転職コラム

50代が仕事辞めたいと感じる理由・対処法は?疲れたら辞めても何とかなる?責任が少ないおすすめの転職先も紹介

50代仕事辞めたい・疲れたときの対処法:アイキャッチ画像

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50代が仕事辞めたいと感じる理由・対処法
  • 50代が仕事を辞めたいと感じる理由は、人間関係や体力の衰えなど。
  • 女性は更年期障害による辛さ、男性は管理職のストレスも、仕事を辞めたいと感じる原因。
  • 50代で仕事を辞める人は少なく、年収が下がるリスクもあるが、セカンドライフを始めたり責任が少ない仕事に転職したりする選択肢もある。

この記事では、50代が「仕事に疲れた」「仕事を辞めたい」と感じる理由や、辞めたいと思ったときの対処法、50代で仕事を辞めたとしても何とかなるのか、などの内容を解説します。

50代の労働者は、仕事や職業生活において強い不安・悩み・ストレスを感じる人の割合が高い傾向にあります。

厚生労働省の「令和5年 労働安全衛生調査(実態調査)」によると、現在の仕事や職業生活に関して、「強いストレスを感じる」と回答した50代労働者の割合は、86.2%です。

これは全年齢階級の中でも高い水準にあります。

しかし50代で仕事を辞めたとしても何とかなるのか、辞めずに続けるべきなのか、判断に迷うところでしょう。

本記事では、50代におすすめのペースダウンして働ける責任が少ない仕事も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 仕事を辞めたいと感じる50代の割合
  • 50代が仕事を辞めたい理由
  • 仕事を辞めたいと思う50代におすすめの対処法
  • 50代で仕事を辞めたとしても何とかなるのか
  • 仕事を辞めたい50代におすすめの責任のない職種
Contents
  1. 50代で仕事を辞めた人は少なくない
  2. 50代が仕事を辞めたい理由
  3. 50代女性が仕事を辞めたい理由
  4. 50代男性が仕事を辞めたい理由
  5. 仕事を辞めたいと思う50代におすすめの対処法
  6. 仕事を辞めたい50代が注意すべきこと
  7. 仕事を辞めたい50代が転職を成功させるコツ
  8. 仕事を辞めたい50代におすすめの責任のない職種
  9. 仕事辞めたい50代におすすめの転職サイト・エージェント
  10. 仕事辞めたい・疲れたと感じる50代は転職エージェントに相談するのもおすすめ

50代で仕事を辞めた人は少なくない

年代別,仕事にストレスを感じている人の割合※出典:株式会社ロイヤリティ マーケティング「仕事でのストレスに関する調査」(実施期間:2024年4月8日~4月11日)

株式会社ロイヤリティマーケティングの調査によると、仕事でストレスを感じていると回答した50代の割合は、約7割です。

50代は仕事に疲れている人が多い
  • ストレスを感じている労働者全体の66.8%が、仕事でストレスを感じている。「とてもストレスを感じる」が18.1%、「ややストレスを感じる」が48.7%。
  • 年代が上がるほど、「2年以上前」から続く長期的なストレスを感じている割合が高い傾向にある。50代もこの傾向に含まれている。ストレスを感じていても、年齢が上がると、簡単に辞められない現実がうかがえる。

