友人などの付き合いで保険の営業担当から、生命保険に加入しているそこのあなた。
定期的な自宅への訪問や電話などで、加入している保険の見直しをすすめられて困ってはいませんか?
生命保険は定期的に見直せる保障内容の保険もあるため、見直しが必要になる時期があるのもわかります。
しかし頻繁に連絡が来てしまうと、やはり迷惑に感じる方も多いですよね。
実は保険の営業が生命保険の加入だけではなく、見直しをすすめてくる背景には、保険営業ならではの事情が隠れていることもあるのです。
今回は保険の営業から生命保険の見直しをすすめられている方向けに、営業が見直しをすすめてくる理由からしつこいときに断る方法を徹底的に解説していきます。
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保険の営業が生命保険の見直しをすすめてくる3つの理由
保険の営業が生命保険の見直しをすすめてくる理由は、大きく分けて以下の3つです。
- 保険の見直しで他の保険を提案する
- 保険の見直しで営業側にメリットがある時期になった
- 既存の契約者へのあいさつ回りを兼ねている場合も
以下で詳しく解説していきます。
保険の見直しで他の保険を提案する
保険の営業が保険の見直しをする際には、見直し時に自社の販売している他の保険を提案する目的があります。
生命保険会社では一度保険の提案を行ったからそこで終わりではなく、保険の見直しで他の舗装に切り替えて、さらに良い保障へのシフトアップを狙っていることもあります。
保険の見直しはあくまで一つの口実として用意されており、見直しをして今の保障と比較してあたらしい保険商品への乗り換えを促すことがあるのです。
保険会社では保険期間や保障内容を管理していますので、タイミングを見計らって面空きに来ることが多いです。
保険の見直しで営業側にメリットがある時期になった
保険の見直しで営業側にメリットがある時期になったことも、営業が見直しをすすめてくる背景にはあります。
生命保険会社では保険加入後に短期間で契約解除した場合に、営業担当者へのペナルティを設けています。
保険の見直しで他の保険商品に切り替えてしまうと、営業担当者にとってはデメリットでしかありません。
しかしペナルティの課せられる期間を過ぎてしまえば、他の保険を提案して切り替えてもらった方が、自分のメリットにもなります。
自分の数字を挙げるためにも、保険の見直しを定期的に行うように、提案を行ってくるのです。
既存の契約者へのあいさつ回りを兼ねている場合も
見直しで数字を稼ごうとしているわけではなく、既存の契約者への挨拶周りを目的にしている場合もあります。
生命保険会社では1人の顧客に対して、1人の営業担当者がつくシステムになっています。
しかし中には「自分の担当者がだれかわからない」「担当者の名前を知らないまま加入している」という方も多くいます。
担当者の顔を忘れられてしまっては、他の保険会社に切り替えてしまう方も居ますから、顔を覚えてもらうためにも既存の契約者へ連絡して、認知度を高めようとするのです。
保険の営業通りに生命保険を見直した方がいい?
