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SEO内部対策とは?外部施策の違いや本当に効果があるのか解説

SEOとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンからの評価を上げるための最適化のことです。

SEOがうまくいけば検索上位に表示されます。

内部対策と外部対策の2種類があることは、SEOの基本知識として覚えておきましょう。

今回はSEO内部対策について、チェックしたいポイントをまとめました。

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SEO内部対策とは

SEO内部対策とは

SEO内部対策とは、Webに公開しているページの検索ランキングを高めるために検索エンジンに正しく評価させる方法です。

具体的に言うと検索エンジンにスピーディーにクロールされ、インデックスを正確にしてもらえばSEO内部対策は成功です。

SEO内部対策は高く評価してもらえるように、検索エンジンフレンドリーにしなくてはなりません。

簡単に言うと、検索エンジンに対して分かりやすいページ作りが重要です。

検索ランキングが決まる流れは以下の通りです。

  1. 検索エンジンのクローラーがWebページの情報を読み取る
  2. クロールしたWebページがインデックスされる
  3. 検索アルゴリズムをもとに、検索キーワードと関連性の高いインデックスしたページをランキング表示する

SEOの内部対策と外部対策の違い

SEOは内部対策と外部対策に分かれています。

それぞれの特徴をまとめました。

  • SEO内部対策…検索エンジンにWebページやサイトを正確に理解してもらい、評価されやすくする
  • SEO外部対策…ページ評価を高めるために外部サイトの被リンクを獲得する

それぞれ具体的な最適化対策は異なりますが、どちらもSEOです。

SEO内部対策と外部対策を行うことで、ウェブページをランキング上位に表示できるでしょう。

インデックスに関するSEO内部対策

検索エンジンのインデックスは、クロールされたWebページの評価に関わります。

SEO内部対策はモバイルページに対してもきちんと行いましょう。

Googleは多くのサイトでモバイルサイトをインデックス対象とし、モバイルファーストインデックス(MFI)で判断しています。

ページタイトルにキーワードを含める

ページタイトルは、SEO内部対策で重要な要素です。

SEO内部対策のポイントをチェックしてください。

  • 対策キーワードをタイトルに必ず含める
  • キーワードや伝えたい内容はタイトル前半に入れる
  • タイトルの文字数は全角30字以内が基本
  • サイトと比べてより魅力的なタイトルをつける
  • タイトルでは具体的に事実やターゲットを表す

検索結果に並ぶタイトルを見て、ユーザーはクリックするか決めます。

ユーザーの問題解決につながるようなタイトルをつけましょう。

見出しタグにもキーワードを含め、見出しタグ全体でSEO

見出しタグにもキーワードを含めて、テーマやトピックを評価してもらいましょう。

キーワードや関連用語を入れておけば、見出しタグをもとにサイトのテーマの強調が可能です。

見出しタグの内部対策ポイントは以下の通りです。

  • 見出しタグに対策キーワードや関連語句を含める
  • 見出しタグ文章構造の流れを整える

文書の構造を守って、見出しタグをつけてください。

メタディスクリプション(metadescription)によるSEO

クローラーがページ内容を判断するためにも、メタディスクリプション(metadescription)を最適化しましょう。

メタディスクリプション(metadescription)は検索結果ページの内容がどのようなものか、シンプルに伝える役割があります。

metadescriptionのSEO内部対策ポイントをまとめました。

  • ページの内容を120字以下にまとめ、文章中にはタイトルを入れる
  • 競合サイトと比較してより分かりやすくすることでクリック率を高める

デバイス別の検索結果プレビュー

W3Cのガイドラインを参考にした正しいコーディング

HTMLタグを使ったコーディングは、検索エンジンに理解してもらえるように正確に行いましょう。

W3C(WorldWideWebConsortium)は、Web技術の標準化を進める団体のことです。

W3Cのガイドラインどおりに、正しいコーディングを行ってください

目的と違ったHTMLタグの使い方をしてしまうと、インデックスに悪影響があります。

W3CのValidatorで、コーディングのガイドラインがチェックできます。

参考:W3C Markup Validation Service
https://validator.w3.org/

ページの評価分散を改善

同じキーワードに対する評価が複数のページに分散していないか確認しましょう。

いわゆる評価分散が起こると、順位を伸ばせません。

検索エンジンが内容を見直して区別できるようにSEO内部対策をしてください。

GoogleはWebサイトのコンテンツ類似や、重複コンテンツを嫌います。

インデックスページの重複をなくすURL正規化

異なるURLで同じコンテンツがインデックスされてしまうと、順位に悪影響があります。

評価が分散してページの順位が下がってしまうでしょう。

URLが異なるページは、同じコンテンツでも別のページと判断されます。

重複インデックスを避けるためにcanonicalタグを利用しましょう。

以下の通りSEO内部対策を行い、URLを統一させることをURLの正規化といいます。

  • ページのheadタグ内に、canonicalタグを記述
  • タイトル・metadescriptionの重複をなくす

別ページと検索エンジンから判断されやすいURLの例は以下の通りです

  • URLが末尾の/(スラッシュ)のあり・なし
  • URL末尾のパラメータのあり・なし
  • index.htmlのあり・なし
  • www(サブドメイン)のあり・なし