仕事でストレスを感じ、「辞めたい」と思うのは自然なことですが、実際に仕事を辞めた50代はどのくらい居るのでしょうか。

ここでは、実際に仕事を辞めた50代の割合について解説します。

50代の離職率は約10%

厚生労働省の「e-Stat 政府統計の総合窓口」によると、令和5年の50代の離職率は、50代前半で9.1%、50代後半で10.0%です。

年齢 離職率
50〜54歳 9.1%
55〜59歳 10.0%

仕事を辞めた50代女性の割合は約11%

厚生労働省の「e-Stat 政府統計の総合窓口」によると、令和5年の50代女性の離職率は、以下のとおりです。

年齢 離職率
50〜54歳 11.8%
55〜59歳 11.3%

調査結果から50代女性の離職率は、約11%であることがわかります

50代女性は、体力面での変化や定年後の不安などから、「自分に合う働き方を見つけたい」「待遇の良い会社で働きたい」など、転職を考える人は少なくありません。

仕事を辞めた50代男性の割合は約6~8%

厚生労働省の「e-Stat 政府統計の総合窓口」によると、令和5年の50代女性の離職率は、以下のとおりです。

年齢 離職率
50〜54歳 6.8%
55〜59歳 8.9%

調査結果から仕事を辞めたい50代男性の割合は50〜54歳で6.8%、55〜59歳で8.9%となっています。

50代男性は、体力的な変化や親の介護などライフスタイルに変化がある人が少なくありません。

女性と比較すると離職率は低くなりますが、無理なく働ける環境や将来性のある企業で働きたい思いから、転職する人もいます。

50代が仕事を辞めたい理由

50代が仕事を辞めたい理由

50代が仕事を辞めたいと考える理由は、以下のとおりです。

精神的に疲れた

50代が仕事を辞めたいと考える理由として、精神的な疲れが挙げられます。

プレッシャーや責任感の積み重ねにより、頑張ることに限界を感じる人は少なくありません

50代が精神的に疲れる理由
  • 長年積み上げてきた責任と成果への過剰なプレッシャー
  • 部下や上司との板挟みによる心理的ストレス

長年の仕事による疲れだけではなく、上司と部下の板挟み状態によるストレスなどさまざまな理由が精神的に疲れる原因です。

また、親の介護や自身の健康状態などの理由から、仕事に対して不安を抱える人も多いです。

体力的な限界を感じる

不安感の原因の年代別割合

※出典:こころの健康を取り巻く環境とその現状 – 厚生労働省

50代になると、20、30代のときと比較して体力の衰えを感じはじめる人が少なくありません。

厚生労働省の「少子高齢社会等調査検討事業」(2023年)の調査結果によると、50代(50~59歳)において、「体力の衰え」を主な不安感の原因として挙げた人の割合は37.9%です。

以前は苦にならなかった通勤や立ち仕事、残業などもきついと感じることが増えます。

体力的な限界を感じる場面
  • 肩こりや腰痛がひどい
  • 長時間の会議や出張がきつい

特に肉体労働がメインの場合、重たい荷物を運搬する際に腰痛や肩こりなどが起きやすくなる人も多いです。

仕事にやる気が出ない

仕事にやる気が出ない点も、50代が仕事を辞めたくなる理由のひとつです。

50代で仕事にやる気が出ない理由として多いのは、以下のとおりです。

50代が仕事にやる気が出ない理由
  • 仕事にやりがいを感じられない
  • ルーティンワークが多く飽きる
  • 目標が見えづらい
  • 正当な評価を受けられない

50代は業務にも慣れているため、毎日の同じ作業が苦痛になり、モチベーションが上がらない人も多数います。

また、人によっては部長職などの役職もついているため、キャリアの目標が見えづらい点もやる気が出なくなる理由として挙げられるでしょう。

厚生労働省の「少子高齢社会等調査検討事業」(2023年)の調査によると、50~59歳の労働者において、ストレスや不安感が「ある、またはかなりあるが、特に何もしていない」と回答した人の割合は25.2%です。

ストレスや不安を感じつつも、特に対処できていない状態は、仕事へのモチベーション低下と関連する可能性があります。

新しいことを覚えづらくなってきた

年齢を重ねると、新しい業務やツールへの適応が難しくなると感じる人が増えます

学習・キャリアのハードルが上がる背景
  • 記憶力・理解力の低下で吸収に時間がかかる
  • 急激なDX化やシステム刷新で対応が追いつかない

近年はITの進化が早く、次々と新ツール・サービスの普及が進み、どのような業界でも知識のアップデートが必要です。

オンライン会議やチャットツールなど、日常的に変わる仕事の進め方にもついていけず、働くのが難しいと感じている人も多いでしょう。

心が折れた

50代は長年積み重ねてきた努力が評価されなかったときや、信頼していた人間関係が崩れたときなど、精神的ショックの大きい場面が多数あります。

50代の心が折れてしまう原因
  • 責任者を任されることが多くストレスが大きい
  • 年齢的な問題で転職できないと感じている

仕事でも責任者ポジションを任されるケースが多く、プレッシャーが大きくなり、ストレスが大きい時期です。

また、年齢的な問題で現職に不満があっても転職できないと考えてしまい、心が折れてしまう人も少なくありません。

人によって原因はさまざまですが、心が折れたことで仕事を辞めたいと感じる人がいます。

人間関係や待遇の悪さがストレス

職場での人間関係や待遇に対する不満は、50代にとって大きなストレスです。

厚生労働省の「令和5年雇用動向調査結果の概況」によると、50代は以下のように、人間関係と待遇が原因で離職している人が少なくありません

  職場の人間関係が好ましくなかった 労働時間、休日等の労働条件が悪かった
50〜54歳 6.8% 5.1%
55〜59歳 12.9% 6.3%

株式会社ロイヤリティマーケティングの「仕事でのストレスに関する調査」(2024年)によると、50代では「上司や同僚との人間関係」がストレス原因のトップとなっています。※「Pontaリサーチ」調べ

