転職コラム

年収400万円を稼げる仕事一覧!楽な仕事や女性が活躍中の仕事も紹介

年収400万円稼げる仕事一覧!楽な仕事や女性が活躍中の仕事も紹介

令和5年の調査によると、日本人の平均給与は460万円で、平均より少し低めの年収400万円は現実的に達成可能です。

また、令和元年から令和5年のわずか5年間でも、女性で年収400万円以上の人は23.4%から27.8%と増加傾向にあるのがわかります。(国税庁・令和5年分民間給与実態統計調査)

国税庁・令和5年分民間給与実態統計調査引用:国税庁・令和5年分民間給与実態統計調査

そこで今回は、年収400万円以上を稼げる仕事と、できるだけ楽な仕事や女性活躍中の仕事を紹介します。

年収400万円を稼げる仕事一覧

職種 特徴
営業職 成果報酬やインセンティブで収入アップ可能。未経験者も挑戦できキャリアの幅が広い。
ITエンジニア 技術力次第で年収400万円超えが狙える。需要が高く未経験者も研修充実でチャレンジしやすい。
店長・SV 店舗やスタッフ管理、売上管理など多面的な役割。マネジメント能力が収入に直結。
医療系専門職 資格と専門性で安定収入。社会的需要が高く将来性がある。看護師や検査技師など多様な職種が含まれる。
技能工 国家資格や高度技能により高収入可能。需要安定で実務経験を積むほど年収アップが見込める。
配送ドライバー 物流業界の需要増加で安定収入。夜勤・距離手当等で年収400万円超が可能。プライベートとの両立もしやすい。
ルート営業 既存顧客中心で安定的な関係構築が収入安定に繋がる。長期的に働きやすい環境。
社内SE ITインフラ管理や改善を担当。専門職として安定収入と福利厚生の充実が期待できる。
品質管理 製造や食品業界で製品の品質を守る重要な仕事。専門知識と経験で安定した収入が得られる。

平均年収400万円以上が狙える代表的な仕事には、営業職やITエンジニア、各種リーダー職、医療系専門職、技能工などがあります。

共通する特徴としては、通常勤務でも年収400万円が実現でき、さらに工夫次第ではさらに高収入も狙えることです。

営業職

営業職は、法人営業や個人営業に加え、保険や金融、不動産、自動車、IT機器など幅広い分野で活躍でき、年収400万円以上も達成可能な職種です。

日経転職版によると営業全体の平均は534.4万円で、成績次第で収入を大きく伸ばせるのが特徴です。(日経転職版・営業平均年収

男女別でみると、男性は男性571.2万円、女性386.2万円、女性でも400万円を十分狙えます。

人と接する力や提案力を活かしたい方に向いており、多様なバックグラウンドを持つ人が活躍しています。

ITエンジニア

ITエンジニアは、プログラマー、インフラエンジニア、Web・アプリ開発などに分かれます。

技術レベルに応じて年収も幅広いですが、平均年収は420万円以上となります。(厚生労働省「IT・デジタル人材の労働市場に関する研究調査事業」

IT人材不足が続きスキルや資格次第で収入アップが狙え、プロジェクトマネージャーやシステム開発責任者になればさらに高収入も可能です。

働き方改革の浸透や需要拡大により、女性や未経験からでも比較的チャレンジしやすい職種となっています。

店長・SV

小売や飲食、サービス業界の店長やスーパーバイザー(SV)は、現場マネジメントや売上管理、スタッフ教育など多様なスキルが問われます。

職業情報提供サイトによると、スーパー店長の平均年収は369.4万円。

大手チェーンや成果報酬重視の企業では、管理職手当や業績給などの上乗せがあり、平均年収400万円以上が十分に期待できます。

キャリアアップを目指せば、エリアマネージャーや本部職につながる道も開かれています。

責任が大きい一方、現場経験やリーダーシップが強く評価される職種です。

医療系専門職

医療現場の専門職(看護師、臨床検査技師、診療情報管理士など)は専門資格の取得により、安定した収入を得られます。

実際に、医療関係職種の賞与込みの給与は36.1万円で、年収換算だと433万円となります。(中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会