URL正規化の記述例

要素をheadタグ内に記述する方法は以下の通りです。

<linkrel=”canonical”href=”URL”>

canonical指定したURLをインデックスするように検索エンジンに伝えましょう。

万が一、URLの表記間違いがあってもインデックスへの悪い影響が避けられます。

構造化データをページに設定

専用のコードを使って記述するWebページの情報を構造化データといいます。

構造化データをWebページに設置しましょう。JSON-LDで、scheme.orgが定義するボキャブラリを使った記述がGoogleでは推奨されています。

構造化データの設置は、ページの内容をより正確に把握してもらうための重要な内部SEO対策です。

検索クエリによってはリッチスニペットが表示され、クリック率(CTR)の向上が期待できますね。

構造化データはリッチリザルトテストで確認できる

構造化データはリッチリザルトテストで確認できる

構造化データの実装をチェックするためには、Googleが提供するリッチリザルトテストを活用します。

検索結果に表示されやすくなるだけでなく、クローラーが正確な情報を把握しやすくなるでしょう。

参考:Google リッチリザルトテスト

画像にはalt属性を記述

画像(imgタグ)には、alt属性を記述しましょう。

画像の代替テキストであるalt属性をきちんと設定することで、テーマや話題との関連性を強くできます。

ユーザビリティ向上のためには、画像の意味を伝えるキャプションタグの活用もおすすめです。

画像のSEO内部対策には以下のポイントがあります。

  • オリジナル性の高い良質な画像を設定する
  • 画像にはalt属性を記述し説明を加える
  • 画像サイズのwidth/heiht属性を記述を忘れずに行う
  • figureタグで画像を表現する場合はキャプション(figcaptionタグ)も設定する

クローラーに巡回されやすいサイトにするSEO内部対策

Webページを作っても、検索エンジンからインデックスされなければランキングには入りません。

内部SEO対策を行い、クローラーに巡回されやすいサイトにしましょう。

クロール頻度を上げる(クローラビリティを促進)することで検索結果に良い影響があります。

XMLサイトマップ(sitemap.xml)を設置

サイトマップを設置することでウェブサイト全体のページ構成が伝えられます。

URLをクローラーが見つける手助けになるので、XMLサイトマップ(sitemap.xml)の設置は必須と考えてください。

サイトマップには以下の拡張機能もあります。

  • 画像サイトマップ
  • 動画サイトマップ
  • ニュースサイトマップ

サイトにあったサイトマップを作成し、検索エンジンに特性を伝えてください。

GoogleSearchConsoleからサイトマップ情報を送信し、クローラーに知らせましょう。

GoogleSearchConsoleからのサイトマップの送信方法

最新のサイトマップをGoogleに通知しましょう。

GoogleSearchConsole「サイトマップ」から設置したXMLサイトマップのURLを送信します。

クロール頻度の高いページにリンクを設置

検索結果の高いトップページやカテゴリのトップは、クロールの頻度が高くなります。

さらにリンクを設置すれば、クロールの巡回頻度は上げられるでしょう。

  • TOP・カテゴリトップページからリンクを貼る
  • 上位表示されている関連ページからリンクを貼る

ただし、上位表示されている関連ページでも、クエリからずれているリンクは逆効果になるので注意しましょう。

サイトの更新頻度を上げる

最新の情報を常に発信しているサイトにすることで、検索上位が狙えます。

情報更新がひんぱんなページは、クロール頻度が高くなるでしょう。

リライトやメンテナンスなどを定期的に行い、最新情報にアップデートしてください。

記事のリライトは即効性があり、SEO内部対策として高い効果が期待できます。

GoogleSearchConsoleからのクロールリクエスト

コンテンツ公開やページのリライト、メンテナンスを行った際はGoogleSearchConsoleからクロールリクエストをしてください。

「URL検査ツール」からクロールリクエストをすれば、期間を短くできます。

ページにパンくずリストを設置

ページにパンくずリストを設置すれば、Webページがサイト全体の中でどのディレクトリにあるのか伝えられます。

クローラーにとっても、ディレクトリ構造を理解しやすくなる重要な要素です。

ユーザビリティ・クローラビリティどちらにとっても、パンくずリストは設置が必須といえます。

内部リンクを最適化

内部リンクは以下の方法で最適化できます。

  • 関連性の高いページへリンクする
  • リンクテキストは定型化しない
  • クーラーがリンク元ページに戻れるように相互リンクを設定する
  • アンカーテキスト(aタグ)でリンク設定し、キーワードやページ内容を記載

