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生命保険の相場は毎月平均いくら?年代別・世帯数別の平均保険料を徹底解説【2024年】

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生命保険の保険料の相場ってご存じですか?自分の加入している生命保険が世間と比べて、少ないのか多いのか気になりますよね。

今回は日本の生命保険について、加入状況から保険料の相場まで解説していきます。

最後には生命保険の最適な選び方と見直し方法も紹介しています。

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日本の生命保険の加入率は年々減少傾向

日本の生命保険に対する考え方も変わり、医療技術の発達で生命保険が要らないのではないかと疑問視する声をよく耳にします。

しかし、医療技術の発達は治療期間が短くなったり、今まで確率されていなかった治療方法が見つかったりなど、結局のところ入院費や治療費はかかります。

そこで必要なのが生命保険となるのです。

今回は日本の生命保険加入率を確認して、日本の今の実態を押さえていきましょう。

世帯の生命保険加入率は89.8%

まずは、世帯の生命保険加入率です。

生命保険の加入率は全世帯89.8%で、意外にも多いことが分かります。

3年ごとに公益財団法人生命保険文化センターが調査をしているのですが、過去から比べると年々減少傾向となっています。

平成6年は95.0%と高水準であったものの、年々徐々に減少しているのが分かります。

世帯主年齢別の加入状況

続いて世帯主年齢別の加入状況を確認していきましょう。

加入率を世帯別でみると、以下の結果となりました。

年代 加入率
全体 89.8%
29歳以下 70.2%
30~34歳 90.7%
35~39歳 89.4%
40~44歳 93.2%
45~49歳 94.0%
50~54歳 93.0%
55~59歳 94.8%
60~64歳 92.4%
65~69歳 93.8%
70~74歳 88.2%
75~79歳 85.0%

(引用:公益財団法人生命保険文化センター – 令和3年度「生命保険に関する全国実態調査」)

上記をみるに、責任世代と呼ばれている、40代、50代の加入率が高いことが分かります。

家庭でも、仕事でも責任を持っている世代は生命保険の重要性を感じているが、それ以下の年代はそこまで重要ではないと感じていますね。

子供の生命保険加入率も減少傾向

最後は子供の生命保険加入率も確認しておきましょう。

世帯で家庭を持っている場合、子供の生命保険は特に重要です。

以下表は平成18年からの調査結果です。

対象年 加入率
平成18年 55.9%
平成21年 55.0%
平成24年 54.8%
平成27年 52.9%
平成30年 51.1%
令和3年 46.7%

(引用:公益財団法人生命保険文化センター – 令和3年度「生命保険に関する全国実態調査」

上記をみて、年々減少傾向と分かります。

子供は成長するにあたって、行動範囲が広がり、危険への対処法をそこまで熟知していないため、怪我や病気が多く発生します。

もし怪我や病気になってしまった場合に備えて、子供の生命保険には加入しておきましょう。

生命保険の相場は毎月3.2万円

生命保険の相場は毎月3.2万円<

日本の生命保険加入率を確認しましたが、次は生命保険の相場を押さえておきましょう。

全世代でみると、毎月約3万円、年間37.1万円を生命保険の保険料として支払っています。

もちろん年齢やライフスタイルによって保険料の払込金額は変わってきます。

現在自分、家族が加入している生命保険の保険料が、実際いくらなのかを確認してから見てもらえると、比較できると思います。

それでは解説していきましょう。

年齢別でみる生命保険の保険料

まずは年齢別で生命保険の保険料を確認していきましょう。

加入率に比例して、保険料も増大します。

それだけ生命保険に対する重要度が認知されていることになります。

以下の表が世帯主年齢別の年間払込保険料のデータです。

2021(令和3)年平成30年年間払込保険料データ
全  体 37.1
29歳以下 21.5
30〜34歳 26.2
35〜39歳 38.2
40〜44歳 34.8
45〜49歳 37.5
50〜54歳 43.2
55〜59歳 43.6
60〜64歳 38.4
65〜69歳 43.6
70~74歳 33.7
75~79歳 31.4
80~84歳 28.6
85~89歳 35.8
90歳以上 25.6

(引用:公益財団法人生命保険文化センター – 令和3年度「生命保険に関する全国実態調査」

一番保険料を年間で支払っているのが、55〜59歳の世代で43.6万円です。

50代は役職に就くことも多く、収入も増加しやすい傾向があるため、必然的に保険料が増大しています。

さらに定期の生命保険になると、50代で更新場合、保険料が一気に高くなるので、それも一つの要因です。

ライフスタイル別でみる生命保険の保険料

続いて、ライフスタイル別でみる生命保険の保険料です。

ライフスタイルによって生命保険の加入方法は異なります。

主に独身、夫婦のみ、子供が1人いる家庭をピックアップして解説していきます。

ライフスタイル 生命保険 保険料
夫婦のみ(世帯主40歳未満) 21.0万円
夫婦のみ(世帯主40歳以上) 37.4万円
子供が1人いる家庭(末子小中学生) 36.9万円

(引用:公益財団法人生命保険文化センター – 令和3年度「生命保険に関する全国実態調査」

家庭の人数が増えるごとに保険料が増大するのは当然ですね。

独身の場合は自分1人のため、保障も小さく設定できるため、比較的に低い保険料です。

世帯年収でみる生命保険の保険料

最後に世帯年収でみる生命保険の保険料について解説していきます。

「世帯年収が高ければ、それだけ貯蓄があって、保険なんて加入しないのでは?」と思われる方もいらっしゃいますが、違います。

世帯年収が高いからこそ、生命保険に多くのお金をかけているのです。

以下が世帯年収別の生命保険年間払込保険料です。

世帯年収 生命保険年間払込保険料
200万円未満 20.5万円
200~300万円未満 28.0万円
300~400万円未満 31.5万円
400~500万円未満 30.6万円
500~600万円未満 31.9万円
600~700万円未満 32.9万円
700~1000万円未満 43.4万円
1000万円以上 57.9万円

