保険

生命保険の見直しは必要?見直しのタイミングやデメリット・損するケースを解説

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監修者
塚越菜々子 さん
ファイナンシャルプランナー(CFP)、1級FP技能士、公的保険アドバイザー。
🔳プロフィール
保険や金融商品を取り扱わない独立系FPとして、主に共働き世帯の女性を中心に年間200件の家計相談を行う傍ら、運用経験の全くない女性向けの確定拠出年金・つみたてNISAセミナーや、公的年金セミナーなど多数開催。YouTubeやSNS等でもわかりやすい情報を積極的に発信している。

万一自分が亡くなってしまった場合に備えて加入する生命保険。

よく「見直しが重要!」といわれていますが、見直すことでどんな恩恵が受けられるのかがわからない!なんて方もいますよね。

実は生命保険は定期的な見直しをすることで、保険料の無駄を省いて家計の節約に役立てることができるのです。

しかしただやみくもに見直しをすればいいという訳ではありません。

生命保険の見直しの恩恵を受けるには、タイミングや見直しのポイントをきちんと把握しておく必要があるのです。

そこで今回は生命保険の見直しで皆さんが注目すべきタイミングとポイントを徹底解説していきます。

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生命保険の見直しは節約に役立つ

生命保険の見直しは直結して考えにくいですが、節約に役立つのをご存じでしょうか。

実は皆さんの加入している生命保険には、以下のような隠れた問題がある可能性があるのです。

見直しをすることで、問題点を解消して自分に合った保険契約に作り替えることができるのです。

保険加入時に無駄な保障をつけているかも

生命保険に加入したきっかけの中には、保険業で働く親せきや友人からの紹介で加入している方や、会社に来ている保険外交員から加入している方も多いです。

人からの紹介で加入している場合には、保険加入時に言われるがままに加入していることもしばしばあります。

実は加入時に自分には本来必要ない保障をつけている可能性もあるでしょう。

生命保険を見直すことで保障内容を全般的に確認できますから、保険の無駄を発見して保険料を削減できるのです。

保障内容が年齢にそぐわないかも

生命保険の保障内容は加入年月が経過していくにつれて、だんだんと目的に合わないものに変化することが多いです。

20代で保障内容がピッタリ!と加入した保険でも、年齢が上がることによって仮に40代になった時に20代の保障を手に入れているとなると必要ない部分が見つかることもあります。

必要な保障内容も年齢と同じで時間とともに変化していくものですから、保険を見直すことで本来の年齢や状況に応じた内容に変更できるのです。

生命保険の見直しに最適な7つのタイミング

では生命保険を見直す際には、どんなタイミングでおこなえばいいのか気になりますよね。

生命保険を見直す最適なタイミングとしては、以下の7つが挙げられます。

  • 家族の人数が変化する
  • 子供が独立する
  • 転職・独立など公的保険が変化する
  • 定年を迎えて仕事をリタイアした
  • 保険料支払いが厳しい
  • 家を購入するなど大きな支出がある
  • 定期保険の更新

以下で詳しく解説していきます。

家族の人数が変化する

家族の人数が変化するタイミングはまさに保険の見直しのタイミングとしては最適といえます。

冒頭でもお伝えしたように生命保険の加入目的の多くは、亡くなった場合の家族に対する金銭面的な保障です。

家族の人数が増えればその分必要な保障も生活費も増えますから、契約自体を見直す必要があるのです。

また子供が生まれると学資保険への加入を検討される方も中にはいるでしょう。

世帯全体の保険料支出も増えるため、生命保険の支出も一度見直して適正な保障になっているか見直す必要があるのです。

子供が独立する

子供が大学や専門学校を卒業後に就職し、親元を離れて独立した際も保険の見直しのベストタイミングです。

子供が独立するとその分の生活費が浮きますし保障しなければならない生活が1人分浮くことになります。

また子供が独立してからは、夫婦2人分の生活保障について考えなければなりません。

子供が独立するタイミングは定年も近くなりますし健康不安も出てくるタイミングですから、家計の状況によっては見直しが必要になるのです。

転職・独立など公的保険が変化する

万が一時の保障は公的保険からも受けることができます。

転職することで今までの会社の健康保険組合にはあった上乗せの給付がなくなったり、会社員を辞めて厚生年金の加入者で無くなると遺族年金などの公的保険が大きく変わったりします。

