複数サービスを利用して見つけよう
転職エージェントを利用する際は複数のサービスを並行することで、それぞれの担当者の質を比較して、信用できるか信用できないかを見極めることができます。
しかし登録しすぎると連絡するのに時間も労力もかかってしまいますから、3~4個を目安に登録することをおすすめします。
様々な口コミや評判を参考にして、自分の目的に合った転職エージェントに登録するようにしましょう。
信用できると評判の高い転職エージェントを紹介!
リクルートエージェント
リクルートエージェントは「株式会社リクルート」が運営する転職エージェントの中でも最大手といわれる転職エージェントです。
紹介してくれる求人も豊富で、条件や待遇の評価の高い非公開求人を20万件以上保有しています。
幅広い年代層の求人をカバーしており、地方の転職も可能です。
途中で担当者が変わることなく、一貫して担当してもらえるのも魅力ですね。
パソナキャリア
パソナキャリアは運営会社が「利益よりも社会貢献」という方針を掲げているため、担当者の転職サポートが非常に丁寧であるとの評判が高いです。
電話やメールの対応も早く、安心して利用できるでしょう。
もちろん面接対策や書類添削のサポートも担当してくれますし、ヒアリングも丁寧に行ってくれるとの声もあります。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、就職活動支援も行っている人材紹介会社マイナビの運営する、転職エージェントです。
利用者層は20代に集中しており、その結果20代の転職に関するノウハウを豊富に保有しています。
担当者のサポートも熱意がこもっており、転職活動に熱意を込めたい人にはピッタリです。
信用できない転職エージェントを見極めて早めに対応しよう
いかがでしたか?
転職エージェントは転職活動を行う上で結果を左右する重要なポイントですので、信頼できる担当者かどうかを見極めていく必要があります。
また、いくつかの転職エージェントを併用してくことで、自分に合った担当者をより見極めやすくなります。
自分で信頼してもらえるようにふるまっていくことも、転職エージェントを利用するうえで重要になりますから、心がけを忘れないようにしましょう。
今回記事で紹介した信頼できない転職エージェントの特徴を参考にして、自分に合った信頼できる転職エージェントを見つけていきましょう!