中小企業への転職におすすめな転職サイト・エージェント21選と成功させるポイントを解説

中小企業へ転職したい！と考えていても、どうやって転職すればいいか判断がつかない方も多いでしょう。

大手企業への転職とは異なり、優良企業を探すためには細かく情報収集をして求人を精査する必要があります。

自分でひとつひとつ企業を確認するよりも、転職サイト・転職エージェントを使う方が効率的かつ希望に沿った転職先が見つかりやすくなります。

そこで以下では中小企業への転職に役立つ転職サイト・エージェントを、厳選して紹介していきます。

正社員求人を探すのにおすすめ転職サイト

doda

求人数

 250,127件（2024年6月17日時点）

対応エリア

全国

おすすめポイント

・条件に応じた求人紹介あり ・正社員募集がわかりやすい ・週2回求人更新

正社員求人を探すなら公式サイトはこちら▶

当サイトで人気の転職サイト

年代・業界問わずに利用可能な総合転職サイト

doda

求人数

公開求人 246,527件（2024年5月27日時点）

対応エリア

全国

フリーター

〇

未経験

〇

求人数の多い転職サイトを使うなら公式サイトはこちら▶

中小企業への転職におすすめな転職エージェント6選

中小企業へ転職を検討するのであれば、転職エージェントを活用して、専門のコンサルタントからのサポートを受けることがおすすめです。

求人紹介から転職サポートまで対応してもらえるほか、面接の練習も付き合ってもらえることもあるので、是非活用してみてください。

ビズリーチ

ビズリーチのメリット

ビズリーチは企業の中でも幹部層・経営層の求人を多く保有する転職エージェントです。

専任のヘッドハンターが、皆さんの経歴を確認したうえで、最適な企業をスカウト形式で送付してくれるので、自分で求人を探す手間が省けるのも大きなメリットでしょう。

一定のレベルの求人を紹介してもらえる他、優良な中小企業もあるので、中小企業の経営層で活躍してみたい！という方にはおすすめのサービスです。

ビズリーチの口コミ

ハイクラス転職に絶対おすすめビズリーチ
公式サイトはこちら

ビズリーチの詳細はこちら

doda

dodaのメリット

dodaは国内最大級の転職サイトとして有名なサービスです。

求人数も7万件以上、残業時間や賞与の回数などで求人を絞り込める企業があるので、優良な中小企業を見つけたい方向けでしょう。

定期的に転職フェアを開催しているほか、セミナーも無料で開催しているので初めて転職する方でも安心して利用できます。

また転職サイトとして利用するだけではなく、コンサルタントのサポートを受けることも可能です。

書類作成だけではなく、面接対策まで対応してくれるので、初めての転職活動でも活用できるでしょう。

dodaの口コミ

dodaの詳細ページはこちら

レバテックキャリア

レバテックキャリアのメリット

レバテックキャリアはIT・WEB業界の求人を多数掲載している転職サイト・エージェントです。

転職をサポートしてくれるコンサルタントは、IT・WEB業界の知識が豊富な人が揃っているので、転職の経験のない人でも安心して利用が可能です。

様々な工程の求人を取り扱っているので、条件に合わせて求人を検索できます。

ただし地方の中でも主要都市の案件に絞られているので、注意が必要です。

レバテックキャリアの口コミ

レバテックキャリアの詳細はこちら

パソナキャリア

パソナキャリアのメリット

パソナキャリアはハイクラス向けの総合型の転職エージェントです。

特に女性の活躍推進に力を入れている企業が運営しているので、女性歓迎の求人も多数掲載があります。

中小企業の重要ポジションも掲載されているので、転職を機に管理職を目指したい方におすすめのサービスです。

コンサルタントの能力も高く評価されており、親身に転職サポートを対応してくれます。

パソナキャリアの口コミ

パソナキャリアハイクラスの詳細はこちら

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトのメリット

リクルートダイレクトスカウトは、大手企業リクルートの運営しているハイクラス専門の転職エージェントです。

大手企業のみならず、中小の優良企業の求人も多数掲載しているので、転職活動でキャリアアップを目指したい方におすすめです。

非公開求人も用意がありますし、ディスカッションサービスも利用できるので、初めての転職活動でも安心して利用できるように制度が整えられています。

大手リクルートのこれまでの取引実績の安心感もありますし、中小企業の取扱いもありますので安心です。

リクルートダイレクトスカウトの口コミ

リクルートダイレクトスカウトの詳細はこちら

マイナビエージェント