自分の好きなことや介護に時間を使いたい

自分の好きなことや親の介護に時間を割きたいと考える50代は多いです。

50代はライフステージの変化が大きく、仕事だけに時間を注ぐのではなく、場合によっては親の介護もおこなう必要が出てきます。

また、若い頃には達成できなかった目標がある場合などは、ある程度の経済的余裕がある50代で挑戦してみたいと考える人も少なくありません。

50代での転職や離職はリスクがありますが、やりたいことが明確な場合は、思い切って挑戦してみると後悔が残りにくくなるでしょう。

50代になると仕事以外にも時間を使いたくなる
  • 親の介護
  • 身につけた経験・スキルから独立
  • 他にやりたい仕事がある

新しい暮らし方に興味がある

新しい暮らし方に興味を持ち、今の仕事から離れたいと考える50代も少なくありません

定年が近づくと「趣味を楽しみたい」「家族との時間を大事にしたい」など、仕事に対する考え方が変化する人が多いです。

また、地方へ移住してリタイアしたり、在宅勤務中心のライフスタイルへ転換したりする人もいます。

50代が考える新しい暮らし方の例
  • 趣味や家族との時間を大事にする
  • 地方へ移住して在宅勤務中心のライフスタイルに切り替える

ライフスタイルに合わせて地方や在宅ワークを探すなら、国内最大級の求人数があるdodaもおすすめです。

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50代女性が仕事を辞めたい理由

50代女性が仕事を辞めたい理由は、以下のとおりです。

金銭的にパートや専業主婦でもやっていける

世帯収入や子育ての状況を見て、今の仕事を続けなくても生活できると判断する女性は少なくありません

たとえば、子どもの学費が終わり、住宅ローンの返済も見通しが立ち、夫の収入だけで家計が維持できるようになった場合などです。

金銭的に余裕がある場合は、無理に働き続けなくても生活できるため、辞めたいと考える人は多いでしょう。

金銭的に余裕が生まれる状況
  • 若いときから老後資金を計画的に貯金していた
  • 子育てが終わり、夫の収入だけも家計を維持できる

更年期で仕事が辛い

更年期障害の経験率

※出典:NHK更年期と仕事に関する調査2021

更年期による不調が原因で、仕事を続けるのが辛い、辞めたいと感じる女性も珍しくありません。

NHK「更年期と仕事に関する調査2021」によると、50~54歳の女性の52.3%が、現在または過去3年以内に、更年期特有の症状を経験しています。

なお男性も50代では、約1割が更年期症状を経験していました。

さらにこの調査では、症状を現在経験中の女性の有業率と正社員比率が、全体より低いと判明しているほか、更年期症状が原因で、降格・昇進辞退・退職などの雇用劣化が起きたと認識している女性も15.3%います。

更年期症状が原因で雇用劣化が起きた女性のうち、もっとも多かった回答は、「仕事を辞めた」 (9.4%)です。

更年期による不調を抱えながら働くことの辛さがうかがえます。

体調の変化は本人にしかわからず、職場で理解を得られにくいため、精神的にも孤立しやすくなります。

更年期に現れる不調
  • 肩こり・疲労感
  • 頭痛・腰痛
  • 集中力の低下
  • ホットフラッシュ

50代男性が仕事を辞めたい理由

50代男性が仕事を辞めたい理由は、以下のとおりです。

管理職のストレスに耐えられない

管理職のストレス

50代男性は、部長職や課長職などのポジションに就いている人が珍しくありません。

50代で管理職の立場にある人は、上司と部下の板挟みになってしまい、ストレスを感じた結果、「仕事を辞めたい」と思う場合があります。

株式会社mento「ミドルマネージャーの実態調査2024」によると、管理職が感じているストレスの実態は次の通りです。

管理職のストレスの実態
  • 中間管理職(課長、部長、事業部長)の約7割が、マネジメントの負担の大きさを感じている。
  • 中間管理職(課長、部長、事業部長)の6割が孤独を感じ、8割が月に1回以上「燃え尽き」を経験している。