保険証券があるわけではないので一見目に見えにくいものですが、転職や独立には必ず公的保険の変更を確認し、必要に応じて民間の保険の見直しも行いましょう。

定年を迎えて仕事をリタイアした

定年を迎えて仕事をリタイアした場合も、保険の見直しのベストタイミングといえるでしょう。

年齢が高くなればなるほど生命保険が保障する死亡リスクは高くなっていきますから、当然保険料も高くなっていきます。

定年を迎えるとこれまでと同じ収入とはいかずに、年金生活にシフトアップすることも予想されます。

また年齢によっては年金が受け取れるまでの期間が長いこともありますから、その期間の支出を抑える必要も出てくるでしょう。

保険料支払いが厳しい

給料の減額や病気などの理由で安定的な収入が見込めず、保険料支払いが厳しい場合も生命保険を見直すことを検討してみて下さい。

冒頭でも紹介したように保険には不必要な保障が含まれていることもあります。

生命保険では保障を追加すればするほど保障が手厚くなっていきますから、保険料も当然高くなっていきます。

また同じ保障でも掛け捨てではなく積み立てタイプは保険料が高くなります。

保障が必要なら掛け捨てを選ぶことも検討しましょう。

無駄な支出を減らすことで保険料支払いを抑えることも可能です。

家を購入するなど大きな支出がある

マイホームの購入は人生の中でも特に大きな支出になります。

大きな支出があるため一度家計を見直す目的で、無駄な保障がないかをチェックする必要もあります。

またこのタイミングでは生命保険だけではなく、その他の保険に付いても保障を見直す必要があるでしょう。

定期保険の更新

生命保険の定期保険は、保険の加入期間が定められている保険です。

加入期間の満期が来ると、保険契約を継続するか他の保険に切り替えるかを選択することに。

継続するためには更新が必要ですが、更新するたびに年齢に応じた保険料に切り替えられていくので、同じ保障内容で切り替えようとすると保険料が高額になることもあります。

更新のタイミングで保障を見直すことで、同じ年齢でも必要な保障に抑えて保険料を節約できる可能性があります。

生命保険の見直しで注目すべきポイント5つ

生命保険の見直しをする際に注目すべきポイントは以下の5つです。

  • 保険料が支払い続けられるか
  • 今後想定されるリスクに対応できるか
  • 保険の更新時期
  • 保険の契約者・加入者・受取人
  • 解約返戻金でどれだけ返ってくるか