マイナビエージェントのメリット

マイナビエージェントは大手人材会社マイナビが運営する転職エージェントです。

全国に支社を置いているので、地方の転職にも利用できるのは大きなメリットでしょう。

求人数が豊富なので、条件ごとに求人を比較することも可能です。

専門のコンサルタントから求人の提案も受けられるので、初めて転職活動をする方でも安心して利用できるでしょう。

非公開求人も多数あるので、より良い環境で転職活動をしたいにとっては、利用するメリットがあるでしょう。

中小企業の求人が多いので、地元で優良な求人を探したい！という方は、是非マイナビエージェントを利用してみてください。

マイナビエージェントの口コミ

マイナビエージェントの詳細はこちら

中小企業への転職におすすめな転職サイト2選

中小企業へ転職するなら、コンサルタントのサポートも大切ですが、自分で検索して納得出来る企業を探すことも大切です。

そのため転職エージェントと併用して、転職サイトも活用してみてください。

リクナビNEXT

リクナビNEXTのメリット

リクナビNEXTは、全国・全職種の意求人を取り扱っている転職サイトです。

地方の中小企業の求人も多数掲載しているので、現在働いている企業と同じ業種の求人をチェックすることが可能です。

専門のコンサルタントによるサポートはありませんが、自分で求人をピックアップできるので、求人をとにかく探したい方におすすめです。

アプリでの求人検索も可能ですので、通勤時間を活用した求人検索にも活用できます。

業界未経験でも働ける求人が揃っているので、若手の中小企業転職でも十分に活躍できるでしょう。

リクナビNEXTの詳細はこちら

【女性向け】type＠女性の転職

type＠女性の転職のメリット

type＠女性の転職は、女性の仕事探しに特化している転職サイトです。

正社員で長く働きたい女性に向けた求人が多くそろっているので、キャリアアップにも期待できます。

登録した情報に興味を持った企業からスカウトが届くサービスもあるので、有効活用してください。

登録情報と企業の求めている条件がマッチした場合にメールが届くシステムもあります。

転職エージェントサービスはありませんが、自分が求める働き方や待遇が探しやすいのでおすすめです。

中小企業への転職を考えている女性は、type＠女性の転職をチェックしましょう。

type＠女性の転職の詳細はこちら

転職におすすめな中小転職エージェント

転職成功のためには、中小転職エージェントも活用しましょう。

中小転職エージェントでは、大手では見つけられない求人と出会えることがあります。

大手転職エージェントと併用すれば、効率的に転職活動を進められることもポイントです。

ここからは転職におすすめの中小転職エージェントをまとめました。

LHH転職エージェント(旧:Spring転職エージェント)

LHH転職エージェントのメリット

LHH転職エージェントは、国内外のハイクラス転職が目指せるサービスです。

専属のコンサルタントがマンツーマンで対応してくれるため、満足のいく転職活動が可能でしょう。

コンサルタントは業界に深い知識があり、転職のサポートに強いことがポイントです。

初めてハイクラスに転職したい人にも、おすすめのサービスです。

LHH転職エージェントの口コミ

LHH転職エージェントの詳細はこちら

リクルートエージェント

リクルートエージェントのメリット

リクルートエージェントは、豊富な求人数を誇る転職エージェントです。

自分にマッチする転職先が高確率で見つけられるでしょう。

「どんな仕事が向いているのかわからない」という人も、まずはリクルートエージェントへの登録がおすすめです。

キャリアアドバイザーが担当につくため、仕事やキャリアについて詳しく相談できます。

転職活動に慣れていない人も、活用しやすい転職エージェントです。

リクルートエージェントの口コミ

エンエージェント

エンエージェントのメリット

エンエージェントは、扱っている求人数が多い転職エージェントです。

非公開求人が1万5,000件以上があるため、積極的に活用してみましょう。

サービス登録後に、自分に合った仕事が担当者から紹介してもらえます。

希望や適正にあった仕事を見つけたい人は、エンエージェントをチェックしましょう。

他の転職サービスでは希望に合う仕事がなかった場合でも、エンエージェントなら見つけられる可能性があります。

エンエージェントの口コミ

目的別におすすめの中小転職エージェントを紹介

ここからは以下の目的別に、おすすめできる中小転職エージェントを紹介します。

• 年収500万円以上目指す人向け
• 20代のフリーターや第二新卒向け
• エンジニアやWebデザイナー向け
• 医療従事者向け
• 女性も活用しやすい転職エージェント