コンテンツに関わるページのSEO内部対策は、クローラビリティの向上におすすめです。

情報閲覧がしやすくもなるので、ユーザーにとっても良い影響があるでしょう。

リンク切れをチェック

ページの削除やURL変更をした場合は、必ず既存ページの内部リンクをチェックしましょう。

リンク切れはユーザビリティ、クローラビリティに対して悪影響があります。

ページを削除したりURLを変更した場合は十分に注意してください。

無料のリンクオンラインチェックツールを使えば、ドメインを入力するだけでリンクの不備がチェックできます。

検索対象外のページはnoindexにする

HTMLのnoindexタグは、ページを検索エンジンにインデックスさせないように指示します。

検索結果に表示させないコンテンツや重要ではないページは、noindex処理をしましょう。

noindexにすることで評価対象から外れ、サイトの品質が保てます。

noindexは要素内に以下のように記述します。

<metaname=”robots”content=”noindex”/>

noindexページへの内部リンクはnofollowを設定

noindexページへの内部リンクはnofollowを設定しましょう。

nofollow記述はリンクを行うaタグに対し、rel=”nofollow”を追記します。

<ahref=”クロールさせないリンク先URL”rel=”nofollow”>アンカーテキスト

以上の対策をすることで、クロールをほかの重要なページに効率よく誘導できます。

リンク先にページ評価を関連させず、リンクをたどらないことを希望する場合は、nofollowを設定しましょう。

ページエクスペリエンスに関するSEO内部対策

ページエクスペリエンス(PageExperience)は、ユーザー体験の評価基準になる指標です。

以下に気を付けて、ユーザビリティを意識しましょう。

  • サイトの使いやすさや操作性
  • 表示速度などのページスピードの改善
  • レイアウトデザイン

モバイルフレンドリーにする

モバイル端末でのページ操作性やみやすさを整え、モバイルフレンドリーにしておく必要があります。

Googleはモバイルファーストインデックス(MFI)を導入しています。

サイトをレスポンシブデザインで行うことを推奨していることもポイントです。

検索結果はモバイルページでの評価基準が設定されていると考えましょう。

URLがPC用、モバイル用でストレスなく閲覧できるようにSEO内部対策を行ってください。

「GoogleSearchConsole」でURLを検索すると、ページがモバイルフレンドリーか確認できます。

ウェブサイトをSSL化(HTTPS化)

ウェブサイトをSSL化(HTTPS化)することで、サイトが安全に接続、保護されていることを証明できます。

SSL化でブラウザとサーバー間の通信を暗号化しましょう。

個人情報を扱うWebサイトはYMYLカテゴリとして、安全性を保証する必要があります。

ウェブサイトの信頼性(Trustworthiness)と、ユーザーエクスペリエンスを高めるためにもSSL化(HTTPS化)は必須です。

ページスピードを改善

ページの読み込み・表示速度はできるだけ速くなるように、メンテナンスしましょう。

Googleは、CoreWebVitals(コア・ウェブ・バイタル)を2021年9月に評価導入しています。

CoreWebVitals(コアウェブバイタル)とは以下の指標の総称です。

  • LCP…ページ内の最大要素が読み込まれる時間
  • FID…ボタンやリンクリックが応答するまでの時間
  • CLS…ページ内のレイアウトの崩れの数

Googleの表示速度測定ツール「PageSpeedInsights」で、ページスピード(コアウェブバイタル)の測定が可能です。

参考:Google PageSpeed Insights

SEO内部対策の費用はいくら?

内部SEO対策の費用目安は、プロジェクト単位で約10万円〜100万円ほどです。

月額プランなら10万〜30万円が一般的といえるでしょう。

ただし、SEOにかかる費用は会社や範囲によって変動します。

複数のサービスを比較し、ベストなSEO内部対策を探してください。

SEO内部対策をして検索上位表示を狙おう

SEO内部対策は、幅広い範囲の対応が必要です。

ユーザーの問題解決につながる情報は、検索エンジンから高評価されやすいでしょう。

ただし、コンテンツや記事の質が良くてもSEOをしないと上位に表示されません。

SEO内部対策を徹底し、検索エンジン上位表示を狙ってください。

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