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医療保険の加入時に美容整形の手術歴は告知すべき?整形の手術歴があっても加入は認められるのか解説

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CMでも見かけることが多い美容整形は、最近ではかなり身近なものになりましたよね。

普段はアイプチやアイテープで二重幅を作っていても、美容整形手術を受けることで、常に二重の自分をたった数万円で手に入れられます。

キレイな自分に近づけるのは、女性のあこがれでもあります。

ですがいざ医療保険に加入しようとして、加入手続き用紙を見てみると、告知内容に「手術歴の記入」の項目が…。

「あれ?私の受けた美容整形手術って告知すべきなのかな?」と不安に感じてしまう方もいるかもしれません。

健康告知審査は以外にも詳細な記入を求められますので、もしも不用意なことを記入したら保険に加入できなくなってしまうのでは…と不安になってしまいますよね。

そこで今回は美容整形手術を受けた経験がある方が、医療保険に加入するときに手術歴を告知すべきか、加入は認められるかについて解説していきます。

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目次

美容整形手術と医療保険について

美容整形と医療保険の関係性を知っておくことは重要です。

よくある間違いとして美容整形でも医療保険が適用されるという認識の人もいます。

そのため、美容整形と医療保険の適用の違いなど細かく把握しておきましょう。

美容整形と医療保険の概要を以下にまとめました。

美容整形手術とは何か?

美容整形手術は、外見の改善を目的とした手術の総称です。

これには顔や体の外見をより美しくしたり、年齢による変化を修正したりするための様々な手術が含まれます。

代表的な美容整形手術には、

  • リフト
  • 豊胸
  • 脂肪吸引
  • ボトックス注射
  • レーザー治療
  • 鼻形成
  • 二重まぶた手術

などがあります。

これらの手術は主に外見の美しさや自信の向上を追求するために行われ、医学的な必要性がない場合も多いです。

医療保険とは何か?