年収500万円以上を希望する人向けの中小転職エージェント

転職で高い年収を希望する人には、ハイクラス向けの中小転職エージェントがおすすめです。

type転職エージェント

type転職エージェントのメリット

type転職エージェントを活用して、首都圏内のハイクラス転職に成功させましょう。

書類選考や企業との面接の改善点を見つけたいときも、アドバイスが受けられるサービスです。

キャリアアドバイザーの得意分野が決まっているため、丁寧なサポートが受けられます。

サービス開始から25年以上の豊富な実績を生かした、納得感のあるサービスが魅力です。

type転職エージェントの詳細はこちら

JACリクルートメント

JACリクルートメントのメリット

高いポジションと年収アップを目指す人は、JACリクルートメントをチェックしてください。

ハイクラス向けの転職サポートが丁寧なことは、JACリクルートメントの特徴です。

技術職や専門職の転職にも強く、豊富な実績があることもポイントですね。

大手人材会社が運営しているため、安心して活用できる転職エージェントです。

公式サイトからはキャリアアドバイザー監修の「応募書類の書き方」といったコンテンツがチェックできます。

JACリクルートメントの詳細はこちら

20代フリーター・第二新卒・既卒向けの中小転職エージェント

20代のフリーターや第二新卒、既卒向けの中小転職エージェントを紹介します。

大手企業とは違う視点から、転職のアドバイスがもらえるでしょう。

転職エージェントによっては、企業との太いパイプがあることも期待できます。

ハタラクティブ

ハタラクティブのメリット

ハタラクティブでは、20代の若年層にマッチする転職サポートを行っています。

キャリアや今の仕事に悩んだ人は、気軽にハタラクティブへ登録してみましょう。

就業経験がない20代も、就職のための活動が可能です。

これから仕事で活躍するために、基礎的なビジネスマナーも教えてもらえるでしょう。

学歴や経歴に自信がない人も、ハタラクティブをチェックしてください。

ハタラクティブの詳細はこちら

ジョブドラフトNext

ジョブドラフトNextのメリット

高卒の就活生と転職者にジョブドラフトNextをおすすめします。

これから就職したい若年層も使いやすいサービスでしょう。

面接や履歴書の準備段階から、親身なサポートが受けられることがポイントです。

若年層である高卒既卒の人材も安心して働ける企業を紹介してもらえます。

興味がある人は、公式サイトからキャリアコンサルタントへの相談を申し込んでください。

ジョブドラフトNextの詳細はこちら

エンジニア・Webデザイナー向けの中小転職エージェント

エンジニアやWebデザイナーに強い転職エージェントを紹介します。

IT業界向けの転職エージェントは多数ありますが、使いやすいサービスを厳選しました。

どの転職エージェントも、業界に深い知識があるコンサルタントが在籍しています。

IT業界特化型のサービスを活用し、転職成功に近づいてください

ワークポート

ワークポートのメリット

ワークポートは、ITやWeb系の転職に手厚い支援を行っています。

公式サイトの検索では「必要な経験スキル」が、企業ごとに確認できます。

勤務地や給与の他にも、企業の情報が詳しく載っているので分かりやすいでしょう。

実績があるコンサルタントからサポートが受けられることも、ワークポートのポイントですね。

自分のキャリアを広げたい人にも、おすすめできる転職エージェントです。

ワークポートの詳細はこちら

レバテックキャリア

レバテックキャリアのメリット

IT業界での転職を目指すエンジニアやクリエイターは、レバテックキャリアがおすすめです。

業界に強いキャリアカウンセラーから、転職のサポートをしてもらいましょう。