医療関係職種の賞与込み給与の推移引用:中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会

一定の経験を積むことで年収400万円以上を達成しやすく、専門性の高さと社会的ニーズの増大から長期的に安定したキャリア形成が可能です。

高齢化社会の影響で今後も需要が期待でき、長期雇用を希望する人にもおすすめです。

技能工

技能工は、工場や建設現場、自動車関連・エネルギーインフラなどの分野で働く専門職です。

65歳までを対象とした技能工の平均年収はいずれも400万円を超えており、年々増加傾向にあるのがわかります。(全国建設労働組合総連合

機械オペレーター、メンテナンス、電気・配管工事などの職種で、資格習得や技能向上により安定した収入が期待できます。

特定分野の専門性が高まるほど年収アップが狙え、残業や交代勤務・夜間勤務による手当も含めて400万円以上を実現するケースも多数あります。

女性技能工も近年増えており、「手に職をつけたい」人にも魅力的な選択肢です。

配送ドライバー

配送ドライバーは物流業界の需要増加に伴い、安定した収入を得られる仕事の一つです。

ルート配送ドライバーの平均年収は394.5万円。(厚生労働省・職業情報提供

夜勤手当や距離手当が付く場合もあり、工夫次第で年収400万円を超えることが可能です。

さらに、物流の最前線で働くため多様な経験が積め、将来的には管理職や運行管理への昇進も目指せる職種です。

ルート営業

ルート営業は既存顧客との関係維持を重視し、安定的な取引を継続することが主な仕事内容です。

営業職一般と同様にインセンティブ・歩合の要素を持つことが多いため、固定給+成果報酬で年収400万円を超える可能性が高いです。(日経転職版・営業平均年収

医療機器や食品、商材の販売が多く、顧客との信頼関係を構築することで評価されて収入アップも見込めます。

新規開拓が少ないため、安定した収入とワークライフバランスを両立しやすく、女性でも働きやすい環境で年収400万円を目指せる仕事としておすすめです。

社内SE

社内SEは企業内部のITインフラやシステムの維持改善を担当し、情報セキュリティや業務効率化に不可欠な仕事です。

社内での専門ポジションを担うため、年収700万円以上の安定収入が実現でき、福利厚生の充実した大企業での勤務機会も多いです。(厚生労働省・職業情報提供

激務のSEのなかでも、ITスキルを活かしつつ、ワークライフバランスも取りやすいのが特徴です。

品質管理

品質管理は製造業や食品業界で製品の検査や工程管理を担当し、クオリティ保証の最前線に立つ仕事です。

専門知識の蓄積や経験で年収400万円を狙いやすく、学歴・資格は必要なく、安定的な正社員求人が多いことも魅力です。(厚生労働省・職業情報提供

品質管理検定などの資格習得で年収アップするので、キャリアアップの目標が立てやすいのも魅力と言えるでしょう。

製品の安全性を担保する重要な仕事であり、責任感とスキルが収入に反映される職種です。

年収400万円を稼げる女性が活躍中の仕事一覧

職種 特徴
キャリアアドバイザー 昇給・インセンティブで収入増加可能。女性も多数活躍し、正社員や契約社員が多く安定性が高い。
看護師 夜勤・資格手当などの福利厚生が充実し、安定した高収入。女性が多く、地域や病院規模によって給与幅あり。
経理・総務など管理部門 管理職・主任昇進で年収400万円以上を狙える。女性の割合が多く、職場環境や勤務形態の柔軟性もポイントで、長期キャリア形成に適している。

女性が年収400万円稼げる仕事の特徴は、仕事内容が性別関係ないこと、ライフスタイルで一度離職しても復帰しやすいという特徴があります。

キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザーは、人材と企業の橋渡しを行う専門職であり、年収400万円を目指せる代表的な仕事の一つです。