医療保険は、健康問題や医療関連の支出に対する経済的な保護を提供する保険の一種です。

保険契約者が医療サービスを受けた際に、医療費用の一部または全額を保険会社がカバーすることがあります。

これには下記のような項目が含まれます。

  • 診察
  • 入院
  • 手術
  • 処方箋薬
  • 検査
  • 予防医学

などが含まれます。

医療保険は病気、ケガ、健康問題に対処し、医療費用の負担を軽減するために設計されています。

美容整形しても告知期間に当てはまらなければ告知する必要はない

美容整形手術を受けても、保険会社の指定する告知期間に当てはまらなければ、告知の義務は基本的にはありません。

どの医療保険会社でも、健康告知時に一生分の通院歴や手術歴を聞くわけではなく、一定期間のみ通院歴を聞くようにしています。

加入時には事実確認を取ることなく、記入された健康告知内容をもとに加入を決定されます。

ただし加入後にいざ保障を利用して治療しようとすると、保険会社は告知の内容に違反がないかの確認が行われます。

医療機関に問い合わせて保存されているカルテの確認をおこない、加入時に申告されている病歴にウソ偽りないかを判断されます。

基本的に保険会社が告知期間として決めている期間は、カルテの保存期間など医療機関での照会が可能な期間に限られていることがほとんどです。

保険会社から指定されている期間外の美容整形手術に関しては、告知義務は発生しないので安心ですね。

加入できるかは保険会社の判断による

美容整形をしていて医療保険に加入できるかどうかは、保険会社の判断によるため断言はできないのが正直なところです。

ただし大きな手術でなければ、加入できる可能性は高いでしょう。

医療保険の健康告知では、事前に加入者の抱えている健康リスクを把握して、将来的に保障をどれだけ利用する可能性があるかを判断します。

簡単な美容整形手術であれば重大な健康被害が起こるとは言えないので、加入できる可能性はあります。

気になるのであれば保険会社の担当者に確認してみると、確実な情報が得られるでしょう。

過去5年以内に手術を受けていると告知が必要になる

確実にどの期間までを告知すべきかは、保険会社の引受基準によるので断言はできません。

しかし一般的な医療保険の手術歴の告知は、過去5年以内と指定されていることがほとんどです。

5年以内に美容整形手術を受けた記憶がある方は、健康告知書に詳細を記入するようにしましょう。

「病気やケガで」と指定されていれば告知が免除になることも

医療保険の中には、手術の内容にかかわらず手術歴の告知を求めるところもありますが、病気やけがでの手術のみとただし書きを付けている保険会社もあります。

美容整形は病気やけがによる手術ではなく、自由診療ですので告知の対象外になります。

告知の条件が指定されている場合には、内容に応じて告知を省けるので、ただし書きまできちんと確認しておくことをおすすめします。

手術歴以外の治療や通院歴があるなら要注意

医療保険会社に告知する内容には、手術れだけではなく指定されている病気の既往歴や診察・投薬を含む通院歴も告知する必要があります。

仮に手術の告知条件に病気やケガに限ると書かれていても、そのほかの病気で通院や治療を受けているのであれば、保険会社に告知が必要になります。

美容整形を理由に保険への加入を断られることは考え難いですが、その他の病気がある場合には、部位不担保あるいは加入を断られることもあるので注意が必要です。

美容整形手術歴の告知が必要なケース

美容整形手術歴の告知が必要なケースもあります。

医療保険において、美容整形手術歴を告知する必要があるケースは次のような状況です。

保険契約の質問事項で詳細に尋ねられた場合

保険会社の申込書や質問事項で、過去の手術歴や医療履歴に関する質問がある場合、正確な情報を提供する義務があります。

美容整形手術もその一部として告知が必要です。

保険契約の条件に明記されている場合

一部の医療保険契約では、美容整形手術も含めた過去の手術歴について明示的に告知するよう規定されていることがあります。

契約条件を確認し、そのような規定がある場合は告知が必要です。

手術が健康に影響を及ぼす場合

過去の美容整形手術が健康状態に影響を及ぼす可能性がある場合、告知が重要です。

例えば、手術後に合併症が起きた場合や、手術に使用された材料にアレルギーがある場合、これらの情報は医療保険に関連する重要な要素となります。

手術に関連する医療費が将来的に発生する可能性がある場合

美容整形手術に関連して将来的に追加の医療費が発生する可能性がある場合、それを告知することで保険会社とのコミュニケーションを円滑にし、適切なカバーを検討する手助けになります。

美容整形手術歴の告知が必要かどうかは、具体的な医療保険契約とその条件によって異なるので、保険契約を締結する前に、契約書を詳しく確認し、質問事項に正直かつ正確に回答することが重要です。