保険の営業は確かに自社の保険商品にも詳しく、生命保険の知識も豊富です。
「有識者が言っているなら保険の営業通りに生命保険を見直した方がいいんじゃないの」と思う方も多いでしょうが、以下の2パターンを確認して、自分がどちらに当てはまるかを考えてから行動に移しましょう。
加入している保険の契約に満足していないなら見直しを検討
加入している保険の契約に満足していないなら、そのまま保険の見直しを検討しましょう。
定期保険であれば、更新のたびに保険契約の変更が可能です。
ただし注意していただきたいのが、加入している保険の契約のどこに不満を持っているかです。
保険料に満足していないなら、料金を抑えたまま必要な保障を手に入れる必要があります。
また加入している保険の保障内容に満足いっていないなら、家庭内でどんなリスクに対応すべきかを判断して、見直しをすすめる必要があるのです。
保険の見直しで損をするなら見直しは避ける
保険の見直しで少しでも損をする可能性があるなら、見直しは避けましょう。
見直しでは保険の解約が必要になるケースもありますから、解約時の返戻金も考慮する必要があります。
定期保険であれば解約返戻金は生じませんが、保険の切り替え時に再度健康告知を行う必要があります。
告知事項にひっかかる健康状態になっている場合、保険の加入を断られることになり、再度保障を得ることが難しくなってしまいます。
また終身保険を見直して他の保険に切り替えようとすると、解約返戻金が元本割れを引き起こしてしまう可能性が高いです。
解約返戻金は一般的に、保険料払込期間を過ぎてからでないと、支払った金額を取り戻すことはできません。
解約時に損をする場合は、いわれるがままに保険を見直す必要性はないといえます。
生命保険の営業から見直しの勧誘がしつこいときの対処法
保険の営業から見直しをすすめられた場合、以下の対処法を取ってみましょう。
- 今の保障に満足しているとはっきり伝える
- 他のところで見直しを検討していると伝える
- しつこい勧誘が続くなら営業所に苦情を入れる
以下で詳しく解説していきます。
今の保障に満足しているとはっきり伝える
今の保障に満足しているとはっきり伝えることがまずは重要です。
少しでも検討する余地を与えてしまうと、相手から何度も保険の見直しの提案を受ける可能性があります。
見直しは他人にすすめられてするものではなく、自分が必要だと思ったタイミングで始めるのがベストです。
相手に時間を取らせないためにも、今の保障に満足していると勧誘を受けた時点で伝えてあげましょう。
他のところで見直しを検討していると伝える
あまりにも見直しの勧誘を受けているのであれば、他のところで見直しを検討していることを伝えましょう。
保険相談窓口などを利用して保険の見直しをしているから、別途見直しは必要ないと伝えることで、相手が諦めてくれる可能性があります。
相手に付け込まれるスキを与えないことが重要です。
しつこい勧誘が続くなら営業所に苦情を入れる
あまりにも勧誘がしつこいのであれば、営業所に苦情を入れることも検討してみてください。
担当者に直接伝えても何の改善も得られないのであれば、担当者の所属している事業所を探して苦情を入れてみましょう。
保険会社は苦情を放置したままでいると、他の公的機関に連絡がいってしまい、行政処分の対象になることもあります。
大事にしたくない気持ちもわかりますが、しつこい勧誘が続くようなら営業所に苦情を入れることも検討してみてください。
生命保険を見直すならFPや保険相談窓口を利用しよう
保険の営業から保険の見直しを提案されすぎて、営業に任せるのは不安だけど、保障の見直しはやっておきたいと考える方も居ますよね。
生命保険の見直しを検討しているなら、FPや保険相談窓口の利用も検討してみてください。
各相談先の特徴は、以下で解説していきます。
FPなら中立的な立場で生命保険の保障内容が適切か判断してくれる
ファイナンシャルプランナーであれば、中立的な立場から生命保険の保障内容が適切かを判断してくれます。
また医療保障などの公的サービスの利用方法など、本当に生命保険の見直しが必要かもアドバイスしてくれます。
相談料がかかるファイナンシャルプランナーもいますが、中には無料で相談に対応してくれることも。
知識の幅は保険だけではなく、相続や家計診断にも対応できますので、家計の無駄をなくしたい方にもおすすめです。
保険相談窓口なら複数の保険会社から保険商品を提案してくれる
保険相談窓口であれば、複数の保険会社の商品を比較して、保険商品を提案してくれます。
また皆さんの過程の状況からライフプラン表を作成してくれますので、ライフプランに基づいた保険の提案も可能です。
生命保険会社の営業に保険の見直しを任せると、1社の紹介のみになりますから他の保障を確認する暇もありません。
保険相談窓口であれば比較検討する余地がありますので、見直し後の選択肢が豊富にあります。
営業からの保険見直しがしつこいと感じたらはっきり断ることが大切
生命保険の営業は自分の顔を覚えてもらうことはもちろんのこと、自分のメリットも踏まえて保険の見直しを提案することがあります。
保険の保障内容に不満を覚えていたならそのまま見直し手続きを進めても問題ありませんが、営業からの見直しの勧誘がしつこいと感じたら、はっきりと断ることが大切です。
断ってもなお保険の勧誘がしつこい場合には、営業担当者の所属している営業所に連絡をかけて、対処してもらうのも一つの手でしょう。
営業からの保険見直しがしつこいと感じたら、必要に応じて素早く対処していきましょう。