キャリアアドバイザーの年収は591万円で、将来的にフリーランスで働くことも可能です。(厚生労働省・職業情報提供サイト

女性の活躍も多く、コミュニケーション能力と企画力が求められます。

企業の採用ニーズに応じて最適な人材を提案し、求職者のキャリアプランを支援するため、やりがいも高い職種です。

看護師

看護師は女性が多く活躍する代表的な職種です。

厚生労働省の「2024年度 看護職員の賃金に関する実態調査」によると、役職についていない看護師で平均年収529.9万円となっています。

看護師の役職別年収引用:2024年度 「看護職員の賃金に関する実態調査」 結果

さらに、同調査では看護師の年齢別収入も明示されており、経験年数の増加に伴い収入も増加する傾向があるのがわかります。

出産してからも職場復帰しやすく、女性におすすめの年収400万円以上稼げる仕事の一つと言えるでしょう。

経理や総務などの管理部門

経理や総務など管理部門の職種は、企業内での安定した立場と継続的な昇給が可能なため、年収400万円を獲得しやすい職場環境です。

厚生労働省によると、経理事務で年収509.3万円総務事務で年収513.5万円となっています。(厚生労働省・職業情報提供サイト

事務処理能力に加え、専門的な知識やコミュニケーション力が求められるため、キャリアの積み重ねが直接収入につながります。

女性の活躍も顕著で、働きやすい環境の整備が進んでいることも特徴です。

年収400万を稼ぐ難易度

日本人の平均年収が460万円のことから、年収400万円を稼ぐ難易度は高くありません。(厚生労働省・令和5年版働く女性の実情)

ここでは、実際に年収400万円を稼ぐ人の割合やさらに高い600万円を目指すのは難しいのか、解説します。

年収400万円を稼ぐ人の割合は45.6%

国税庁の調査によると、年収400万円を稼ぐ人の割合は45.6%、性別でみると男性61.8%で女性41.2%となっています。

男性のほうが割合は高いですが、女性でも4割以上が年収400万円以上稼いでいることになります。

つまり、年収400万円は現実的に難しくないことがわかるでしょう。

年収600万円を稼ぐ難易度は高くない

年収600万円となると上位21.1%となりますが、想定より難易度が高くないことがわかります。(国税庁・令和5年分民間給与実態統計調査)

とくに、インセンティブ制度がある営業職、ITエンジニアなどの技術職など、実力次第で高収入が狙える職種を選ぶことが年収600万円への近道になります。

また、営業職やIT業界は慢性的な人手不足のため、未経験でも入社しやすいので年収600万円は十分可能と言えるでしょう。

年収600万円が狙える仕事一覧はこちら

年収400万を転職で目指すときのポイント

平均年収から考えても年収400万円を転職で目指すのは難しくありませんが、ポイントを抑えておくことでスムーズかつ計画的に実現できます。

ハイクラス向けの転職サービスに登録してみる

転職によって前職の賃金に比べて増加した割合は 37.2%と、適切な求人・ポジションにアクセスできれば年収改善のチャンスがあることがわかります。(厚生労働省・令和5年雇用動向調査結果の概況

とくに、ハイクラス向け転職サービスは、年収400万円以上の求人を多数扱い、専門職や管理職の求人が多いのが特徴です。

また、転職エージェントが非公開求人を多く持つことから、より良い条件の転職先が見つかる可能性が高まります。

資格やスキルを身に付けてから転職活動をする

スキルや資格を強化することで、企業からの評価が上がり、賃金上昇につながります。

三菱総合研究所の報告書「スキルと賃金の関係に関する調査」によると、都市部を中心にスキル評価制度を導入する企業が多いとされています。

都市部は地方に比べて転職難易度が高く、スキルや資格がある人材を求めているのです。

実績を作ってから転職活動をする

「実績」は説得力のあるアピール材料で、年収アップにも効果的です。

たとえば、営業であれば売上実績、ITならプロジェクト参画実績、管理職なら改善・目標達成実績などが挙げられます。

転職前後のタスク距離と賃金変化の関係を分析した研究では、転職前後の業務内容(タスク距離)が近いほど、年収アップにつながりやすいことが報告されています。(日本発明振興協会

つまり、実績を積んでから転職活動を始めることが、年収400万円水準を到達する上での安全な土台となると言えるでしょう。

経験を活かせる仕事を選ぶ

経験を活かせる仕事を選べば、年収アップに最も近道になります。

厚労省のキャリアチェンジ政策文書には、「前職で蓄積したスキルや、自己啓発により新たに身につけた専門的なスキルを、自らが納得できる仕事でいかすことが重要である」と明記されています。(厚生労働省・主体的な転職やキャリアチェンジの促進において重要な要因