美容整形手術と医療保険の関連性

美容整形手術と医療保険は通常、異なる領域に属しており、医療保険は美容整形手術を一般的にカバーしません。

以下にその理由をまとめました。

  • 医学的な必要性の有無: 医療保険は医学的な必要性に基づいてカバーを提供します。

一方、美容整形手術は主に外見の美しさを追求するために行われ、医学的な必要性がないことが多いため、医療保険の対象外とされます。

  • 保険料の算出: 医療保険の保険料は、保険契約者の健康状態やリスクに基づいて算出されます。

美容整形手術を含む場合、リスクの予測が難しくなり保険料の設定が複雑になります。

  • 保険会社のポリシー: 一部の美容整形手術は、医療的な必要性が認められる場合もありますが、保険会社によって異なります。

一般的には、美容整形手術に関するカバーは限られています。

医療保険加入後に美容整形手術に保険金はおりない

美容整形手術を行っていたことを告知して、医療保険に加入できたとして、今後また整形するときに保障が使えるのかな…!と気になる方もいるでしょう。

基本的に医療保険では美容整形手術の費用に対して、保険金はおりないので自費で手術をすることになります。

理由は以下の通りです。

  • 医療保険=病気やけがに対する保障を得るためのものだから
  • 病気やけがが原因での整形手術なら保険の対象になる

以下で詳しく解説していきます。

医療保険=病気やケガに対する保障を得るためのものだから

医療保険はそもそも病気やけがに対する保障を得るためのものです。

予測できなかった病気やけがで入院し手術を受けるときには、だれしも金銭的な準備ができていないことが多いですよね。

突発的に医療費がかかったときに対応できるように、保険金が支払われます。

美容整形は自分の意志で医療行為を受ける自由診療に当たりますから、費用の準備ができていてこそ受けようと思えるものです。

突発的でなく急を要するものではないので、保障を利用できません。

病気やけがが原因での整形手術なら保険の対象になる

すべての整形手術が医療保険の対象外になるわけではありません。

病気やけがによって再建手術が必要になったり、整形外科での処置が必要になる場合には、医療保険の保障対象に含まれます。

あくまで美容整形の時のみに保障が適用されないだけなので、安心してください。

「どこまでの整形手術に利用保険が適用できるのかな…」と不安になった方は、公的保障である健康保険の負担軽減制度が適用されるかを確認してみましょう。

健康保険の3割負担の対象になる手術であれば、医療保険でも原則保障適用対象として認められます。

整形を告知しないと告知義務違反になることもある

「保険会社から手術歴を告知しろっていわれてるけど、どうせばれないしいいよね」と告知をさぼろうとしている方、危険なのでやめましょう。

冒頭でもお伝えしたように、医療保険加入時には記入された告知内容の審査のみで、加入可否が決定します。

ただし保障を利用するときには、健康告知が事実だったかを確認するために調査が行われます。

保険会社が告知を求めているのにもかかわらず、無視して保険への加入をしていたことが判明すると、保険金はおりません。

仮に美容整形に全く関連のない病気で申請したとしても、保険金はおりないどころか保険期間が残っていても保険金が下りない可能性もあります。

美容整形手術歴を告知しなかった場合のリスク

美容整形手術歴を医療保険の保険会社に告知しなかった場合には、いくつかの重要なリスクが考えられます。

以下に、その主なリスクやその理由について詳しくまとめました。

保険契約の無効化

医療保険の契約において、虚偽の情報を提供した場合、保険契約が無効になる可能性があります。

保険会社は契約者に対して真実かつ正確な情報を提供することを要求しており、これに違反した場合は保険契約が取り消され、保険金の支払いや医療費のカバーが行われません。

保険金の支払い拒否

もし手術歴を隠していたことが保険会社に発覚した場合、保険会社は保険金の支払いを拒否するか、保険金の一部を差し引いて支払う可能性があります。

これは保険契約における不正行為とみなされるためです。

今後の保険プランへの影響

手術歴を隠すことが保険会社によって発見されると、今後の保険プランにも影響を及ぼす可能性があります。

保険会社は信頼性の低い契約者とみなすことがあり、新しい保険契約を結ぶ際に高い保険料を要求したり、特定のカバーを制限したりすることがあります。

法的な問題

医療保険詐欺とみなされる可能性があり、法的な問題に発展することがあります。

詐欺行為は罰金や刑事訴訟の対象となり、信用情報にも悪影響を及ぼす可能性があります。

したがって、保険契約を取り決める際には、正直かつ正確な情報を提供することが重要です。

美容整形手術歴を持っている場合はそれを告知し、保険会社との信頼関係を構築することが賢明でしょう。

また、保険契約の条件やカバー範囲について詳細に理解し、不明瞭な点があれば保険会社への確認も大切です。

詳細な情報提供が、将来の保険利用においてスムーズなプロセスとなるでしょう。

美容整形後でも保険に加入できるか心配な人向けの対処法

「告知期間に当てはまっているけど、自分の施術内容で医療保険に加入できるか心配なんだけど…」という方は、以下の対処法を試してみてください。

  • 保険会社の健康告知の引受基準を確認する
  • 保険会社の担当者にどこまで告知すべきかを確認する
  • 複数の保険会社を比較して自分の条件に合った保険を見つける

以下で詳しく解説していきます。

>保険会社の健康告知の引き受け基準を確認する

既に加入したい医療保険の目星がついているのであれば、健康告知の引受基準を確認してみましょう。

保険商品ごとにどこまでの期間を申請すべきかなど詳細に書かれていますので、自分の状況で加入できるかを判断する材料になります。

ただし少しでも不安があるのなら、保険会社のコールセンターに連絡して、どの条件まで加入できるかを確認してもよいでしょう。

保険会社の担当者にどこまで告知すべきかを確認する

勤め先などで加入するときには、保険会社の担当者が来社していたり常駐していることもあるかもしれません。

保険会社の担当者に、自分の条件でどこまで告知すべきかを確認してみましょう。

ただし担当者の中には、「後々面倒になるから手術歴に該当していても書かないで」と指摘してくる人も実際にいるようです。

担当者の指示に疑問を持った場合は、こちらも保険会社に連絡して事実確認を取ってみることをすすめます。

複数の保険会社を比較して自分の条件に合った保険を見つける

どの保険に加入するかは決まってないけど、取り合えず加入できるところを探したい!という方は、複数の保険会社を比較して自分の条件に合った保険を見つけてみましょう。

ただし自分で複数の保険会社の引受基準を確認して比較するのは、正直面倒ですよね。

複数の保険会社を比較したいなら、保険相談窓口を利用してみることをおすすめします。

整形後でも加入できる保険を見つけたいなら保険相談窓口を利用してみよう

整形後でも加入できる保険を見つけたいのであれば、保険相談窓口を利用することをおすすめします。

保険相談窓口では、保険の知識が豊富な担当者が保険相談に乗ってくれます。

また希望の条件に合わせて保険を提案してくれるので、整形後でも加入できるか不安な方でも希望の保険を提案してもらえる可能性があります。

以下では当サイトおすすめの保険相談窓口を2つ紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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経験豊富なコンサルタントに相談して、医療保険へ加入できる不安を払拭したい方は、ぜひ一度利用してみてください。

以下の記事で、保険見直しラボの詳細なサービス内容について解説していますので、参考にどうぞ!

保険見直しラボは勧誘がしつこい?口コミ・評判・無料相談の感想や特徴を紹介

保険見直し本舗

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以下の記事で保管見直し本舗の詳細な情報について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

保険見直し本舗の無料保険相談の口コミ・評判はどう?利用するメリット・デメリットを徹底解説

美容整形後でも保険に加入できるのできちんと告知を行おう

いかがでしたか?

最近では美容整形がだんだんと浸透してきているので、気軽に受診・施術を受けられる世の中になってきました。

自由診療であるとはいえ手術を受ける医療行為であることにはかわりないので、きちんと告知を行うようにしましょうね。

医療保険会社によっても対応が異なるので、健康告知前にはとにかく告知期間や内容をよく確認することを忘れないでください。

自分で判断がつかないのであれば、担当者やコールセンターに連絡して事実確認とったり、自分の条件でも加入できそうな保険を探してみましょう。

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