たとえば、売上目標の達成を求められつつ、部下のフォローや離職防止なども対応しなければならないなど、一般職と比較してもプレッシャーは大きいといえるでしょう。

結果が出ても評価されずに、トラブルが発生した場合は責任を取らされるケースも多く、心身ともに疲弊する人は少なくありません。

働き方のシフトチェンジをしたい

50代になると体力的にもきつくなる人が多く、働き方をシフトチェンジするために辞めたいと考えることもあります。

50代が無理なく働ける働き方
  • リモートワークが多めの会社
  • フリーランスとして好きなときに働く
  • パート・派遣社員として働く

たとえば、週に数日だけ働くパートタイム勤務、スキルを活かしたフリーランスなど、現代ではさまざまな働き方があります。

また、親の介護など家庭の状況を見て無理なく働けるような職場に転職したいと考えるケースも少なくありません。

仕事を辞めたいと思う50代におすすめの対処法

仕事を辞めたいと思う50代におすすめの対処法

仕事を辞めたいと思う50代は、焦って辞めるのではなく以下のような対処法を実践してみてください。

誰かに相談する

50代で仕事を辞めたいと感じたら、ひとりで抱え込まずに、誰かに相談することが重要です。

厚生労働省の令和5年の調査によると、50~59歳の労働者のうち、95.5%が仕事や職業生活に関するストレスを相談できる人がいると回答※しています。

50代の仕事のストレスの相談相手
  • 「家族・友人」: 82.1%
  • 「同僚」: 57.0%
  • 「上司」: 50.3%

※参考:厚生労働省令和5年 労働安全衛生調査(実態調査)

気持ちを言語化して伝えれば、本当に辞めたい理由や仕事の何が不満なのかが明確になります。

たとえば、家族や友人、同僚、あるいはキャリアカウンセラーと話すことで、状況を客観的に確認できます。

気持ちが落ち着けば冷静な判断を下せるようになるため、まずは信頼できる人に相談してみましょう

有給・休職などでまとまった休みを取る

辞めたいと感じているときは、心身が疲弊している可能性が高いため、有給・給食などで休暇を取得するのがおすすめです。

数日〜数週間の休暇を取ることで、リフレッシュしつつ、冷静に続けるべきか、辞めるべきかを判断できるようになります。

また、休んでみてあらためて「やっぱり続けたい」「辞めたい気持ちは一時的だった」と気づくこともあります。

有給・休職などでまとまった休みを取るメリット
  • 心と体をリフレッシュできる
  • 気持ちを落ち着け冷静な判断ができるようになる

働き方を変える

働き方を見直すことで、辞めたい気持ちを根本から解消できる可能性があります。

ライフスタイルの変化が多く、体力的にもきつくなる50代は、フルタイムからパートタイムへ、出社勤務からリモート勤務へなど、自分に合った働き方に変更しましょう。

たとえば、通勤がきついと感じている場合は、在宅勤務可能な職場へ転職すれば通勤にかかるストレスを減らせます。

自分の体力やライフスタイルに合わせた働き方を選択し、無理なく働き続けましょう

働き方を変えて得られるメリット
  • 体力的・精神的な負担が軽減される
  • 家庭とのバランスが取りやすくなる

異動や転勤を申し出る

職場環境にストレスを感じている場合は、異動や転勤を申し出ることも有効です。

仕事内容、人間関係、評価制度などが原因で「辞めたい」と感じている場合、環境が変わるだけで気持ちが前向きになるケースがあります。

異動や転勤を検討している場合は、上司に相談し、なぜ異動したいのか気持ちを正直に伝えるようにしましょう。

異動や転勤を申し出るメリット
  • 人間関係や業務内容のストレスから解放される
  • 会社に在籍しながら、新たなキャリアに挑戦できる
  • 環境の変化によってモチベーションが回復できる