経験者求人は賃金水準も高く、転職難易度も低いので、スムーズに転職したい人は経験職種や業界を選ぶと良いでしょう。

「交代勤務」や「夜勤」で手当てが狙える仕事に転職する

交代勤務や夜勤は、基本給に加え手当が多くつくため、実労働時間以外の収入を増やせます。

厚生労働省でも夜勤(22時~5時)の時間帯に働いた場合には割増賃金率が設けられており、通常の給料より25%アップさせることが決められています。(厚生労働省公式サイト

つまり、夜勤手当や早出残業手当などの割増賃金を含めた賃金体系のある業界や職種は、一般的に年収400万円を超えやすい傾向があります。

製造業や医療・介護業界、運輸業などが代表で、シフト勤務を活かした収入改善が可能です。

今の仕事を続けながら転職活動をする

安定した収入を確保しつつ転職活動を行うことは、精神的・経済的リスクを軽減します。

とくに、正規から正規への転職はキャリアアップにつながるものが多く、在職中の転職成功率が高いことも示されています。(日本総研

特に年収アップを目指すなら実績やスキル維持が重要です。

並行して求人情報を収集し、適切なタイミングで活動しましょう。

転職エージェントに相談する

転職エージェントに相談することで、自分では見つけにくい求人や条件交渉、スキル適性マッチング支援を受けられます。
実際に、一般的な転職エージェントで扱う求人数の中で年収400万円以上は35.6%となっており、条件を絞ればより精度の高い転職活動が可能です。(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の調査

図表 II-18 求人の平均年収(無期雇用)引用:採用における人材サービスの利用に関するアンケート調査

専門的なサポートを活用することで、自分では交渉しにくい年収条件を引き出したり、適切なポジションを紹介してもらったりできる可能性が高まります。

年収400万を稼ぎたい人におすすめの転職エージェント

転職エージェント 画像 公開求人数 企業例 特徴
doda doda 255,141件(2025年9月時点) メーカー、IT企業、サービス業など多数 求人数が多く、手厚いサポートとスカウト機能。若手~ミドル向け。書類作成・面接対策も充実。
type転職エージェント type転職エージェント 37,047件
(2025年9月時点)
IT・Web系、営業、技術職 首都圏に強み。IT業界求人豊富。親身なサポートとオンライン対応。転職初心者にも使いやすい。
ワークポート ワークポート 123,947件(2025年9月時点) IT企業、ゲーム会社、Webデザイン会社 IT・Web特化。未経験からの転職支援も強い。スピード重視サポート。企業情報や面接対策も充実している。

doda

doda
項目 内容
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 255,141件(2025年9月時点)
企業例 大手IT企業、メーカー、商社
対応エリア 全国+海外
多い職種 ITエンジニア、営業、メーカー技術職
特徴 専属アドバイザーの丁寧なサポート、豊富な非公開求人、顧客満足度高い

dodaは約25万件以上の求人を抱え、幅広い業界・職種から選べるのが強みです。

年収400万円以上に条件を絞っても、25万件以上の豊富な求人があります。

さらに、年間休日120日以上、学歴不問など詳しい条件で絞ることが可能なので自分にぴったりな求人が見つかりやすいです。

スカウトサービスや適正年収診断機能があるので、まだ転職の方向性を決めていない人でも効率良く求人を見つけられます。

type転職エージェント

type転職エージェント
項目 内容
運営会社 キャリアデザインセンター株式会社
公開求人数 37,047件(2025年9月時点)
企業例 ITベンチャー、広告代理店、スタートアップ
対応エリア 首都圏(関東)限定
多い職種 IT、営業、クリエイティブ、企画
特徴 首都圏特化、丁寧なサポート、ベンチャー求人に強い

type転職エージェントは首都圏に強みをもち、東京・神奈川・千葉・埼玉での求人が充実しています。

年収400万円以上の求人は公開求人で1万件以上、非公開求人が2万件以上揃っています。(公式サイト

IT・Web業界の求人に強く、とくに中小~ベンチャー企業に強いのでチャレンジ志向の人にもおすすめです。

転職初心者でも使いやすく、オンライン面談対応で多忙な人も利用しやすい環境を備えています。

ワークポート

ワークポート
項目 内容
運営会社 ワークポート株式会社
公開求人数 123,947件(2025年9月時点)
企業例 IT企業、Web制作会社、ゲーム会社
対応エリア 全国(特に東京・大阪中心)
多い職種 ITエンジニア、クリエイティブ系職種
特徴 IT・Web業界特化、未経験転職にも強い、親身なフォロー

