ネット証券は、口座開設から有価証券の取引まで、すべてがスマホやパソコンで完結できるサービスです。
取引時に発生する手数料が安価なものから、少額投資に対応した商品を取り扱っているなど、これから資産運用を始められる方にうってつけです。
今回は、おすすめのネット証券会社を紹介します。
【実績】2024年ベストベンチャー100会員│プライバシーポリシー取得
おすすめネット証券比較7選
証券口座 | 保有銘柄 | IPO | 手数料 | NISA | iDeCo | 口座開設日数 ※目安 |
---|---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 約2676銘柄 | 約120社 | 10万円:99円 50万円:275円 100万円:535円 |
〇 | 〇 | 翌営業日 |
楽天証券 | 約2,673銘柄 | 約74社 | 10万円:99円 50万円:275円 100万円:535円 |
〇 | 〇 | 翌営業日 |
松井証券 | 約1,584銘柄 | 約56社 | 10万円:0円 50万円:0円 100万円:1,100円 |
〇 | 〇 | 3営業日後 |
マネックス証券 | 約1,240銘柄 | 約60社 | 10万円:99円 50万円:275円 100万円:535円 |
〇 | 〇 | 翌営業日 |
SBIネオトレード証券 | 約10銘柄 | 約21社 | 10万円:88円 50万円:198円 100万円:374円 |
〇 | 〇 | 3営業日後 |
GMOクリック証券 | 約135銘柄 | 約1社 | 10万円:90円 50万円:260円 100万円:460円 |
〇 | 〇 | 2営業日後 |
DMM株 | 約5社 | ― | 10万円:88円 50万円:198円 100万円:374円 |
〇 | 〇 | 当日 |
投資の決定・判断は、ご自身での決定をお願いいたします。
SBI証券│おすすめネット証券 1位
SBI証券は、株式会社SBI証券が運営を務めるネット証券です。
取引毎にかかる手数料は、後述するネット証券を含め、業界最安値を誇り、1日の約定代金が100万円までは、手数料0円で取引できます。
さらに、25歳以下以下の方であれば、国内株式の取引手数料が0円になるなど、様々な特典を用意しています。
手数料 | 10万円:99円 50万円:275円 100万円:535円 |
---|---|
IPO実績 | 約120社 |
投資信託の保有銘柄件数 | 約2676銘柄 |
外国株 | 9か国 |
NISA対応可否 | 可能 |
iDeCo対応可否 | 可能 |
口座開設キャンペーン |
|
口座開設日数 | 翌営業日 |
楽天証券│おすすめネット証券 2位
楽天証券は、楽天グループに所属する証券会社が運営を務めているネット証券です。
当ネット証券で口座を開設すれば、取引毎に楽天ポイントが加算され、貯まったポイントを糧に投資商品を購入したり、楽天市場の買い物に利用するなど、様々な用途でポイントを活用できます。
さらに、楽天証券で購入できる国内株式の手数料は最低0円から取引が行えます。
手数料 | 10万円:99円 50万円:275円 100万円:535円 |
---|---|
IPO実績 | 約74社 |
投資信託の保有銘柄件数 | 約2,673銘柄 |
外国株 | 6か国 |
NISA対応可否 | 可能 |
iDeCo対応可否 | 可能 |
口座開設キャンペーン | クイズ正解で2,000Pプレゼントキャンペーン |
口座開設日数 | 翌営業日 |
松井証券│おすすめネット証券 3位
松井証券は、松井証券株式会社が運営を務めるネット証券会社です。
1日の約定代金合計が50万円未満であれば、何度でも手数料0円で株式取引と少額取引が行えます。
少額投資を行っていきたい方にとって、手数料で利益を減額したくないという方を始め、投資の雰囲気をつかみたいにおすすめです。
手数料 | 10万円:0円 50万円:0円 100万円:1,100円 |
---|---|
IPO実績 | 約56社 |
投資信託の保有銘柄件数 | 約1,584銘柄 |
外国株 | ― |
NISA対応可否 | 可能 |
iDeCo対応可否 | 可能 |
口座開設キャンペーン | 松井証券ポイント200ポイントプレゼント |
口座開設日数 | 3営業日 |
マネックス証券│おすすめネット証券 4位
マネックス証券は、マネックスグループ株式会社の完全子会社に当たるマネックス証券株式会社が運営を務めるネット証券です。
100円から株取引が始められ、投資信託を通じて購入できる銘柄の多くが100円から取引できます。
また、オンライン申込にも対応しているので、運転免許証やマイナンバーカードなど、本人確認が取れる書類を持っている方なら、最短翌営業日から口座を開設が可能です。