以下で詳しく解説していきます。

保険料が支払い続けられるか

現時点での保険料を確認して、今後も同じ金額で保険料を支払い続けていけるかを確認しましょう。

たとえは現時点で子供が小学生であまりお金がかからない時期であっても、中学校高校に進学すれば塾代などで支出がさらに増えることになります。

直近だけで考えずに、将来の支出も考慮して保険料が支払い続けられるのかを検討してください。

今後想定されるリスクに対応できるか

現在加入している保険の保障内容を確認して、今後想定されるリスクに対応できるかを確認しておきましょう。

保険契約から時間がたっていると、必要な保障にそぐわないこともあります。

特に一番保障が必要な時期に保障が足りていないと、万一保険金を受け取る事態になった場合に家族に対して十分なお金を残せないこともあるでしょう。

長期的に見て現在加入している保障内容で、今後想定されるリスクに対応できるかを確認していきましょう。

保険の更新時期

定期保険に加入されている方は、保険の更新時期がいつに設定されているかを確認しましょう。

上述したように更新のタイミングで保険料が上がっていくシステムになっていますので、支出が多いタイミングに更新期間がかぶらないかを確認しておきましょう。

保険の契約者・加入者・受取人

契約している生命保険の契約者と加入者、受取人は適切な人物に設定されているかを確認しましょう。

契約の際には、契約者・加入者・受取人の3人を設定するのですが、人によっては3人すべてが異なる人物に設定されていることもあります。

例えば結婚前に生命保険に加入して、契約者と加入者を自分に設定しているものの受取人を母親に設定していたとしましょう。

結婚後に受取人の変更をしないまま保険適用になる事案が発生してしまった場合、保険金を受け取るのは家族ではなく、家計を別にしている母親になってしまいます。

見直しの際には保険契約に関連している人物をすべて洗い出して、適切な人物にそれぞれ設定されているかを確認するようにしましょう。

解約返戻金でどれだけ戻ってくるか

貯蓄性の高い生命保険で仮に解約した場合、解約返戻金でどの程度戻ってくるかを確認しましょう。

生命保険に加入している人の中には、終身保険を活用して貯蓄を行っている方もいることでしょう。

見直しのタイミングで現在の解約返戻金がどれだけ溜まっているのかを確認しましょう。

解約返戻金が一定金額溜まっていないと、支払った保険料と受け取れる返戻金の金額に差が生まれて元本割れを引き起こしてしまうこともあります。

損をしないためにも要チェックです。

生命保険の見直しで注意すべき5つのポイント

生命保険の見直しでは、以下の5つのポイントに注意する必要があります。

  • 安易に保険を解約しない
  • 保険の契約転換を進められてもよく検討する
  • 社会保険などの公的制度もよく確認しておく
  • どのくらいの保障が必要か自分でも検討する
  • 一人だけで保険の見直しを進めない

以下で詳しく解説していきます。

安易に保険を解約しない

保険の見直しをするからといって、安易に解約して保険を切り替えないようにしましょう。

上記で挙げた解約返戻金の元本割れを起こすリスクもありますし、次に加入する保険契約を用意しないままにしてしまうと、無保険期間が生じて保障が受けられない期間が生まれてしまうのです。

無保険期間が生じてしまうと、万一その期間に保険の保障対象に含まれる事案が発生してしまった場合に保険金が下りなくなってしまいます。

見直す=解約して保険を切り替えるわけではないことを覚えておきましょう。

保険の契約転換をすすめられてもよく検討する

保険の見直しの際には、保険会社から契約転換を進められることもあります。

保険の契約転換とは、現在加入している保険の解約返戻金を活用して他の保険に加入することです。

転換の際には前契約と同じ保険会社を選択する必要があるほか、返戻金を活用するがために加入を継続していれば受け取れた返戻金が受け取れないこともあります。

保険会社の人に提案されても、すべてが正しいと考えるのではなく転換することで得られるメリットがあるのかをよく検討しましょう。

社会保険などの公的制度もよく確認しておく

生命保険の保障内容だけではなく、社会保険などの公的制度も活用できるかを確認しておくことも重要です。

生命保険では確かに家族に対してお金を残せる保険ではありますが、社会保険制度の中にも遺族年金などが用意されています。

また高度障害状態に陥った場合でも、医療費の助成制度や高額療養費制度、障害年金も完備されていますので、一定金額は公的補助が受けられるシステムになっています。

生命保険と聞くと必要以上に保障を追加してしまいがちですが、効率よく公的保障も活用して、保険料を可能な限り削減できるようにしていきましょう。

どのくらいの保障が必要か自分でも検討する

保険は家族に万が一のことがあったときの経済的損失に備えるものです。

万が一のことがあったときに、残された家族にどのくらいのお金が必要かは他人にはわかりません。

同じ家族構成、年齢であったとしても公的保険も生活サイズもそれぞれです。
公的な保障を受けたうえで、残された家族が稼ぐことのできる収入や、すでにある貯金などの財産、亡くなったことで減る支出(団体信用生命保険のかかっている住宅ローンなど)も考慮したうえで、どのくらいの保険が必要になるか大まかにでも想定してみましょう。