レバテックキャリアならではのテクニカルヒアリングでは、転職活動の方向性が掴めます。

企業別の対策を行っているため、内定率アップが期待できる転職エージェントです。

転職しやすいタイミングや、転職ではどんなスキルが求められるか、有利な情報が手に入ります。

レバテックキャリアの詳細はこちら

医療従事者向けの中小転職エージェント

医療従事者に向けて、活用しやすい転職エージェントをまとめました。

人材の需要が高い医療業界ですが、転職成功のためにはコツがあります。

転職に慣れていない人も、プロからサポートを受けることで成功率が上げられるでしょう。

看護roo！

看護roo！のメリット

看護roo！転職は、看護師向けの転職サポートに特化しています。

会員登録すれば、応募手続き代行や履歴書の添削、面接の練習などが受けられる転職エージェントです。

ダイレクト求人であれば、施設への直接応募も個人でできます。

全国を対象に求人を扱っているため、Uターンや引っ越しの際にも活用できるでしょう。

マイページからは選考状況や、応募した求人がチェックできます。

転職活動を効率的に進めたい看護師には、看護roo！がおすすめです。

看護roo！の詳細はこちら

女性向けの中小企業への転職エージェント

女性も活用しやすい中小企業向けの転職エージェントを紹介します。

キャリアや生活スタイルによって、働きやすい環境はそれぞれ異なるでしょう。

自分に合った働き方を見つけるためにも、中小企業への転職を考えることはおすすめです。

パソナキャリア

パソナキャリアのメリット

パソナキャリアでは女性の転職もサポートしています。

女性の転職サポートに、豊富な実績があるコンサルタントから対応してもらいましょう。

中小企業の専門職や、管理部門を目指している人にもおすすめです。

キャリアの選択肢が増やせる転職活動が可能でしょう。

働き方やライフワークバランスに悩んでいる女性も、パソナキャリアへ相談してもいいですね。

パソナキャリアの詳細はこちら

マイナビエージェント 女性の転職 WomanWill

マイナビエージェント 女性の転職 WomanWillのメリット

営業やエンジニア、経理職などに興味がある女性は、マイナビエージェント 女性の転職へ相談してみましょう。

高い専門性を備えている、業界選任のキャリアアドバイザーがつく転職エージェントです。

女性のための転職支援に強く、転職に成功すればキャリアアップも難しくありません。

あらゆる企業の求人を多く保有しており、転職先によっては年収を上げることも可能でしょう。

「能力が活かせる中小企業に勤めたい」という女性に、おすすめの転職エージェントと言えます。

中小と大手転職エージェントの違い

中小と大手転職エージェントの違いをチェックしましょう。

企業の規模によって、サービスの内容が大まかに分かれています。

それぞれのポイントをチェックして、自分に合った転職エージェントを選んでください。

中小転職エージェントの特徴とポイント

業界や職種に深い理解があることは、中小転職エージェントのポイントです。

企業の情報を密に把握しているキャリアカウンセラーが在籍しているでしょう。

求人数は大手に劣るものの、情報の幅と密度では中小転職エージェントが有利です。

企業のコネクションも独自のものを持っていることが多くあります。

中小の転職エージェントは、それぞれ強みにしている分野が異なるので注意しましょう。

• IT、金融、メディカル、メーカーなどの業界特化型
• 経理や人事といった管理部門や、エンジニアなどの職種特化型
• 年収600万円以上の高年収が期待できるハイクラス特化型
• 女性特化型
• 第二新卒や20代の若年層特化型
• 外資系特化型
• ベンチャー企業特化型