副業をしてみる

現状の給与に不満がある場合や老後の生活に心配がある場合は、副業を始めてみると良いでしょう。

副業は給与と別に副収入が得られるほか、業務を通じて新しいスキルをを身につけられるため、キャリアの選択肢を広げられます。

50代におすすめの副業は、以下のとおりです。

50代におすすめの副業
  • Webライティング
  • ブログ運営
  • 投資・株式取引
  • オンライン講師

本業以外に収入源ができると、心にも経済的にも余裕が生まれ、仕事を辞めるべきかどうかも冷静に判断できます

転職する

現職で異動や転勤、副業などもしても働き続けることが難しい場合は、転職を検討しましょう。

50代はマネジメント経験のある人も多く、他企業の責任者ポジションとして採用してもらえるケースも多いです。

転職であれば新しい環境で気持ちを切り替えて再スタートできるため、現職に不満がある場合は一度検討してみてください。

50代が転職するメリット
  • マネジメント経験やスキルが評価される
  • 他企業の責任者ポジションで採用してもらえる可能性がある
  • 現職の悩みを解決できる可能性がある

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早期退職してセカンドライフを始める

早期退職は、勇気ある決断であると同時に、新しい人生をスタートさせる大きなチャンスにもなります。

50代は体力や判断力もまだ十分あるため、セカンドライフを過ごすのにも適したタイミングです。

たとえば、経験や人脈が整っている場合は過去の知見を活かして起業するのもひとつの方法です。

ただし、退職後の資金計画や健康管理が50代でセカンドライフを送る際には重要になります。

勢いで判断せずに、準備を整えたうえで再スタートを切りましょう。

50代がセカンドライフで得られるメリット
  • 心身に無理のない生活ができる
  • 自分の時間や趣味を大切にできる
  • 家族との時間が増え、人生の満足度が高まる

仕事を辞めたい50代が注意すべきこと

仕事を辞めたい50代が注意すべきこと

仕事を辞めたい50代は、以下のことに注意が必要です。

50代の転職難易度は高い

厚生労働省の「令和5年 雇用動向調査結果の概況」によると、各年代の転職入職率は以下のとおりです。

  女性の転職入職率 男性の転職入職率
20〜24歳 16.5% 14.6%
25〜29歳 19.1% 15.6%
30〜34歳 14.2% 10.0%
35〜39歳 12.4% 8.5%
40〜44歳 11.4% 6.3%
45〜49歳 8.9% 5.3%
50〜54歳 9.0% 5.6%
55〜59歳 7.6% 6.6%

調査結果を見ると、年代が上がるにつれて転職入職率は低下しており、50代は前年代の中でも1、2番目の割合となっています。

転職すると現職よりも年収が下がりやすくなるほか、そもそも企業は長く働ける人材を採用する傾向にあるため、50代の転職難易度が高いことが理由として挙げられます。

50代で転職すると年収が下がりやすい

50代で転職すると年収が下がりやすくなる点にも、注意が必要です。

厚生労働省の「令和5年 雇用動向調査結果の概況」によると、令和5年の50代の転職入職者における年収の変動は以下のとおりです。

年齢 増加 変わらない 減少
50〜54歳 34.6% 31.1% 34.0%
55〜59歳 27.7% 37.5% 34.3%

約3割近くの人が転職後に年収が減少しています

転職先次第では年収アップを狙える可能性もあるため、50代で転職する際は入念な準備が必要といえるでしょう。

仕事を辞めたい50代が転職を成功させるコツ

仕事を辞めたい50代が転職を成功させるためには、以下のコツを押さえましょう。

仕事を辞めたい50代が転職を成功させるコツ

家族の了承を得ておく

仕事を辞める前には、必ず家族の了承を得ておくようにしましょう。

収入やライフスタイルの変化は、配偶者や子どもにも影響を与えるため、独断で進めると後々のトラブルにつながります。

50代では子どもが大学に行くなどでお金がかかる場合も多いため、仕事を辞めた後はどのように生活するのかよく話し合うようにしてください。

仕事を辞める前に家族と話し合う必要性
  • 後々のトラブルを避けられる
  • 理解を得られれば、精神的に支えてもらえる

当面は困らない程度の貯金をしておく

退職や転職を考える50代は、少なくとも半年〜1年分の生活費を確保しておくことが重要です。

転職活動の期間が長引く可能性があるほか、再就職後すぐに収入が安定しない場合もあります。

生活費を準備していない状態で辞めると、精神的な不安が増すだけでなく、判断を誤るリスクも高まります。

そのため、50代で仕事を辞めたい場合は計画的に貯金をおこない、退職後に困らないように準備しておきましょう。

仕事を辞める前に貯金するメリット
  • 生活費の不安がなくなり、冷静な判断ができる
  • 転職活動中も焦らず、自分に合う仕事を選べる
  • 独立やリタイアなどの選択肢もある