手数料 | 10万円:99円 50万円:275円 100万円:535円 |
---|---|
IPO実績 | 約60社 |
投資信託の保有銘柄件数 | 約1,240銘柄 |
外国株 | 2か国 |
NISA対応可否 | 可能 |
iDeCo対応可否 | 可能 |
口座開設キャンペーン | ー |
口座開設日数 | 翌営業日 |
SBIネオトレード証券│おすすめネット証券 5位
SBIネオトレード証券は、SBIホールディングスグループにおいてオンライン取引を全行にしている株式会社SBIネオトレード証券が運営を務めるネット証券です。
国内株式・信用取引・IPOを中心に取引が行えて、証券業界最安値の信用取引手数料を持っています。
また、新規注文と同時にロスカット設定も行えるので、急な相場の変動に対する備えを設けられます。
手数料 | 10万円:88円 50万円:198円 100万円:374円 |
---|---|
IPO実績 | 約21社 |
投資信託の保有銘柄件数 | 約10銘柄 |
外国株 | ― |
NISA対応可否 | 可能 |
iDeCo対応可否 | 可能 |
口座開設キャンペーン | 移管手数料キャッシュバックキャンペーン |
口座開設日数 | 3営業日 |
GMOクリック証券│おすすめネット証券 6位
GMOクリック証券は、GMOフィナンシャルホールディングスの完全子会社に当たるGMOクリック証券株式会社が運営を務めているネット証券会社です。
GMOクリック証券の最大の特徴は、手数料の安さです。
1約定ごとに手数料が発生し、5万円未満であれば50円、50万円未満であれば260円の手数料がかかります。
また定額プラを利用すれば、合計約定代金が100万円まで手数料無料で取引できます。
加えて、非課税制度のNISAを組み合わせれば、売買手数料が永年無料になります。
手数料 | 10万円:90円 50万円:260円 100万円:460円 |
---|---|
IPO実績 | 約1社 |
投資信託の保有銘柄件数 | 約135銘柄 |
外国株 | ― |
NISA対応可否 | 可能 |
iDeCo対応可否 | 可能 |
口座開設キャンペーン | ― |
口座開設日数 | 2営業日 |
DMM株│おすすめネット証券 7位
DMM株で口座を開設、登録完了後の1ヶ月間は、取引手数料0円で国内株式への投資が行えます。
1ヶ月以降は別途手数料が張って制しますが、取引手数料が低く設定されているので、少額投資を行っていきたい方におすすめです。
また国内株式の取引手数料の1%がDMM株ポイントとして還元され、1P=1円相当として、1,000P以上貯まれば現金に換金できます。
手数料 | 10万円:88円 50万円:198円 100万円:374円 |
---|---|
IPO実績 | 約5社 |
投資信託の保有銘柄件数 | ― |
外国株 | 1か国 |
NISA対応可否 | 可能 |
iDeCo対応可否 | 可能 |
口座開設キャンペーン |
|
口座開設日数 | 当日 |
【投資種類別】おすすめネット証券会社
前節で、これから資産運用を始められる方におすすめのネット証券を8社紹介してきました。
証券会社によって、取引毎にかかる手数料の価格が一部変動していたり、新規口座開設に伴って様々な特典やキャンペーンへの応募ができます。
また証券会社によって取引できるものとできないものがあり、もしキャンペーンや特典目当てで口座開設を行えば、希望する取引ができず、後悔してしまう可能性があります。
ここでは、投資の種類別で口座開設がおすすめの証券会社を、前節の内容と絡めて紹介します。
一般NISAの利用がおすすめの証券会社
年間120万円の利益が5年間非課税になる一般NISAの利用は、1人1口座のみの取引になるので、証券会社を選ぶ時は慎重に事を進める必要があります。
一般NISAを利用して証券会社の口座開設を進めるなら、以下の3社がおすすめです。
- SBI証券
- マネックス証券
- 松井証券
最もおすすめとして取り上げているSBI証券では、約2,600件近い銘柄を取り扱っているだけじゃなく、9か国にも及ぶ外国株を保有しています。
目的に即した投資方法の中から、運用費に適した銘柄を選定して、利益獲得を狙いたい方におすすめです。
つみたてNISAの利用がおすすめの証券会社
つみたてNISAもまた、一般NISA同様、非課税制度の1つに属し、年間40万円の利益が最長20年間非課税になる制度です。
またつみたてNISAは、少額かつ長期的運用に適した投資手法の1つでもあるので、これから投資を始められる方におすすめです。
つみたてNISAを利用して証券会社の口座開設を進めるなら、以下の3社がおすすめです。
- SBI証券
- 松井証券
- LINE証券