大手転職エージェントの特徴とポイント

大手転職エージェントの特徴は、大企業の求人を扱っていることです。

加えて、規模や業界を問わず、幅広い転職先がチェックできるでしょう。

希望する業界がわからなかったり、幅広い転職先を紹介してもらいたい人は大手転職エージェントを確認してください。

リクルートエージェントやdodaなどを活用し、できるだけ多くの求人を閲覧しましょう。

多くの大手転職エージェントでは、専任のキャリアカウンセラーから担当してもらえます。

ただし、さまざまな人材が在籍しているため、対応力は一貫していません。

中小転職エージェントのサービス内容

中小転職エージェントのサービス内容は、大手転職エージェントのものと大きく変わりません。

以下のようなサービスが受けられます。

• 求人の紹介
• キャリアプランのヒアリングやアドバイス
• 履歴書や職務経歴書の添削
• 面談対策
• スケジュール調整代行
• 年収や条件の交渉代行

中小の転職エージェントでは、業界に詳しいキャリアアドバイザーが担当することが多いです。

希望する業界が決まっている人は、大手よりも業界特化型の中小転職エージェントがおすすめです。

中小転職エージェントのメリット

中小転職エージェントのメリットを確認しましょう。

• 決まった職種や業界への転職に有利
• 転職希望者は大切にしてもらえる可能性が高い
• キャリアカウンセラーの知識が専門的
• 求人とのマッチング率が高い

以上の理由から、転職がスピーディーに進む可能性もあります。

決まった職種や業界への転職に有利

転職先の企業や業界が決まっている人は、中小転職エージェントへの登録がおすすめです。

公式サイトから公開求人をチェックして、希望する転職先があるか確認しましょう。

業界特化型の転職エージェントを活用すれば、分野を狭めて転職活動ができます。

目標とする業界や企業への転職成功率がアップするでしょう。

転職希望者は大切にしてもらえる可能性が高い

中小転職エージェントは、転職希望者を大切にしている傾向です。

大手ほど登録者数が多くないため、転職者1人にかけるリソースが多いでしょう。

サポートが丁寧で親身に対応してもらえることも、中小転職エージェントの強みです

キャリアカウンセラーの知識が専門的

サポートする業界が固定されている中小転職エージェントは、担当者の知識が豊富です。

キャリアカウンセラーが、企業と太いパイプを持っていることも考えられますね。

どのような技術が求められるのか、どんな対応をすればベストかといった情報を共有してもらえます。

求人とのマッチング率が高い

中小転職エージェントのメリットは、求人と転職者を高いマッチングで結びつけることです。

企業の需要を把握しているため、転職者はベストな転職先を紹介してもらえるでしょう。

企業を直接訪問していることも多いため、働く雰囲気なども把握している可能性が高いです。

中小転職エージェントは、大手のように分業化されていないことがほとんどと考えられます。

深い情報を得ることで、転職支援で高いマッチングを成功させています。

中小転職エージェントのデメリット

中小転職エージェントには、気をつけたいデメリットもあります。

以下の点に注意して、転職エージェントを活用しましょう。

• 求人が少ないことがある
• 企業が希望する条件とマッチしないと紹介してもらえない
• ブラック求人やダミー求人を掲載することがある

求人が少ないことがある

中小転職エージェントが扱っている求人数は、大手よりは劣ります。

業界や職種によっては、求人数が数百件程度または、それ以下ということもめずらしくありません。

他にも、大手や外資系の企業の求人が見つけられない可能性もあります。

規模の大きな会社は、大手転職エージェントに依頼することが多いでしょう。

キャリアアップを目指す人は、大手転職エージェントとの併用を考えてください。

企業が希望する条件とマッチしないと紹介してもらえない

中小転職エージェントは、丁寧にサポートしてくれるサービスです。

しかし、企業が希望する条件とマッチしないと、紹介してもらえない危険性が考えられるでしょう。

求人を募集する会社と、中小転職エージェントの間には企業同士の信頼関係があります。

そのため、転職エージェントはやみくもに人材を紹介するわけにはいきません。

自分の経歴や実績にマッチする転職エージェントではないと、使いにくいです。

ブラック求人やダミー求人を掲載することがある

転職エージェントの規模が小さくなるほど、登録者を集めるために必死という危険性があります。

条件が良いダミーの求人を掲載し、登録させようとするおそれも考えられるでしょう。

そもそもダミーの求人なので、募集している企業に転職することは不可能です。

「選考の結果、お見送りとなりました」という内容の連絡をもらうことになるでしょう。

その後に、ブラック求人を紹介し、企業から報酬を受け取る悪徳的な転職エージェントもあります。

あまりに規模が小さく、扱う求人が明瞭ではない零細転職エージェントには、十分に注意してください。

中小企業への転職で自分に合った転職サイト・エージェントを見つける方法

中小企業への転職活動を成功させるには、転職サイト・エージェントを利用することで、専門性の高いサポートを受けることができます。

しかし転職サイト・エージェントにも利用対象が想定されていたり、自分に合うサービスではないこともあります。

ただ利用するだけではなく、自分に合ったサービスを利用しないと、ただ時間の無駄になってしまいます。

中小企業への転職で自分に合った転職サイト・エージェントを見つけるには、下記のポイントをよくチェックしておくことをおすすめします。

• 取扱い求人数がある程度確保されているか
• 非公開求人を紹介してもらえるか
• 転職サポートの有無
• サポート期間と希望する転職期間
• 利用者の口コミ・評判
• 就業希望地域と対応地域が合っているか