保険加入ありきではなく、民間の保険で補う必要がある金額はいくらなのかを先に考えることが大切です。

一人だけで保険の見直しを進めない

保険の見直しをする際に陥りがちなのが、自分一人で作業を進めてしまう点です。

一人だけで保険の見直し作業を進めてしまうと、家族の意見を取り入れていないがために保障の見落としがあるかもしれません。

また保険の保障を自分で逐一確認することになるので、時間も手間もかかることになります。

保険の見直しをする際には、家族としっかり相談することはもちろんのこと、保険知識を持ち合わせている専門のスタッフに相談してみることも検討してみてください。

生命保険の見直しをするなら保険相談窓口を活用しよう

生命保険の見直しを検討されているのであれば、無料の保険相談窓口を活用してみてください。

相談料はもちろん無料で、保険の相談から条件に応じた適切な保険の提案までを行ってくれます。

保険相談を担当するスタッフは保険に関する知識を多く保有しているほか、FP 資格を保有している方も中にはいます。

民間保険は、誰もが加入している公的保険の上乗せですから、公的保険についても良く説明を受けましょう。

以下で当サイトがおすすめする保険相談窓口を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

保険市場

相談料 無料
取扱保険会社数 84社
相談できる保険の種類 生命保険・医療保険・がん保険・女性保険・学資保険・個人年金保険・介護保険・自動車/バイク保険・自転車保険・火災保険・傷害保険・ゴルフ保険・ペット保険・レジャー保険
対応エリア 全国
相談担当者 生損保・FP資格を保有する保険のプロ
運営企業 株式会社アドバンスクリエイト

保険市場は国内でも特に多くの取扱保険会社数を誇る、無料保険相談窓口です。

公式サイト上で保険料をチェックできる機能もありますので、事前に確認してから保険相談を進めることも可能。

保険相談を行う場合は全国各地にある提携店の他、直営のきれいなオフィスで対面して相談を進められます。

オンライン相談にも対応しているので、感染症が気になる方でも安心して相談に挑めます。

以下の記事で保険市場の口コミや評判について紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

保険見直し本舗

相談料 無料
取扱保険会社数 45社
相談できる保険の種類 生命保険・損害保険・少額短期生命保険
対応エリア 全国
相談担当者  FP資格など生保関連の資格保持者
運営企業 株式会社保険見直し本舗

保険見直し本舗は全国に店舗を展開している無料の保険相談窓口です。

40社以上の保険会社の中から適切な保険を提案してもらえるだけではなく、相談を元にライフプランをオーダーメイドで作成してもらうことも可能です。

店舗も直営店が多いので、安定したサービスが享受できます。

以下の記事で保険見直し本舗の口コミ&評判について解説していますので、ぜひ参考にしてください。

生命保険を見直して必要な保障を確保しながら保険へ加入しよう

いかがでしたか?

生命保険は万一の場合の死亡リスクに備える保険ですが、保険金の高さゆえに保険料も高くなりがちです。

加入している保険をそれぞれのタイミングに応じて見直しすることで、保障内容の無駄を省いて保険料を節約できるかもしれません。

ただし見直しをしたからといって保険を解約して安易に切り替えてしまうと、返戻金で損をしてしまったり新規で保険に加入できないリスクもあります。

またすすめられたからといって、保険契約を転換してしまうと頭金として解約返戻金が用いられることもあるため、注意が必要です。

保険の見直しで迷っている場合は、保険に関するプロが在籍している無料の保険相談窓口を活用してみるのも一つの手です。

記事下部で紹介したサービスの利用も検討しながら、生命保険の無駄をなくして節約に役立てていきましょう。

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