仕事を辞めたい50代におすすめの責任のない職種

仕事を辞めたい・責任のない仕事をしたい50代は、以下のような職種への転職がおすすめです。

清掃員・ルームメイク

清掃員やホテルのルームメイクは、業務内容が比較的単純で覚えやすく、自分のペースで働ける職種のひとつです。

人と多く接することもなく、精神的なプレッシャーが少ないため、「人間関係に疲れた」「静かに働きたい」と感じている50代に向いています

仕事内容は、オフィスビルや商業施設、宿泊施設などでの清掃・ベッドメイキング・アメニティの補充・備品整理などです。

時間や作業がルーチン化されているため、仕事の全体像を把握しやすく、慣れれば淡々とこなせる業務です。

清掃員・ルームメイクが50代におすすめな理由
  • 人と接する機会が少ない
  • 作業内容が単純で覚えやすい

工場のライン作業員

工場のライン作業は、流れ作業によって決められた工程を繰り返す業務です。

仕事内容は、製品の組み立て・検品・仕分け・梱包などのルーティンワークが多く、業務はマニュアル化されているため、1〜2週間程度で仕事を覚えることができます。

単純作業がメインであるほか、ひとりで黙々と作業をこなすことが多いため、人間関係に疲れた50代におすすめの仕事です。

工場のライン作業員が50代におすすめな理由
  • 業務がマニュアル化されている場合が多く、覚えやすい
  • 人と関わる機会が少ない

ピッキング作業員

ピッキング作業員は、注文書などのリストにしたがって、倉庫内の商品を集める仕事です。

集めた商品は検品後に、適切な資材で梱包し、出荷のための準備をおこないます。

単純作業が中心のため、体力面に不安がなければ50代からでも無理なく始められる仕事として人気があります。

週3日からや早朝・夜勤など、自分のライフスタイルに合わせて働ける点も魅力のひとつです。

ピッキング作業員が50代におすすめな理由
  • ルーティンワークのため覚えやすい
  • 自分のライフスタイルに合わせて働ける

フロント・受付

フロント・受付業務は、オフィスや施設、クリニック、ホテルなどで来客対応や電話応対をおこなう仕事です。

社外の人とコミュニケーションを取る機会が多く、「社内の人との関わりばかりで刺激がない」と感じている50代におすすめです。

丁寧な言葉遣いや落ち着いた対応が求められるため、コミュニケーションスキルの高い50代に向いている仕事といえるでしょう。

フロント・受付が50代におすすめな理由
  • 社外の人とコミュニケーションを取る機会が多い
  • コミュニケーション能力を活かせる

事務

事務職は、パソコンを使った書類作成やデータ入力、電話・来客対応などをおこなう職種です。

仕事内容は、Word・Excelでの書類作成、社内システムへのデータ入力、ファイリング、電話対応などさまざまです。

事務は室内の落ち着いた環境で働けるため、体力に自信がない50代でも長く続けやすい仕事のひとつです。

パソコンスキルやビジネスマナーが身についている人は、事務の仕事に向いています。

事務が50代におすすめな理由
  • 体力的な負担が少ない
  • パソコンスキルやビジネスマナーなどの経験を活かせる
  • 派遣・パート勤務など多様な働き方ができる