以下で詳しく解説していきます。

取扱い求人数がある程度確保されているか

自分に合った転職サイト・エージェントを見つけるには、取扱い求人数がある程度確保されているかを確認しておく必要があります。

転職サイト・エージェントは各社で営業担当が企業から求人を獲得して、掲載につなげています。

そのためサービスによって、取り扱っている求人数が大きく異なります。

母数が多くないと求人検索をしても比較検討できるもとがありませんので、事前に公開求人数や非公開求人数を調べておくことをおすすめします。

非公開求人を紹介してもらえるか

転職サイト・エージェントを利用するときには、非公開求人を紹介してもらえるかも確認しておきましょう。

非公開求人とは企業が何らかの理由で、選考人数を制限したいときに活用する求人のことを指します。

条件がいいゆえに求人の紹介数を制限していたり、新しい事業を始めるために同業他社に動きを察知されないために、閲覧を制限しているんです。

転職サイト・エージェントの中にも、非公開求人を紹介していないところもありますので、事前に取り扱いがあるかを確認しておきましょう。

転職サポートの有無

転職サポートがついているかも、事前に確認しておくといいでしょう。

中小企業への転職活動でも、企業とのマッチングが重要視されますので、自分に合った企業に集中的に応募する方が効果的です。

書類添削や面接サポートなどが付帯していないと、すべて自分で判断して対応することになるので、どんなサポートを受けられるのかを確認しておきましょう。

サポート期間と希望する転職期間

転職サイト・エージェントでは、サポート期間が決められているところもあります。

しかし皆さんの中にはじっくり転職先を吟味したいという方も多いでしょうから、長期的な転職活動を希望している人もいるかもしれません。

中には2~3か月の中期間や1か月の短期間など、スピード感のある転職活動を推奨しているところもありますから、注意が必要です。

中には皆さんの希望転職期間に合わせて転職活動をサポートしてくれるところもありますので、是非活用してみてください。

利用者の口コミ・評判

転職サイト・エージェントを利用する前には、実際にそのサービスを利用した経験のある人の口コミ・評判を確認しておくことをおすすめします。

サービスの公式サイトを確認して事前に情報収集するのもいいのですが、やはり自社の運営しているサービスについて不利になる口コミ・評判は掲載されていません。

利用者の口コミ・評判がまとめられているサイトを確認して、悪い口コミも同様にチェックしておきましょう。

就業希望地域と対応地域が合っているか

自分の働きたい地域と転職サイト・エージェントが紹介している求人の対応地域があっているかも確認しておきましょう。

仮に大阪で働きたいとしてサービスを利用したとしても、サービスが一番求人を取り扱っているのが東京都だった場合、探せる求人数が少なくなってしまいます。

利用前に簡単に求人検索を利用してみて、住んでいる地域に求人が多く掲載されているかも要チェックです。

中小企業への転職を成功させる7つのポイント

中小企業への転職を成功させるには、転職サービスに頼るだけではなく、自分でのアクション量も必要です。

中小企業への転職を成功させるポイントは、以下です。

• スキル・経験不足なら20代のうちに転職しておく
• 会社の評判も自分で検索しておく
• 複数の転職エージェントを活用する
• 転職サイトの担当アドバイザーとはマメに連絡をとる
• 企業に提出する推薦文の内容を見せてもらおう
• アドバイザーが合わないときは変えてもらう
• エージェント型転職サイトに登録する
• 担当者には転職に対する熱意を伝える

以下で詳しく解説していきます。

スキル・経験不足なら20代のうちに転職しておく

自分でスキル・経験不足を実感しているなら、20代のうちに中小企業への転職活動を終わらせてしまうことをおすすめします。

20代のうちはまだ社会に出てからの期間が短く、スキルや経験がないのは仕方のないことだと判断してもらえる可能性が高いです。

一方で30代を超えてくると、中小企業からは「30代で採用するなら、管理職や即戦力として活躍してくれる人材が欲しい」とのニーズが生まれてきます。

年齢が上がるにつれて企業から求められる能力が高くなっていきますので、転職活動の難易度も上がっていきます。

どうしても転職したい中小企業があるなら、スキルや経験だけでは判断されにくい20代でのてんしょくかつどうをおすすめします。

会社の評判も自分で検索しておく

転職サイト・エージェントを利用するときには、コンサルタントのは無しや求人情報をうのみにするのではなく、会社の評判も自分で検索しておくことをおすすめします。

ネットには企業の評判を退職者が書き込めるサービスがありますから、自分が転職を希望している企業の評判をチェックしてみると聞いたこともない情報が手に入ることもあります。