中でもSBI証券と松井証券では、約170以上もの銘柄を取り扱っており、SBI証券では、毎日、毎週、毎月の3コースから取引頻度の選択ができ、松井証券は投信アプリを介すことで気軽に投資が行えます。
iDeCoの利用がおすすめの証券会社
iDeCoは、個人型確定搬出年金制度の1つであると同時に、様々な税制優遇措置が受けられます。
将来の老後資金問題解決の1つとして利用される方がいます。
ことネット証券でも、iDeCoの利用ができるところが多数点在します。
その中でも、iDeCoの利用に適している証券会社が、以下の3社になります。
- SBI証券
- LINE証券
- 楽天証券
2番目のおすすめとして取り上げているLINE証券は、野村證券が運営に関与しているので、始めて運用される方も安心できるほか、運営管理手数料が基本無料です。
IPO投資の利用がおすすめの証券会社
IPO投資とは、新規上場株を上場する前に購入し、上場後に売却して大きな利益を得る投資方法です。
IPO投資で資産を形成していきたい方は、取扱銘柄数、当選方法、当選確率の3点を加味して慎重に選定することです。
その3点を加味して選択するなら、おすすめの証券会社が以下の3社です。
- SBI証券
- マネックス証券
- 松井証券
ネット証券口座の選び方
前節で紹介した得意とする投資方法を主軸において、証券会社を選ぶことで、自分が思い描く理想に近い投資スタイルで資産形成が行えます。
ここでは、自分に合ったネット証券を選ぶ基本的なコツを3つご紹介します。
投資したい商品で選ぶ
証券会社によって取り扱っている商品数が異なることが、今後の資産運用に大きな影響を及ぼします。
中でも、外国株やIPO銘柄など、運用実績の高い商品を多く取り扱っているところほど、得られる利益に期待が高まります。
手数料の安さで選ぶ
取引毎にかかる手数料は、投資を通じて得た利益に直結する重要な要素の1つです。
例えば、50万円の株取引で55万円の利益を出したと仮定して、A証券会社では手数料が275円、B証券会社では385円の手数料が発生します。
その例で、手元に残る利益を算出すると、以下のようになります。
証券会社(取引手数料) | 計算式 | 獲得利益 |
---|---|---|
A証券会社(275円) | 55万円―購入手数料275円 – 売却手数料275円 | 549,450円 |
B証券会社(385円) | 55万円―購入手数料385円 – 売却手数料385円 | 549,230円 |
このように手数料が異なるだけで、手元に残る利益が異なるので、証券会社を選ぶ時は、取引毎にかかる手数料を確認してから選びましょう。
投資情報の量で選ぶ
資産運用を始める方の中には、投資商品に関する知識を身に着けてから運用を始められる方が多くいます。
何も知らない状態で始めるよりも、ある程度の知識を持っている状態で始める方が資産損失のリスク軽減が図れます。
証券会社の中には、投資情報を公式サイト内に掲載しているところや、定期的にセミナーなどを開催しているところもあります。
SNSや個人プロガーが掲載している2次情報よりも、法人が解説してくれている内容の方が信頼に足るので、積極的に利用していきましょう。
ネット証券に関する良くある質問
Q. ネット証券は口座開設費用が必要?
A.口座開設にかかる費用は基本的に無料です。
ネット証券会社で開設できる口座開設に伴う費用を含め、年会費用は基本無料です。
費用が掛かるとすれば、購入時と売却時にかかる手数料と、投資信託など、プロに資産の運用と管理を委託したときに諸経費が掛かります。
Q.ネット証券にはどのような口座がある?
A. 特定口座と一般口座の2種類があります。
特定口座は、一年間の1年間の取引報告書を証券会社に作成してもらえる口座で、翌年に行う確定申告がスムーズに行える一方、税金面で損する可能性があります。
一般口座、特定口座のような特徴を持っていない口座を指します。
Q.証券口座は複数持つべき?
A.証券口座を複数持つことで、各証券会社が持つ特性を使い分けた投資が行えるほか、IPOの抽選当選率が高まるなどのメリットがある一方、アカウント情報や資産の管理が大変、取引のタイミングを逃すなどのデメリットが生じます。
もし複数もの口座を開設する方向でいるなら、最低3口座に留めて運用するのがおすすめです。
ネット証券選びは慎重に行うこと
ここまで、ネット証券を介して資産運用を始められる方を対象に、おすすめのネット証券会社を8社紹介すると同時に、自分に合った証券会社を選ぶコツを紹介してきました。
証券会社によって、得意とする投資商品があったり、銘柄の購入や売却時にかかる手数料で最終的に残る利益が大きく異なるなど、証券会社選びは慎重に行うべきです。
口座開設に伴って、投資を始める目的や目標金額など、資産運用の軸を定めておくと、自分に合った証券会社を見つけやすいです。