コールセンター

コールセンター業務は、電話での顧客対応や問い合わせ応対をおこなう仕事です。

マニュアルに沿って対応できるため、未経験でも始めやすく、年齢問わず採用されやすい職種として注目されています。

シフト制かつデスクワークのため、ライフスタイルに合わせて無理なく働きたい50代におすすめの仕事です。

コールセンターでは顔の見えない人と接する必要があるため、コミュニケーションスキルの高い人に向いています。

コールセンターが50代におすすめな理由
  • コミュニケーションスキルを活かせる
  • 特別な資格不要で未経験でも採用されやすい

タクシー・ハイヤー・バス運転手

運転に自信がある方であれば、タクシーやバスの運転手は50代からでも挑戦しやすい仕事です。

仕事内容は、乗客を目的地まで安全・快適に送迎することが多いです。

事務やコールセンターのように一日中デスクワークが辛いと感じる場合は、タクシーやハイヤー・バス運転手で気分転換しながら働けるでしょう。

未経験歓迎の求人も多く、採用されやすいほか、仕事仲間とかかわる機会が少ない点も大きな特徴です。

タクシー・ハイヤー・バス運転手が50代におすすめな理由
  • 未経験でも採用されやすい
  • 気分転換しながら働ける
  • 仕事仲間とかかわる機会が少ない

管理人

マンションやビルの管理人業務は、業務負担が比較的少なく、50代以降でも続けやすい仕事のひとつです。

体力的にきつい仕事は少なく、住民や利用者への対応、清掃、簡単な設備点検が主な業務内容となります。

単独勤務が多いため、人間関係に悩まされず、自分のペースで働きやすい点が魅力的です。

特別な資格は不要で、未経験でも働けるため、ぜひ管理人の求人も確認してみると良いでしょう。

管理人が50代におすすめな理由
  • 体力的にきつい仕事は少ない
  • 単独勤務で人間関係に悩まされない
  • 自分のペースで働ける

郵便配達・新聞配達

郵便や新聞の配達は、郵便物や新聞を読者や宛先の相手へ配達する仕事です。

郵便配達・新聞配達は早朝勤務や夕方からの勤務などで、一日の時間を有効活用しやすい点が大きな特徴です。

特別な資格不要で働けるほか、メリハリのある健康的な生活習慣が身につきます。

50代で老後も健康的に過ごしたいと考えている人は、郵便配達・新聞配達は魅力的な仕事といえるでしょう。

郵便配達・新聞配達が50代におすすめな理由
  • 一日の時間を有効活用しやすい
  • 健康的な生活習慣が身につく

警備員

警備員は、施設やイベント、工事現場などで安全を守る仕事であり、年齢よりも責任感や冷静な判断力が重視される仕事です。

仕事内容は、施設の巡回や出入管理、事故・火災の防止などです。

勤務先によっては座っての監視業務が中心のケースもあり、体力に自信がなくても働ける現場もあります。

警備員が50代におすすめな理由
  • 年齢よりも責任感・冷静な判断力が重視される
  • 体力に自信がなくても働ける職場がある

交通誘導員

交通誘導員は、工事現場やイベント会場などで車両や歩行者の安全を確保する仕事です。

50歳以上でも多くの人が交通誘導員として働いており、世代や性別に関係なく挑戦できます。

日給も高いケースが多く、短時間で効率よく稼ぎたい50代におすすめです。

日中のみの現場や、週数日の勤務も多く、無理のない働き方が可能です。

交通誘導員が50代におすすめな理由
  • 世代・性別関係なく挑戦しやすい
  • 日給が高く短時間で稼げる

軽作業・組立

軽作業・組立の仕事は、工場や倉庫で製品や部品を仕分けたり、ネジを締めたりといった単純作業を繰り返す業務です。

頭よりも手を動かすことが中心で、覚えることが少なく、未経験でも始めやすいのが特徴です。

多くの現場で作業手順がマニュアル化されており、1つ1つの工程がシンプルなので、年齢に関係なくすぐに慣れるでしょう。

勤務時間の変更も柔軟に対応してもらえる場合も多く、ライフスタイルに合わせて無理なく働きたい50代におすすめです。

軽作業・組立が50代におすすめの理由
  • 単純作業が多く未経験でもはじめやすい
  • 勤務時間の変更を柔軟に対応してもらえる

仕事辞めたい50代におすすめの転職サイト・エージェント

転職サイト・エージェント名 doda LHH
転職エージェント
ビズリーチ
  LHH転職エージェントのロゴ ビズリーチのロゴ
運営する人材紹介会社 パーソルキャリア株式会社 アデコ株式会社 株式会社ビズリーチ
公開求人数 248,245件 10,906件 357,296件
全国対応
未経験
アプリの有無
タイプ エージェント型
転職サイト
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doda

dodaのサービス画像
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 249,245件
非公開求人数 非公開
許可番号 13-ユ-304785
対応エリア 全国
料金 無料
住所 〒106-0041
東京都港区麻布台一丁目3番1号 麻布台ヒルズ 森JPタワー21階