ただし会社の評判は第三者が自由に記入できる特性があるため、中には事実とは異なる悪質なコメントが紛れていることもあります。

評判を確認するときには、エージェントやそのほかのサービスと同様に、半分信じて半分疑うスタンスを取っておくといいでしょう。

複数の転職エージェントを活用する

転職サイトや転職エージェントを利用するときには、一つのサービスだけに絞らずに、複数のサービスを並行して利用することをおすすめします。

上述した通り、転職サービスでは運営母体が異なるため、各サイトごとに取り扱っている求人が異なります。

求人が異なるということは、一つのサービスだけに集中して利用していると、その他で応募できたはずの求人を逃してしまうことにもなりかねません。

またサービスによって担当者も異なるため、相性の悪い担当者に出会ってしまった場合には、他の転職サービスに切り替えるまでに時間がかかってしまいます。

並行して2~3個のサービスを利用しておくことで、時間の無駄を省くことができますのでおすすめです。

転職サイトの担当アドバイザーとはマメに連絡をとる

転職サイトの担当アドバイザーとはマメに連絡を取りましょう。

最低でも2週間に1度のペースで進捗を確認することがおすすめです。

ひんぱんに連絡を取ると、転職活動はどのような状況なのか正しく判断するきっかけにもなります。

加えて、連絡のタイミングによっては新しい求人を優先的に紹介してもらえることもあるでしょう。

ただし、いきなり電話をかけることは避けて、メッセージでのやり取りを行ってください。

企業に提出する推薦文の内容を見せてもらおう

転職エージェントが企業に提出する推薦文の内容をチェックしましょう。

転職エージェントを経由して企業に応募すると、担当のアドバイザーが推薦状を添付してくれます。

推薦状は採用担当者が必ずチェックする書類なので、転職成功のために重要な要素と言えます。

丁寧なフォローはできているのか的確な紹介なのか、確認するためにも推薦文を読んでください。

第三者の目線から自分の強みがわかるので、推薦状のチェックは今後の活動にも役立つでしょう。

アドバイザーが合わないときは変えてもらう

担当の転職アドバイザーが合わない場合は、早い段階でほかの人に変えてもらいましょう。

転職アドバイザーの中身はノルマ達成のために、無理な転職活動を勧める人もいます。

自分に合わない職場や職種を紹介されたり、担当者がスキルの把握をきちんとできていなかったりすると転職活動に問題が起きてしまいます。

マッチしないアドバイザーに当たったときは、情を持つことは避けてなるべく早く転職エージェントへ相談しましょう。

専任のエージェントがつく転職サイトに登録する

個人に合った転職活動を行うためにもエージェント型の転職サイトに登録しましょう。

エージェント型の転職サイトは、転職活動の手厚いサポートが受けられるのでおすすめです。

• 自分にマッチする求人情報を共有してもらえる
• 書類の添削や面接の練習などができる
• キャリアやスキルの棚卸しについてアドバイスが受けられる
• 担当者から企業応募の際に推薦状を書いてもらえる

細かい内容はエージェントごとに異なりますが、手厚い転職サポートが受けられます。

中小企業への転職が初めてという人も、成功につなげるためにエージェントを活用してください。

担当者には転職に対する熱意を伝える

担当のキャリアカウンセラーやコンサルタントには、転職に対する熱意を伝えましょう。

どんな希望を持って転職に臨むのか、詳しく伝えてください。

自分が目標とするキャリアについても、いつ頃達成したいのか具体的な計画を話すことが重要です。

担当者の視点から見ても、優先的に転職先を進めやすくなるでしょう。

結果として、熱意がある人は、企業とのマッチングがしやすくなります。

中小企業へ転職する3つのメリット

中小企業へ転職するのであれば、転職して得られるメリットも確認しておきましょう。

自分にもメリットと感じられるのであるかどうかを検証してみてください。

地方転勤の可能性が低い

中小企業は本社のみで運営されていることが多く、地方に支社を持つところは少ない傾向にあります。

そのため入社後に異動で地方に転勤する可能性が低いといえます。

大手企業の場合、気に入っている土地で暮らし始めたにも関わらず遠方に転勤になることもよくあることです。

気に入ったエリアでの中小企業に転職することで、転勤の負担なく安定して働くことが可能です。

裁量を持って仕事をすすめられる

中小企業は個人に対して与えられている裁量が大きい傾向にあります。

そのため裁量を持って仕事をすすめられることから、自由に仕事をすすめたい方におすすめです。

大手企業の場合作業が分担されていることから、担当できる仕事の範囲が狭い傾向にあります。

担当できる仕事の範囲が狭いため、昇進しない限り担当できる仕事の幅が狭くなってしまいます。

経営・マネジメント層といい関係を築きやすい

経営・マネジメント層といい関係を築きやすいのも、中小企業で転職するメリットです。

一般社員と経営層との距離感が近いので、一緒にご飯を食べに行ったり飲みに行ったりと関係性を作りやすくなります。

経営目線やマネジメント目線の話も聞きやすいので、自分の成長に役立てることが可能です。

中小企業の転職・就職に向いている人の特徴

中小企業の就職に向いている人は以下の特徴があります。

• キャリアチェンジや未経験の業種にチャレンジしたい
• オールマイティに活躍する人材になりたい
• 地域で活躍できる仕事をしたい
• マイホームを買ったばかりで転勤を避けたい