(引用:公益財団法人生命保険文化センター – 令和3年度「生命保険に関する全国実態調査」

世帯年収に対して生命保険の保険料が比例していることが分かりますね。

現在の自分の年収と比べた、生命保険の保険料の平均と比較してみましょう。

比較すれば、見直しの必要があったりする可能性もあるため、必ず押さえておきましょうね。

最適な生命保険の選び方を種類別で解説

日本の生命保険について、様々なデータを確認して生命保険の必要性が十分伝わったのではないでしょうか。

しかし、必要性を感じても加入しなければ意味はありません。

そこで今回は生命保険を基本的な3つの種類に分けて、加入のときに役立つ選び方を解説していきます。

選び方①生命保険(死亡保障)は必要保障額から選ぶ

まずは死亡保障が付帯されている生命保険です。

死亡保障は遺族に対する保障として、お墓代や葬儀代、遺族の今後の生活を支えることが目的です。

その中でいくらの保障額の生命保険に加入すれば良いか分かりませんよね。

そこで重要なのが必要保障額というものです。

必要保障額とは、加入者にとってどれだけの保障額が必要なのかを示す金額です。

計算方法としては以下になります。

[box class=”box18″]必要保障額 = 遺族の支出 - 遺族の収入[/box]

遺族の支出とはお墓代や葬儀代、今後の生活費です。

遺族の収入は、遺族年金や配偶者の収入、貯蓄などを指します。

これを計算すればいくらぐらいの死亡保障が付帯されている、生命保険に加入するべきなのかが分かります。

生命保険の見直しの時にも使う大事な計算式なので、必ず押さえておきましょう。

選び方②医療保険は日額1万円を推奨

続いては、医療保険です。

医療保険は主に入院、通院に対する保障を指します。

国を制度で公的医療保険制度による、自己負担額の割合上限が決まっていますが、保険対象外の費用が意外と多くあります。

例えば、差額ベッド代と交通費です。

差額ベッド代とは、患者の病状や意思によって、個室または、少人数の部屋を利用して入院したい場合に発生する費用です。

交通費は入院患者のお見舞いや、通院のときにかかる費用を指します。

これらは保険対象外の費用のため、すべて自己負担で、1日約1万円かかると言われています。

そのため、医療保険は入院1日1万円の保障に加入しましょう。

選び方③がん保険は余裕のある人が選ぼう

最後はがん保険についてです。

がん保険は、余裕がある人で十分です。

日本人の死因で一番多いとされている三大疾病の一つでもあるので、もちろん加入しておくことに越したことはありませんが、それだけ保険料が発生します。

余裕がある方向けに選び方を解説すると、診断給付金が付帯されているがん保険に加入しましょう。

診断給付金とは、がんと診断されたときに保険金が受け取れる保障です。

しかも使い道は自由なので、治療費や生活費として補填しても問題ありません。

がんで入院した場合は、医療保険の入院保障でもカバーできるため、余裕があれば加入しましょう。

生命保険の見直し方には3つの落とし穴がある

生命保険は加入して終わりと思っている方が非常に多くいます。

しかし、それで終わりではなく、しっかりと見直しを行う必要があります。

理由として、年代ごとに必要な保障と保障額が異なるからです。

今回は生命保険の見直しを行うときに、気を付けたい落とし穴を3つ解説します。

保険料の払い過ぎには要注意

まずは保険料の払い過ぎに要注意しましょう。

生命保険の見直しで一番多いのが、最適な保障に加入せず、保障内容もそのままで保険料だけが高くなることです。

そこで重要になるのが必要保障額です。

昔は1000万円必要だったが、今は500万円で十分というケースも少なくありません。

見直しを行わなければ、保険料の払い過ぎに繋がります。

必ず押さえておきましょう。

正しい保障期間を選ぼう

続いては正しい保障期間を選びましょう。

定期の生命保険に加入している人は要注意です。

定期の場合、若い年齢の時は保険料が安いですが、満期を迎えて更新となると、その更新した年齢の保険料に変わるため、保険料が更新ごとに高くなります。

結果、総払込額が高額になり損をするケースがあります。

おすすめは終身型の生命保険です。

保障も一生涯続き、保険料も加入年齢当時の保険料がずっと変わりません。

見直しのときにも、必ず保障期間は確認しておきましょう。

ライフイベントごとに見直しが必要な理由

最後の3つ目はライフイベントごとに見直しを行いましょう。

常日頃から生命保険の見直しを行っても構いませんが、見直しを行うなら、ライフイベントが最適です。

ライフイベントとは、子供が誕生や、独立したときなどを指します。

ライフイベント時は必要保障額も変わるため、見直しのチャンスです。

必ずライフイベントごとに生命保険の見直しを行いましょう。

生命保険の保険料から見える日本の現状

いかがでしたか?

日本の生命保険会社は多く存在し、多種多様な保障内容があります。

その多種多様な生命保険から、自分にとって最適な生命保険を選ぶには時間がかかります。

しかし、それだけ重要で必ず押さえておかなければいけないものです。

生命保険は、人生で家に次いで2番目の買い物と言われています。

もちろん自分の経済状況も考えて加入しましょう。

今回の記事を通して、生命保険について少しでも考える時間を作っていただけると幸いです。

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