ワークポートはIT・Web業界に特化した転職エージェントで、未経験からのキャリアアップを支援する求人も豊富です。

検索画面では400万円選択がなく500万円からですが、10万件以上の求人数があります。(公式サイト

とくに、年収400万円以上を狙うエンジニアやクリエイターに人気があり、専門知識を持つキャリアアドバイザーが個別にサポートしてくれます。

スピーディな対応が特徴で、短期間での転職成功例も多くあります。

求人票だけではわからない企業情報や面接対策を提供し、質の高い転職支援が魅力です。

年収400万を転職以外で目指す方法

年収400万円は営業職や技術職などの職種に転職することで、現実的に達成可能です。

しかし、転職以外で達成したい人には以下のような方法があります。

管理職を目指す

管理職になることで年収を大きく上げる可能性があります。

厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、令和5年時点での役職別賃金では、役職についていない人の月額平均賃金は約29.1万円、部長では59.6万円という結果が出ています。(厚生労働省・令和5年賃金構造基本統計調査

令和5年賃金構造基本統計調査・役職別引用:令和5年賃金構造基本統計調査・役職別

つまり、「中堅社員 → 係長 → 課長」など職責を増やすキャリアパスを描くことで、年収400万円を超える達成が現実性を帯びてきます。

上司に年収アップの交渉をする

現在の職場での昇給交渉を通じて、転職せずに給与を上げる方法もあります。

交渉に説得力を持たせるためには、業界水準や社内評価制度、公的統計データを根拠として用いるのが効果的です。

例えば、政府統計「賃金構造基本統計調査」は、産業・年齢・勤続年数別・職種別賃金水準を公開しており、自分の職種・業界が「現在の給与より市場水準でどれくらいか」を示すことができます。

年収アップ交渉の成功率を上げるなら、期末や人事異動時期など交渉のタイミングを選んだり、実績・成果を数値で示すことも重要な戦略です。

資格手当をもらう

資格制度を整えている企業や業界では、保有資格に対する「資格手当」が給与に反映されるケースがあります。

とくに、専門性が高い業務や法的資格を要する「医療、福祉、技術系など」は、昇給要素として設定されていることがあります。

また、現在就業していない人は「教育訓練給付金」を使って資格を取得すれば費用の一部を支給してもらえるので、費用を抑えて学ぶことも可能です。

副業する

転職せずに年収を増やす最も直接的な方法のひとつが「副業」です。

厚生労働省の「副業・兼業の現状」によれば、男性では月収20万~30万未満、女性では月収5~30万円の所得階層で副業しているケースが多いことが報告されています。

現在はオンラインでも働ける副業が増えており、時間・場所に関係なく働けるのも、副業している人が増えている理由です。

ただし、企業によっては副業禁止にしている場合もあるので、本業の就業規則を確認してからスタートしましょう。

うまくいけば、副業収入で年収400万円突破を補填できる可能性もあるのが魅力です。

年収400万は事務職や未経験OKの仕事でも目指せる

年収400万円は事務職や未経験OKの仕事でも十分に目指せる水準です。

2025年の求人情報を見ても、営業事務や一般事務、OA事務などの事務職で年収400万円以上の求人が多数存在しています。

未経験者も歓迎される求人が多く、第二新卒や新卒者も応募できるため、これから事務職に挑戦する人でもキャリア形成をしながら年収アップを目指せます。

転職で年収400万円以上を目指すなら、転職エージェントの活用が効果的です。

そもそも年収400万円以上の求人が多く、今より年収アップできる大きな味方となるでしょう。