それぞれのポイントを確認しましょう。

キャリアチェンジ・未経験の業種にチャレンジしたい

キャリアチェンジや未経験の職種へ挑戦したい人は、中小企業への転職が向いています。

これまでの経験を生かして中小企業に転職するキャリアチェンジの場合、結果を出せば昇給や昇進が期待できます。

未経験の職種でも、中小企業は自分が成長するチャンスが多くあります。

新しい仕事に携われるだけでなく、成果によっては大幅なスキルアップが期待できるでしょう。

経営者の側でビジネスのノウハウが学べることも中小企業の魅力ですね。

オールマイティに活躍できる人材になりたい

オールマイティに活躍する人材になりたい人は、中小企業への転職をおすすめします。

中小企業は関われる業務の範囲が広く、早い段階で裁量権を与えられる可能性が高いです。

能力やスキルが認められれば自由に仕事をさせてもらえることもあるでしょう。

「与えられた仕事だけをこなすのが嫌」という人も中小企業が向いていることがあります。

大企業では業務範囲が限定される傾向にありますが、中小企業は様々な分野の仕事に携われることが魅力です。

地域で活躍できる仕事をしたい

中小企業は地域密着型の会社が多く、ビジネスモデルが確立されていることがあります。

大手企業と競合せずに顧客を獲得するためのノウハウが学べるので、経営戦略が身につけられるでしょう。

地域に根付いたビジネスは、高い市場シェアが考えられます。

中小企業だからこそ経験できる仕事は、今後のキャリアに役に立つことが期待できます。

マイホームを買ったばかりで転勤を避けたい

自分の家を買ったばかりという人は、他のエリアへの転勤が少ない中小企業がおすすめです。

大企業は日本中に支店があることが多く、定期的に転勤をしなくてはならないことがあります。

引っ越しを避けたかったりコミュニティを手放したくなかったり、転勤に抵抗がある人は中小企業への転職を視野に入れましょう。

子どもに転校させたくないという人にも、中小企業での勤務をおすすめします。

中小企業への転職についてよくある質問

中小企業への転職についてよくある質問をまとめました。

• 中小企業に特化した転職サイトは無料？
• 就活イベントはどういった服装で参加する？
• やっぱり中小企業より大手の方がいい？
• 中小企業の定義って何ですか？
• 中小企業で働くリスクはある？
• 転職エージェント登録後は必ず転職しないといけない？

以上の質問について、それぞれくわしく答えていきます。

中小企業に特化した転職エージェント・サイトは無料？

中小企業に特化した転職エージェント・サイトは無料で活用できます。

転職エージェントは転職者を紹介する企業から成功報酬をもらっているので、登録後はお金がかからずに利用できます。

新しい仕事を考えている人は、転職エージェントを利用してサポートを受けることがおすすめです。

自分にマッチする求人に出会うためにも、担当者が付くエージェントに登録しましょう。

中小企業で働くリスクはある？

中小企業で働くリスクやデメリットは以下があります。

• 経営者の意向が良くも悪くも浸透しやすい
• 教育制度が整っていないことがある
• 福利厚生が充実していない会社もある
• 人間関係が密なことがある
• 完全な分業制ではないので色々な仕事を任されることがある

人によっては「中小企業は働きにくい」と感じることもあるので注意してください。

とくに大企業から中小企業に転職する場合は、職場になじむ努力が必要です。

就活イベントはどういった服装で参加する？

就活イベントは、スーツやオフィスカジュアルで参加しましょう。

中小企業が多く参加する就活イベントでは、服装の規定が厳しく決まっていないことがあります。

ただし、あまりにもラフな格好は転職活動にふさわしくありません。

不安な場合は、面接に行くときと同じスーツやオフィスファッションで参加してください。

きちんとした格好をしておけば、マイナスの印象になることはほとんどありません。

やっぱり中小企業より大手の方がいい？

中小企業より大手の会社がいいと感じる可能性は、人によって異なります。

働く会社の規模によって報酬や待遇だけでなく、人間関係や仕事の環境も違います。

人間関係を例にすると、中小企業では社員同士の関係が密なため、アットホームで落ち着いた環境で働けることがあるでしょう。

ただし、その弊害として、人間関係がプライベートにまで影響する可能性に注意してください。

「中小企業より大手の方がいい」とは断言できず、働く環境や会社によって大きく異なるので気をつけましょう。

中小企業の定義って何ですか？

中小企業は、中小企業基本法において定義が決められています。

• 製造業は、資本金3億円以下または従業者数300人以下
• 卸売業の場合、資本金1億円以下または従業者数100人以下
• 小売業は、資本金5千万円以下または従業者数50人以下
• サービス業の場合、資本金5千万円以下または従業者数100人以下

以上の基準を超える場合は大企業と言えるでしょう。

転職エージェント登録後は必ず転職しないといけない？

転職エージェント登録後は、転職が必須ということはありません。

気に入った求人がなかったり挑戦したい仕事が見つけられない場合は、無理な応募は避けましょう。

転職相談後に、今の仕事を続けたくなったりキャリアの方向性が変わったりしたら、担当のエージェントに連絡してください。

転職する意思がなくなったら、新しい仕事を探す必要はありません。

中小企業に強い転職サイト・エージェントを活用して希望の転職先を見つけよう

中小企業に転職するには、求人情報やサポートを受けるという観点からも、転職サイト・エージェントを活用するのがおすすめです。

上手に活用して希望の転職先を見つけていきましょう。