※2025年9月時点の情報です。

dodaの特徴
  • 20万件以上の業界最大級の求人を保有
  • 企業の人事の目線で求人を紹介してもらえる
  • キャリアカウンセリング拠点が13カ所ある

dodaは、20万件以上の求人を保有する業界最大級の転職サービスです。

自分で求人を探せる転職サイトと、プロに相談できるエージェント機能を併用できるため、50代の「じっくり探したい」「相談しながら進めたい」といったニーズに応えています。

非公開求人も多数取り扱っており、50代までの経験を活かせる好条件な企業へ転職したい人におすすめです。

また、キャリアのプロから応募書類の添削から面接対策、企業との条件交渉まできめ細やかに対応してくれます。

そのため、「50代でも本当に転職できるのか不安」と悩んでいる人も、ぜひ利用してみると良いでしょう。

dodaが向いている人の特徴
  • 豊富な求人数から自分に合った企業を探したい
  • 50代で転職できるか不安
  • 過去の経験・スキルを活かせる企業に転職したい

doda
公式サイトはこちら

LHH転職エージェント

LHH転職エージェントのサービス画像
運営会社 アデコ株式会社
公開求人数 10,906件
非公開求人数 非公開
許可番号 13-ユ-010386
対応エリア 東京、大阪、名古屋
料金 無料
住所 〒101-0021
東京都千代田区外神田4丁目14ー1 秋葉原UDX8階

※2025年9月時点の情報です。

LHH転職エージェントの特徴
    • グローバルネットワークによる豊富な求人数
    • 外資系・日経グローバル系企業の求人がある
  • 担当者が企業と求職者の両方を一人で担当する「一気通貫型」

LHH転職エージェントは、世界最大級の人材サービス企業アデコグループが運営する転職サービスです。

グローバル60カ国以上のネットワークを活かし、外資系や日系グローバル企業の求人を豊富に取り扱っています。

担当者が企業と求職者の両方を一貫して対応する「一気通貫型」の体制により、ミスマッチの少ない転職が可能です。

経験や語学力を活かして、ハイクラスな仕事に就きたいと考えている50代におすすめの転職サービスといえるでしょう。

LHH転職エージェントが向いている人の特徴
  • グローバル企業で働きたい人
  • 外資系や英語を使う職場で働きたい人
  • ミスマッチのない転職を実現したい人

ビズリーチ

ビズリーチのサービス画像
運営会社 株式会社ビズリーチ
公開求人数 357,296件
非公開求人数 非公開
許可番号 13-ユ-302647
対応エリア 東京、大阪、名古屋、福岡、静岡、中四国
料金 ・無料
・プレミアムステージ:5,478円 /月
住所 〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2-15-1
渋谷クロスタワー12F

※2025年9月時点の情報です。

ビズリーチの特徴
  • 年収1,000万円以上の求人が4割以上
  • 企業・ヘッドハンターからスカウトが届く
  • クオリティの高い求人が豊富

ビズリーチは、年収1,000万円以上の求人が4割以上を占めるハイクラス向け転職サービスです。

企業やヘッドハンターから直接スカウトが届く仕組みが特徴で、経験・スキルに自信のある50代にとっては、効率的かつ質の高い転職活動が可能です。

経営層やマネジメント層の求人も多く、ハイクラス人材としてキャリアアップしたいと考えている50代におすすめです。

また、掲載求人の質が高く、選考も効率よく進められるため、納得感のある転職を実現しやすいのも魅力です。

ビズリーチが向いている人の特徴
  • 年収アップを目指したい人
  • マネジメント経験を活かしたい人
  • 自分の市場価値を知りたい人

仕事辞めたい・疲れたと感じる50代は転職エージェントに相談するのもおすすめ

50代で「仕事を辞めたい」と感じるのは、決して特別なことではありません。

体力の低下や親の介護などライフスタイルや身体の変化が起きやすい年齢であるため、仕事を辞めたいと考える人も多いでしょう。

しかし、勢いで止めるのではなく、仕事辞めたい・疲れたと感じる50代は転職エージェントに相談するのがおすすめです。

転職エージェントがおすすめな理由
  • 自分では気づけなかった適職や強みに出会える
  • 非公開求人やハイクラス求人の情報を得られる
  • 書類・面接対策を通して、自信を取り戻せる

転職エージェントでは、求人紹介だけでなく、キャリア相談・書類添削・面接対策まで幅広くサポートしてもらえます。

現在抱えている悩みをひとりで抱え込まずに、dodaやLHH転職エージェントといった転職エージェントに相談してみましょう。